知っていたほうが良い!運動と血糖値の関係
グルコーストランスポーター(GLUT4)
まず食事から得られたブドウ糖が血液中に放出されて血糖値が上がると、膵臓からインスリン分泌されます。
・インスリンの働き
血糖を骨格筋や脂肪組織に送り込むための仲介役
骨格筋や脂肪細胞の表面に行き、血糖があることを伝えます。これを「インスリン伝達」といいます。
※インスリン受容体からのシグナルは糖の取り込みだけではなく脂肪合成,タンパク合成,細胞分裂,細胞の成長などなど多くの作用を促します。
・骨格筋内や脂肪細胞内に潜んでいる(GLUT4)がインスリンに応えて血糖を取り込む作業を行い、骨格筋にはグリコーゲンとして貯蔵され、脂肪組織では中性脂肪として蓄積されます。
食前に運動するメリット
ウオーキング、有酸素運動、筋肉トレーニングといった筋肉の収縮を伴う運動をすると、インスリンの刺激をうけなくてもGLUT(グルット)4が活性化され、細胞表面にでてきます。
2回言います!インスリンの刺激なしでエネルギーを取り込む事ができるので、血液中のブドウ糖が血糖値が次から次へと細胞内に取り込まれていきます。
その結果、血糖値の上昇(変動)は食後でも抑えることができます。
また、血糖値は食後約1時間でピークに達しますから食後一時間以内に運動することも良いとされています。
※ただし消化に血流をまわす必要があるので食後1時間以内は運動をしないほうが良いという研究もあるので有酸素運動より(筋収縮のある)筋トレ系運動をオススメします。
糖尿病、予備軍の方へのアドバイス
糖尿病になりたい方、死ぬまで糖尿病と寄り添って生きる方は食前の運動は絶対にしてはいけません!!寧ろ安静にし、糖質をたくさん摂り、食後は横になってゆっくり休んで下さい!
癌や糖尿病に罹りたくない人はその逆をすれば良いのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?