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#55 『よい顔をつくる法則』

"生きているかぎり、脳は常に動き続けていきます。人が何か考えるたび、顔は微妙に軌道修正されているのです。それゆえ思考・環境・学びで、脳に強い刺激を与えれば、顔はどんどん変わっていきます。"

本日は、鑑定家で嘉祥流観相学会導主である、藤木相元さんの「よい顔をつくる法則」についてのお話です。「観相学」とは、人間の性格や人が持つ資質は、顔のパーツに表れる、という学問のことです。「観相学」とGoogleで調べると、藤木さんのお話が出てきます。


顔を見るプロである藤木さんの今回のお話は、顔の形は特徴に表れるということ、顔の形は変わるということの2つについて語られています。「思考・環境・学びで、脳に強い刺激を与えれば、顔はどんどん変わっていく」ということで、たしかに何となく雰囲気が変わる瞬間は、環境が変わって、考えることや学んでいることに変化が起きた時なのかもしれないです。

"私は松下幸之助さんをはじめ、井深大さんや本田宗一郎さんなど、日本を世界に名立たる経済大国にまで成長させた多くの偉大な人たちの表の顔や横顔、裏の顔に至るまでを垣間見てきました。顔のプロとして見るならば、彼らの顔は、大きく二種に分類できます。一つは「牛顔」です。エラがクッと張り顎が発達した四角い顔。松下さんも井深さんも、この類に属します。そしてもう一つが「馬顔」。小泉純一郎首相やアメリカのブッシュ大統領のように、エラが発達していない顔です。このタイプは、論理的で、イデオロギーを盾にガンガン前に突き進んでいきますが、気がつくと誰もついてきていない、ということが間々あります。参謀なら大成功を収めますが、リーダーになるとさまざまな問題が生じてしまいます。"

これは面白いですね!「牛顔」と「馬顔」の2つに分かれる。(私は残念ながら、丸顔なのでどちらにも属していないです。)でも、全員がというわけではないですが、手相などもそうですし、一定の法則はあるんでしょうね。プロの人がみる人というのはどんな風に見えているのか、思考設計士である私も実は興味がある学問です。

"「もっと勉強しよう、世間を知ろう」と努力すれば額が広くなるし、「聞こう」とすれば耳が、「見よう」とすれば目が大きくなります。"

自分の意識がどこにあるのか、何がしたいのか、どこに向かっているのか、そのために何を考えているのか、どのようにしたいのか。「観相学」という視点で自分を見つめ直したり、相手のことを見るのも今後頭の片隅に置いておきたいと思います。

"顔をしっかりと変化させるためには、考えなければなりません。それもただ漠然と「成功したいな!」ではダメです。何のために?どのようにして?日々の思考を変え、脳に刺激が加わり活性化され、成功する顔へと変わり、運が開かれていくのです。"

藤木さんは、「思考」という言葉をよく使っていました。考えるということを通して、自分と向き合う、目標を決める、行動する。すべては思考から始まるのではないかというのが今回のお話での最大の気づきであり、勇気になりました。いい顔になれるように、日々思考して行動していきます!


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書籍『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』
2021/02/24 『よい顔をつくる法則』
藤木相元 嘉祥流観相学会導主
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※Image by Gerd Altmann from Pixabay