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給料を上げれば福祉人材は集まる 

福祉は基本的に人材不足とされます。

福祉職が敬遠されたり、離職される理由ってなんだろうって考えると、行き着く答えは「低賃金重労働」だと思います。

この業界にそもそも入りたがらない人は、業務内容自体に魅力を感じていないのだと思います。

そういう人の根っこから考え方を変えてもらい、向き合ってもらうのはなかなかハードルが高いです。


そうであるならば、少しでも興味を持っている人や、すでに離職してしまったが元々は興味があった人をターゲットにするのが良いと思う。

では、なぜこの世界に興味があるのに関わらず、結局入らないのか?

元々は働いていたのに離職したのか?

この答えが冒頭でもお伝えした「低賃金重労働」です。

私の知り合いもこの理由で福祉をやめ、製造業に転職しました。

そこの職場はサービス残業が30〜40時間あるような社会福祉法人でした。

給料は年収ベースで400万円程度です。

旨みは全くありません。

おそらく、この賃金だったり、サービス精神、ボランティア精神に頼る労働を改善したら復帰したいと思う人は少なからずいるはずです。

ちなみに私もきちんとベースアップしていける見込みがあるならばこの職業は魅力的だと思っています。

長い間ずっと年収400万円代でサービス残業があると考えたらすぐにやめます。

私の場合はサービス残業は一切ないのでそこまでの気持ちに至っていないだけです。

しかし、今まさに心が揺られいでいる人がいるかもしれません。

福祉は業界としてホワイトな労働を目指し、政治は報酬単価を上げるように努めるのが日本の福祉の底上げになります。

やる気のある職員はたくさんいます。
そこにお金がついてこれば福祉人材を集めることができます。

誰もがわかっているのに、誰も解決できない、

悔しさともどかしさでいっぱいです。

しかし、諦めずに今はまた働いていきたいと思います。

今回は給料が上がれば福祉人材は集まるという話でした。

以上です。


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