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すべての悩みは反応から生まれる

今回は『反応しない練習』について書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします。


■すべての悩みは反応から生まれる

悩みというのは現象から生まれるものではなく、私たち自身の内側の反応によって生まれます。

例えば、満員電車でイライラする人がいるとします。
満員電車という現象で怒りを生む反応をしています。

 悩みの根本的に解決するにはムダな反応をしないことです。

 

■人の心は判断しすぎる

他人や世の中のことまで何でも「いい・悪い」、「好き・嫌い」で判断してしまいます。

そもそも、世の中の大半は判断しなくてもよいのです。判断しなくても誰も困りません。

人間というのは正しい、悪いを判断するのが気持ちよく、結論が出せたという気がして謎の安心感が発生します。

 

■判断するかどうかの基準

判断する基準は自分にとって役に立つかどうかでよいです。
もっと言えば、真実であり有益であることを判断すればよいです。

例えば、芸能人の不倫や結婚は判断しなくてよいですが、自分の仕事が前に進むような情報に対しては反応します。

 

■もしムダな反応をしてしまったら

3つの対応策を紹介します。

①「あ、判断した」と気づきの言葉を発する

例えば、今日ついてないな、自分はダメな人間などという思いがよぎったら、「あ、判断した」と気づく癖をつけましょう。
特にネガティブな言葉を発した時は幽体離脱したかのように第3者視点で「あ、判断したな」と思うとよい気がします。

②自分は自分と考える

世の中では比べることが多々あります。
もし、これ以上悩みを増やしたくないのであれば、世間の評価は無視して、過去の自分と比べてみるのはいかがでしょうか。

この世の誰もが違う環境、境遇で生きてきて、全く同じ能力の人はないはずです。
そもそも違うのが当たり前なので、自分は自分と考えて、これ以上ムダな判断を減らしましょう。

③紙に書く

例えば、メールの返信が遅く怒りがこみ上げてきたとします。
その際はペンを持って紙に思ったことをなぐり書きしてみてください。
突発な怒りというのは6秒しか持たないそうです。
書いているうちに怒りも弱まるのではないでしょうか。

 また、紙に書くことで、自分の感情(心の状態)を理解することができます。
人がいつまでも悩みを抜けられないのは自分の心が見えていないからだそうです。
心の状態を見ることでムダな反応は抑えられます。

 
今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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