見出し画像

環境を言い訳にしてもいい!?

前書き

今回のnoteの内容で参考になるものを、まず載せます。
特に、「動作学というレンズを通して」は、まだ、理解しきれてはいませんが、参考になっています。

上記のような情報を入手してから、トレーナーの活動内容に幅が出てきました。
トレーニングやリハビリを通じて、アスリートや一般の方のなりたい姿への運動指導を行っていますが、その効果の大きさや早さが改善していると感じます。
このようなアプローチがトレーニングやリハビリに限らず、日常にも好影響を及ぼすのでは?と考え始めています。

*専門的な内容ではなく、あくまでも個人の主観なので、参考程度でお願いします。

動作の成り立ちと指導

人間の動作は、ざっくりまとめると、
1.感覚運動系による感覚運動、感覚入力を行い、
2.脊髄と脳の中枢神経系によって、入力した情報の統合→出力し、
3.末梢神経や筋骨格系による出力が行われます。
☛「入力→統合→出力=動作」になります。

また、「入力(=感覚)」は人間の土台となるものです。
このことからも、重要度は高いのではないでしょうか。


トレーニング、リハビリ、運動を指導する際に、「出力」にアプローチすることは多いと思います。
筋力トレーニングやウエイトトレーニングで、「筋力という出力」を向上させることが、例として挙げられるのではないでしょうか。(ウエイトトレーニング=「出力」にのみトレーニングしているというより、その観点でトレーニングしていることが多いと思います。)

写真提供 フォーム PxHere


トレーニングやリハビリは、評価を行い、出てきた課題や目標に合わせて、アプローチすることが原則です。
ただ、「動作」の成り立ちから考えると、「出力」のみアプローチすることは、より良い内容ではなく、評価次第では「入力」「統合」にもアプローチすべきだと、思います。


私はサッカーを学生時にプレーしていました。
キックやトラップ、ドリブルなどのスキルが「上手くなる」ために、反復練習をしていました。
しかし、スキルの反復練習も「出力」にのみ、アプローチしていたと振り返ると思います。
「入力」や「統合」にアプローチできれば、より上手くなっていたかもしれません。(具体的な方法はわかりませんが。)

環境を言い訳にするな!?

以前、上記のnoteを書きました。
人間はわからないことだらけなので、元々の能力は低いです。
これは決して悪いことではなく、誰しも当てはまることです。
指導する側が専門性を活かしてコーチングできれば、伸び率はより大きくなるのでは?という趣旨です。

よく「環境を言い訳にするな」というワードを耳にすることもあります。
なぜ「環境を言い訳にするな」となるのでしょうか。
「なぜ」の部分や、この文章が言われている背景次第では、かなりのパワーワードになってしまうと思います。
無限の例が考えられるので、ここでは割愛しますが、何でもかんでも「環境を言い訳にするな」はナンセンスだと思います。

<a href="https://jp.freepik.com/free-photo/furious-outraged-caucasian-man-shouts-in-anger-frowns-his-face-keeps-fists-going-to-defend-himself-in-fight-with-criminals-desperate-european-guy-dark-hair-shows-his-power-clenches-fists_8920662.htm">著作者:cookie_studio</a>/出典:Freepik

「入力」による環境つくり

勉強など、個人的にやる気が出ないことがあります。
計画を立てたものの、やる気が出ず、思い通りに進まないこともあります。
人生における何事にも当てはまると思います。
このような現象が起こると、自己嫌悪に陥ってしまいます。
「何で出来ないのだろうか」と悩み、答えが出るわけでもなく、悩み続けてしまい、より自己嫌悪に陥ってしまいます。

理由はともあれ、「やろう!」と決意したことが「ストレス」になってしまっています。
これは、非常にもったいないことだと思います。
「失敗は繰り返さない」「失敗は成功のもと」「失敗を糧に」などのポジティブな言葉も、「なぜ、失敗したか」がわからないと、ストレスになる可能性もあります。
ネガティブなサイクルです。

https://www.pakutaso.com/20140725191post-4340.html

ただ、ある時にこの悩みに対する答えが思い浮かびました。

  • 「入力」が良くない?

  • 「環境」が良くない?

  • やる気という「出力」は、「入力」「環境」が影響している?

  • 「入力や環境」を変えてみよう。

環境を変えるためには、いろいろな場所に行ったり、全く関係のないことをしたり、人生に多様性を出そう!と思いました。
「作業するために、カフェに行く。」というより、「カフェに行く。ついでに作業する。」のように、目的を変えることもしました。
「やる気を無理やり導き出すのではなく、自然とやる気が出るようにする。」ためには、環境などによる「入力」を変えることで、ストレスの低減につながりました。

運動動作に限らず、日常生活動作でも、「入力」の観点を用いることで、適切な方向に進むことができるのではないでしょうか。
「入力」の方法は、無限に存在し、「多様性」を出すことで、飽きが出にくいので、より効果が高まるとも思います。

まとめ

「環境を言い訳にしてもいい」

全てをこのワードで片付けるのは、ナンセンスです。
しかし、「入力→統合→出力」によって、運動動作に限らず、日常生活動作も成り立っていると思います。
このことから、「出力」だけではなく、一番はじめ、土台である「入力」に対してもアプローチすべきです。
環境によって「入力」は大きく変わります。
より良い環境を作ることで、「入力」と「出力」の質が向上し、結果的に何事も上手く進むかもしれません。

非常に抽象的な内容なので、わかりづらいかもしれません。
実際、自分でもnoteを執筆していて、もっといい例はないかなと思いました。
しかし、あまり考えすぎると、ストレスになるので、この辺にしておきます。
所詮、「感覚」のことなので、完璧にすることもナンセンスかもしれません。

似たような内容で、下記コラムが記載されています。

p.s.

来週は修論の中間発表、明日はゼミでその予演です。
中間発表は対面で行われます。
大学院での発表は全てオンラインだったので、対面の発表は緊張します。
卒論の発表もオンラインだったので、大勢の教員の前で発表するのは、何だかんだ初めてです。

また、学生生活も残り半年と僅かなので、学生の特権を使いまくりたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?