DX(デジタルトランスフォーメーション)について
DX、DXと最近よく言われたり、DXを取り上げた記事が多々ありますが、そもそも何か?何で必要なのか?分からないことが多いと思います。
思いがけずとあるワークショップ等で、昨年このDXについて話をすることになったこともあり、自分自身の備忘録としての意味も含めて、私自身が知っているDXについて、数回にわけて説明できればと考えています。
DXの定義
DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、2018年 経済産業省「デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためのガイドラインでは、以下のような定義とされていました。
ただしこの定義では固くてわかりにくいので、もう少し筆者がわかりやすく定義してみました。
DXとは…
デジタル〇〇が最近たくさんありすぎてわかりにくい。
デジタル〇〇という用語がたくさん出てきていて何だかわからないなという声はよく聞きます。
また今現在世の中で使われている「デジタル・トランスフォーメーション」の定義は厳密には一致しておらず、使い方も人や場面によってまちまちではあるものの、様々な意見をまとめて解釈すると、このような関係性があると筆者は考えています。
DX(デジタルトランスフォーメーション)は単なるデジタル化では?
DX(デジタルトランスフォーメーション)はデジタルが付いているから、今まで言われていたIT化やデジタル化と同じではないのかと思う方が多いと思います。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とデジタル化(IT化の意味も含む)の違いを改めて整理してみると、以下のように言えるかと思います。
紙の書類を廃止し、データ化すること、複数のシステムを連携して効率化すること、RPAを使うこと、AIを使うことはあくまでIT化やデジタル化のレベルです。
DXは単にデジタルツールやソフトウェアを導入する枠ではなく、企業として何がしたいのか(パーパス)を考えて、そのパーパスを達成するために必要な組織や仕組みの改善していくことに他なりません。
DXは手段ではなく、目的に基づいた変革です。ツールやシステムをいれて終わりではないのです。DXはイノベーションと言い換えても差し支えないと筆者は思っています。
まとめ
今回はデジタル〇〇やDX(デジタルトランスフォーメーション)の定義に関してみてきました。
次回はDXがなぜ必要なのかについて説明してみたいと思います。
拝読いただきありがとうございました。
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