8/28 ピーマンの切り方

 丸2日間、クーラーをつけずに過ごしている。じんわりと汗はかくけれど、もう溶けるとまでは思わない。クーラー派から扇風機派に鞍替えした。

 昨日の夜、おなかを下した。おなかの具合は割と調子がよい方なので、ひさしぶりの非常事態に、気力体力を大幅に削られた。その影響が一晩寝ても残っていて、今日は水曜日のレディースデーだし、映画『天気の子』でも観に行こうかな、と思っていたのだけれど、延期して、家でのんびり過ごすことにした。

 体内は、下腹部がそんな具合でぎゅるぎゅるぐるぅおお、と大騒ぎなのに、体外、顔の皮膚はここ最近ではいつになく調子がよくて。なんとなくしっとり。これは、クーラーを切ったことの影響かな、と分析している。ちなみに、おなかを下した原因はさっぱりわからない。

 ここ数か月の間に、ピーマンの切り方を2回変えた。

 以前は、ピーマンを洗ったあと、縦に半分に切ってから中の種とワタの部分を手で取り、それから短冊切りにしたり千切りしたりしていた。この方法は、早くて確実なのだけれど、包丁についた種を取るのがめんどうくさいと思っていた。

 それが、どこぞで「ピーマンはヘタのところをピーマンの中に押し込んで外すと、ヘタと種とワタが一気に取れてらくちん」という豆知識的なのを見て、試してみたら、たしかに包丁いらずで種も散らばることがなく、ラクなような気がしていた。中に押し込んだひとかたまりを、取り出すのが少しだけ面倒くさい、かしら、と。ただ、輪切りにするときはとてもいいやり方だと思った。

 しばらくの間「押し込み法」で過ごしていたら、この前twitterで、ピーマンの可食部分を、縦に削ぐようにして順々に切って(剥いて?)いくと、最後にピーマンの上下と筋と種ワタが残る(りんごを丸かじりしたら、残るのは中央の縦長芯部分、みたいなイメージ)、というピーマンの切り方動画を見つけた。これも、さっそく試してみたら、自分の包丁の扱いが下手なせいで多少の怖さがあるけれど、種ワタの処理という意味では、一番楽だった。

 で、今は最後の方法に落ち着いているわけだけれど、自分の不器用さのせいでいつか手を切ってしまいそうで少し怖くて、押し込み法に戻ろうかなぁ、と思っているところだ。

 料理、自己流でやっていることだらけなので、誰かが調理しているところを一食分でも眺めたら、結構な量の発見がありそうな気がする。親の手伝いとかもきちんとしてたら、料理だってもうちょっと上手だっただろうし、「母の味」的なものもちゃんと覚えていたんだろうな、と思うのだ。今、電話で尋ねても「お砂糖、どばっと、お醤油、たらーり」とか言われる。全然同じ味にならない。

 「ピーマンは丸焼きだと種もワタも食べられるしおいしい」というのを何度か見かけていて、挑戦してみたい気持ちもあるのだけれど、まだちょっと勇気がでないでいる。

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