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「弱いわたし」との付き合い方

あれ、あの仕事って終わったっけ?アー終わってたわ。、、、ん?あの作業ってちゃんとできてたかな?んーーー、アッ後から気付いて修正したんだった。ねえちょっと!手伝ってくれるのは嬉しいけど、そのままにしないでよ。結局わたしの作業が増えるじゃん。エッこれのやり方?分からないんだったら触らないで!!もう、この仕事永遠に終わらないよ、、。


悪夢だった。

いや、“夢”という漢字を使っていいのか分からないほど、寝た実感がないし、妄想やイメージだったのかもしれない。

確かなのは、寝なくてはいけない時間にずっと仕事のことが頭から離れなくて、気が付いたらあさの8時だったということ。7~8時間ほど「この仕事やったっけ?」「あっ終わってたわ、寝よう」「あれこれは?」のエンドレスゲームだったこと。インフルエンザの時にみる悪夢みたいなやつ、あれにずっとうなされていたこと。

こんなに寝つきが悪かったのは、結構久々のことだったので自分でも最初は何が起きているのは分からなかった。でも、その後起きて考えたのは「ああ、メンタルの限界が来てるんだな」ということ。この感覚知ってるぞ、メンタルクリニック通ってた時と一緒だ、と自分の中で納得がいってしまったのだ。


以前のわたしなら「もう無理、なにも考えたくない」モードに入ってしまって人と連絡を取らなくなったり、自分の殻に引きこもってしまっていただろう。

けど前とはちょっと勝手が違う。「いやいや、メンタルが弱っちゃうときなんて誰でもあるんだから、こういう時こそ人に助けてもらお!」と、弱っている中でもポジティブ寄りの考えができるようになってきた。


メンタルの病気は治らない・一生付き合っていくなんて言われているから、わたしはそろそろ「弱いわたし」とのうまい付き合い方を見つけなくちゃいけない。

殻に引きこもるのを辞めて、「これしてほしい」って素直にお願いしてみたり、できないことは「できません!」と言えるようになったり、時間を決めて仕事を忘れる環境を作ったり。


決して仕事のせいで「弱いわたし」が現れるわけじゃなくて、自分の不甲斐なさとか実力不足とか要領の悪さとか、いろんなところが気になってしまう。でも、それを「努力でどうにでもなるさ!」の精神じゃなくて、「それすらわたしなんだよ」って気持ちを持ちつつ、ハーフハーフのマインドを持っていこうね、と思っている。


今日は、自分のテンションを上げるために唐揚げを仕込んでみた。つけ合わせにはわたしの大好きなキュウリを一本まるかじりしてもいいかもしれないな。

何が言いたいかというと、無理は禁物なんですってこと。


彅野アン(なぎのあん)

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