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野中センセの鉄ミネラルよもやま話⑤

人生の転機の不思議な体験 その1


大学2年生で人生の落とし穴にハマった
大学2年生の夏の終わり、急激に鬱の状態になりました。底の見えない落とし穴にハマったような感覚です。ごく短期間ではありましたが、文字が読めない、映像も見ることができない、音楽はモーツアルトのみが辛うじて聞ける、と言った状況でした。

そんなひどい状況になったのは、ある先生のちょっとした一言がきっかけでした。

それまで自分の人生は頑張るのが得意な生き方でした。自ら優等生でいるためにはどうしたらいいのか、ということを考えていました。

幼少期は、身体が弱く、病院通いの多い日々でした。親は、身体の弱かった自分が強くなってほしいと願って『鉄也』と名付けたのですが、今となっては、鉄に関係する研究を続けているのですから運命的です。

高校生の時には進学校に通っていましたが、水泳部と両立させるためがんばりました。運動部に入っているから成績が落ちた、と親から言われるのが嫌だったので、成績はトップクラスを維持して、文句は言わせない、という姿勢を貫きました。

京大の工学部に進んだのは、自動車が好きで、自動車メーカーへの就職を視野に入れていたからです。同級生のほとんどが大学院に進学したため、自分も就職のために大学院に行きました。なぜか運命の方向性が変わって、最終的には京大で職を得ることになります。

なぜ、大学2年生の時に急激に鬱になったのか、というと、とある先生から、

科学は真理を語るものではない、哲学は真理を語るものではない

と言われたことがきっかけです。先生は何気なく言ったのだと思うけれど、自分にとっては衝撃的な言葉でした。

でも、この体験がなければ、今の自分はなかった、と今では断言できます。それから、ちょっと不思議な体験をします。

野中センセの鉄ミネラルよもやま話バックナンバー
①鉄ミネラル技術のはじまり
②『機械から発見した鉄ミネラル技術』
③『鉄ミネラル野菜の誕生』
農業分野以外での可能性

一般社団法人鉄ミネラル代表講師 野中鉄也:
鉄ミネラル技術開発者であり、農業分野で鉄ミネラルの特許を取得。2022年3月に京都大学大学院の教員を退官し、一般社団法人鉄ミネラル代表講師を務める。「野中センセ」の愛称で親しまれている。地球と人にミネラルの循環を取り戻し、豊かな命の世界を取り戻したいと活動中。

2022.10.11現在の情報です

書き手:掛飛まどか
2020年11月より鉄ミネラルアドバイザー。健康オタクだったはずなのにすっきりと元気になれない自分に劣等感をもっていたが、鉄ミネラル生活に出会って、学べば学ぶほど、自分がどうして不調だったのか、幼少期の不調が腑に落ちて、鉄ミネラル生活の奥深さ、面白さにどっぷりとハマっている。また、先人の食生活の叡智に深い畏敬の念を抱いている。鉄ミネラルのお話会を1年半で200人に伝えているが、鉄ミネラル生活が、家庭科の教科書に載って、日本人の常識になるくらいまで広めたいと画策中。

鉄ミネラルアドバイザーとは:
鉄ミネラル生活を沢山の人に知ってもらうためにお話会を開催しています。発案者の野中センセの下で学び、情報交換しています。医療関係者や栄養学を学んでいる人、スポーツのサポートを得意とする人、美容関係、飲食関係、鉄を扱う仕事に携わる人など、実に多方面の専門家が集まっており、鉄が身体に及ぼす影響が広範囲に渡り関心を持たれていることがわかります。

このnoteでは、私達鉄ミネラルアドバイザーが、普段、どのように鉄ミネラル生活をしているのか、鉄ミネラル生活をする前としている今では何が変わったのかをお伝えしていきます。各アドバイザーの体験談やプロフィールを参考にどのアドバイザーからお話会を聞いてみるか選ぶ参考にしてください。

鉄ミネラル生活と、私達鉄ミネラルアドバイザーに少しでも興味を持っていただけるきっかけになったら幸いです。
とりあえず、お話会を聞いてみたい! という方は、鉄ミネラルアドバイザーの上級資格、シニアアドバイザーのお話会をご案内します。

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一般社団法人鉄ミネラルについて:
農業や人々の生活に鉄ミネラル技術を伝えていくことで、健康改善、自然の再生、環境保全をはかり、市民生活の質の向上や自然環境の向上に貢献したいという想いで活動する社団法人です。

公式サイトはコチラ
だし&栄養スープなど鉄ミネラル生活をサポートするサイトはコチラ

鉄ミネラルアドバイザーになりませんか?
鉄ミネラル生活を理解し、学び、その方法や背景などをお話会で伝えることができます。鉄ミネラルアドバイザー養成講座を受講することで、その資格を取得することができます(1年更新)。鉄ミネラルアドバイザーとして一緒に活動してみませんか?

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