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僕が銀行員をやめた理由とその後の人生

こんにちは。

これまで色々な記事の中では触れていましたが、1本の記事にはしていなかったので、今回は銀行員をやめた理由について話していこうと思います。


理由1.それは顧客本位といえるのか!?

顧客本位と思えなかったことは2点あります。
・クレジットカードの営業
・積立投資信託の営業

まずはクレジットの話からします。

当時も今もクレジットカードの販売の営業がありました。

しかし、クレジットカードは基本みんな楽天かAmazonなどのポイント還元率重視で選びます。

わざわざ銀行のクレジットカードを欲しいと思う人はいません。

それでも銀行員は販売します。
主な販売の仕方は以下の通りです。

・仲の良い客にお願いする
・契約すればローンの金利が安くなるなどの優待をつける

しかし、当行のクレジットを使用すると言ってくれるお客様は少ないですし、大体数年で解約されます。

何のためにやっているのか分からない上に、これが何年も何十年も続くと思うと嫌気がさしました。

次に積立投資信託の営業です。
ノルマをこなすために法人に大きな金額で契約します。

しかし、それはすぐに契約解除するという内容で契約してもらっていた事例があります。

積立投資信託は本来長期投資するものです。

本質的ではない営業を暗黙の了解で行なっている組織体制に嫌気がさしました。

以上の2点が引き金となり退行に至りました。

理由2.未来で自分はどうなっていたい!?

私は結局、何かを成し遂げてみたい、何者かになりたいという漠然な思いがあったわけです。

そう考えた時に銀行員として今は牙があっても、そのうち丸くなり、組織に馴染み、良い塩梅を覚えて楽するようになるんだろうなと思ってしまいました。

ちょうど、そのときは転職、副業、起業といったワードが盛んになっている時期でそういうものに感化されたのもあります。

では、副業で何がしたい?
何が好き?
バイクの動画を見るのが好きだからモトブログをやろう。
何かを考えたり、伝えたりするのが好きだからブログをやろう。

起業するなら社会の役に立ちたい。
社会でイノベーションを起こしたい業界とは何か?
福祉はいつも困ってるからそこに介入したい。
福祉はそもそも学んできた学問でもあり、マッチする部分もある。

こう考えたわけです。

好きなことは副業にし、自分が思い描く未来に近づける業界へと行くことにしました。

副業自体は最初からやろうと思っていたのですが、福祉業界へ転職するかは後から決まったことです。

福祉は課題山積みでソリューションしがいがあると思ったのもありますが、もう一つは副業も並行して行える場所が良かったのです。

そこで、通勤時間、労働時間などを含め環境が良さそうな今の会社に転職を決めました。

失敗続きの副業

モトブログ、ブログは果たして成果は出たのか!?

結論、ダメでした。
この章で最も伝えたいのは副業も簡単ではない、
ということです。
よくYouTubeやSNSで「稼げる」というワードが飛び交っていますが、それも簡単ではないでしょう。

私の場合、やり続けるという選択もありましたがマネタイズが難しいと判断して、今はモトブログはやめ、ブログはWord Pressからこちらの noteに切り替えて行なっているというのが現状です。

しかし、もがいていると意外と光はさしてきて、今では別のことに力を注いでいます。
そちらに関しては別の記事で紹介します。

転職先は退職前に決めるべきか

結論、転職先は退職前に決めてください。
その方がエージェントが年収交渉などもしやすく、頑張ってくれますし、面接官からの質問にも受け答えしやすいです。

しかし、あえて私のようにどこに行くかも決まっていない状態で辞めるメリットを伝えます。

それは、ニュートラルになれるです。
一旦物事をフラットに考え直す貴重な時間を手にすることができます。

年収ベースで考えるとマイナスなことも多いですが、人間的には改心できた部分もあって良かったです。

やりたいこと、好きなこと、でも生活するために働かないといけない、これの堂々巡りをして悩む人生も面白いと思います。

銀行を辞めて後悔はない!?

さて、ここで自分の選択に後悔はないかというところですが、後悔はあるというのが正解だと思います。

その理由はやっぱり寂しさはあるのです。
営業チームで頑張っていた思い出や、数字を達成する喜び、仲間との飲み会、どれも楽しい思い出です。

続けていたらまだ味わえていたのかと思うことはあります。

しかし、同時に本質から外れたことをやる営業のストレスもあるので、天秤にかけたら今の方がいいと落ち着くことができます。

どの道にも良いところ、悪いところがあるのでどちらに目を向けるかの話だと思います。

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