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心晴日和

あなたの『人生を変えた』日はいつですか?

先日、こんな本をいただきました。

学校での人間関係がうまく行かずに、いつからか学校に行くことが嫌になってしまった高校生が、病院で偶然出会ったおじいさんの言葉をきっかけに、楽しい生活を取り戻していくお話しです。

本を読んでいて印象的だった部分を抜粋します。


人は毎日、昨日とほぼ同じことをグルグル考えて迷いながら生きているらしい。


私も、昨日と同じことで今も悩んだり、喜んだりしています。だけどそれって少しつまらないような気がします。毎日違うことが起こっているのに、毎日同じようなことを考えていても、その周りの変化に置いて行かれるだけなのではないでしょうか。「面倒だから明日でいいか」と、つい思ってしまうのも原因のひとつで、今日できることだとしたら、今日やり切ってしまうことで、明日また違うことに気が付くことができるのだと感じました。

人間は、自分が探しているものしか見つけることができないんじゃよ

「探す」のはそれが自分に必要なことだから脳が無意識のうちに拾ってくれているのでしょうか。今の私は、自分が関心のあること、かっこいいと思えることを探しています。何を見つけたいのかを決める時は、ポジティブな気持ちになれるものを!

事実は一つ、解釈は無限

この後に、『大切なのは受け取る側がその出来事をどうとらえているかでしかない』という言葉があります。良いことも悪いことも起きる中で、それを「ツイてない」と考えてしまうことが悪いことなのだと気が付きました。

起きてからすぐに「良かった!」と思うにはまだまだ時間がかかりそうです。だけど、言葉にするときはネガティブな言葉を避けて表現したいと思います。そうしていくうちにいつか心から「あの出来事があって良かった」と思えるようになるのでしょうか。

それは今の自分にはわからないけど、未来の自分のために良いことをたくさん見つけられる毎日を過ごしたいです。

起こることすべては、いいことも、悪いことも、過去の自分のしたことが原因なんだよ。

今、私が好きなことをできていて、夢を見ていられるのも、過去の自分が頑張ってくれたから、というとあまりピンとこないけど、過去の自分のちょっとした勇気や言動が今の自分を創ってくれています。

でもそれ以上に、今まで出会った人たちの力が大きく感じます。思いつきで行動してしまうことが多いですが、そのおかげで今まで出会わなかったような人に出会い、知らないことで溢れていることを知りました。
それも含めて今『起こること』が、起こるべくして起こっている。来年どうなっていたいのかを、今日の自分が決めるくらいの想いで過ごせたら、また違う世界が見えてくると思うと、何気ない今日がすごく大事な日に思えてきます。

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