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目の前の人に向き合うようになって、自分が好きになった

3月も終わり。ここは尾道。
尾道は今、桜が満開で、雲一つない快晴が続いていて、お花見でたくさんの人が集まっている。


1、2月と、自分の性格と向き合うことが増えた。

というのも、きっとそれは私にとって大事な人ができたからだと思っている。相手から、関係性から、学ぶことがとても多い。

大事な人ができたからというより、大事な人に向き合うようになったからだ。

きっかけは、二村ヒトシさんの本。
付箋を貼り、また読み、大事なところをメモした。2023年今のところ一番読んでよかった~な本。

(タイトルみたいなことを考えていたわけではないのですが(笑)、誰かがおすすめしていたので図書館で借りました。)

さっき

“というのも、きっとそれは私にとって大事な人ができたからだと思っている。関係性から学ぶことがとても多い。

大事な人ができたからというより、大事な人に向き合うようになったからだ。”

と書いた。どっちが先かわからないけれど「目の前の人に向き合うようになった」ら、「自分が好きになった」し、関係性がよくなってとても毎日が楽しくなった(それでも悩みは尽きないけれど)。


もともと私はプライドがクソほど高くて、自分が一番じゃないと嫌で、目立ちたがりで、めんどくさい(見せないようにがんばってる)。

そういう私だから、「理想の自分」がとても高いところにあって、その「理想の自分」と一緒にいる「理想の人」が無意識にいて、だから、現実の目の前にいる人とは壁を作り続けていた。表面的には楽しいけれど、なぜかモヤモヤする。そういう時期が長いこと続いた。

でも、それでも、私のことをずっと待ってくれている人がいて、私は半年くらい前からちゃんと向き合うようになった。


すると、相手の魅力に気づいて、おしゃべりがとても楽しくなって、関係性もとても良くなった。条件ばかり並べていて理想を描いていた頃の自分よりもずっと楽だし、明るいし、好き。

私が変わるのを、振り向くのを、ずっと待っててくれてありがとう。。


そりゃあ今まで、暮らしてきた環境がまったく違う二人なので、考え方のクセも違うし、価値観も違うし、趣味も違うし、年齢や学歴や……本当にあらゆることが違う。

なんだけど、お互いに違うということと、わかりきることは無理だということを知っている。知ったうえで、わかりたい、わかろうと努力している。

二人の心の中を全部ひらいて見せあうことができたら、どんなに楽だろう……って話したことがある。「違うから二人でいると楽しいし、足りないところを補い合えるし、一緒にいい方向に向かえる」と言ってくれた。


本は、すべての大人に読んでほしいくらい、めちゃくちゃおもしろかったです。

さて、残りの3月、尾道を楽しみます。



*3月書こうとしていた内容と違ったけど、まあいっか。

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