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#326 『一流の人間は一流の生活をすべし』

本日は、MKグループ・オーナーの青木定雄さんの「一流の人間は一流の生活をすべし」についてのお話です。

"昭和47年、私どもは当時利用者の人気を集めていた個人タクシーに勝つべく「MKはサービスで個人を追い越そう」というスローガンを掲げ、これを大声で復唱しました。それに派生して「ありがとう運動」が生まれ、お客様や社内での「ありがとうございます」という挨拶を徹底させました。"
"勉強会では京都の有名なお寺の菅長さんや日本でもトップクラスの学者をお招きして1時間ほどお話を聞いた後、私が先月の反省と今月の方針を伝えます。私と社員との接点はこの瞬間です。だから私は月に9回のこの勉強会だけは、どんな儲け話があろうと美人からお呼びがかかろうと欠かしません。雨が降ろうが雪が降ろうが、この方針は変わりません。"
"有名な教師を招けば一回に100万円の謝礼が必要です。教育というのはそれほどお金と時間が要るものなのです。お金を注いで今年何をやったから来年効果が現れる、そんなものではない。意識改革には50年、100年とかかります。50年近く続けてきた私ですら、いまようやく意識改革に目鼻がついてきたと思っているくらいですから。"
"「タクシー運転手は宇宙より重たい命、世の中に一つしかない命を預かっている。だから君たちは大変立派な仕事をしているんだ。一流の人はいいところに住み、いいものを食べて、いいものを着て、高級なサービスをすべきなのだ」。このことを徹底して教え込み、洗脳します。"


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書籍『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』
2021/11/22 『一流の人間は一流の生活をすべし』
青木定雄 MKグループ・オーナー
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※Photo by Leohoho on Unsplash