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社会への復帰

自身の現状

 私は地方銀行の2年目行員です。ですが、2年目になって出社はまだしていません。1年目の終わりが近づいた3月、会社に行けなくなり、適応障害の診断を受け、そこから4ヶ月近くの休職をしています。noteを始めたのもその時期からで、最初の記事から当時のことがわかります。興味がありましたら読んでみてください。4ヶ月近くの休職も終わりに近づき、私は会社を辞めるのではなく、再度銀行に戻る決意をしました。


夢との折り合い

 私には夢があります。コーヒー屋として生活していくことです。休職期間中に再確認したことですが、カフェを開業するだけでは足りません。業として成り立ち、地域に根付き、長くコーヒーと携わりたいと考えています。コーヒー業界の関係者や他業種の方々とたくさんお話をさせていただいて、やはり、飲食業界というのはレッドオーシャンであり、簡単に夢潰える場所であるということが想像できました。ではそんなところに足を踏み入れるには何が必要か。それは準備です。知識や経験も必要ですが、資金的な準備も必要になります。


銀行にて

 復職する一番の理由はお金です。仮にいま会社をやめてカフェでアルバイトを始めても、金銭的な余裕がなくなる未来が待っています。やはり大きな会社の正社員というのは、それだけで安定した給料が入ってきますし、福利厚生の面でも非常に有利です。それだけではありません。銀行というのは、さまざまな会社と関わる仕事です。私がこれから事業を成り立たせるための人脈や経験を得られるのではないかと思っています。相談をした周囲の方々も同じような意見で、復職することを勧めました。


本音

 銀行に復帰する妥当な理由を述べましたが、本音はもちろん、早くコーヒー業界に入って本物の経験を積みたいと考えています。正直、どちらが正しい選択肢なのかはわかりません。本気でやりたいからこそ、資金面は大切なものだと理解しています。ですが、知識や経験は当然ながら業界で得られるものの方が大きいです。一旦は人生の先輩である大人の意見を参考にし、決断しました。あとは、この選択肢を正解に近づける必要があります。その場で得られるものを最大限に習得していきたいと思います。そして、これまで以上に自分を大事にしていく必要があります。これ以上自分の精神を痛めつけないようにしなければなりません。

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