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福祉は大変というが、銀行も大変だったよ

「福祉は大変だ」と言ってくれる人が多くいるのはありがたいです。

しかし、私は銀行も大変だと思います。
というよりも銀行のときのが大変でした。

具体的な事例を挙げるとしたら、投資信託と保険のような資産運用販売です。

為替、株価が暴落したときに販売がどうしても滞ります。

販売が滞るだけではなく、既に販売済みで高値で買ってしまった人は、一時的とはいえマイナスになります。

マイナスになったから怒る人ばかりではありませんが、いることにはいます。

そんな相場が不安定な時でも数字を上げろと上からは詰められます。

基本的に銀行や証券会社は大口先に買っては売ってまた買っての乗り換え販売をして手数料を儲けています。

ちなみにこれは推奨されてはいない資産運用のやり方なので正直ブラックです。

乗り換えは相場が崩れた際は利益が出せずマイナスになり売ることができないので、次買う資金が調達できません。
(よく理解のあるお客さんは損切りして下がっている株を買って儲けて損益通算するなんてことをします。)
※損切りとは投資家が損失を抱えている状態で保有している株式等を売却して損失を確定させること

そういうとき投資原資が確保できず八方塞がりになります。

新規開拓したとして大口はそう簡単に捕まりません。

この状況下のときは相当しんどいです。

介護も肉体労働、低賃金、理不尽で大変ですが、銀行もこういった理不尽な詰めは沢山あります。

「どっちの職業にも大変なことはある」
というどっちつかずのことは言いません。

私は銀行の時に味わった相場がガタガタ落ちていって、八方塞がりになるあの瞬間は2度と味わいたくありません。

そう考えると福祉の方がまだマシと思っています。

ただ、福祉も場所によって大変さが大きく変わります。

福祉業界で生きていきたい。だけど今の職場は合わないと思うなら同業で転職するのが良いでしょう。

福祉は流動性は激しいのでリサーチと自分の心がけ次第では良い職場が見つかるかもしれません。

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