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怒りという感情について

今年はその1か月にぶち当たったことについてnoteにメモを残しておくことにしている。

1月は「否定しないこと」についてだった。


わたしは感情のコントロールがあまりうまくできないほうだ。特に怒りに関しては、考えるよりも先にきつい言葉を発してしまったり、うまく伝えられなくてただひたすら泣いてしまったりする。本当に子どもだ、と思う。


先日わたしは、小学校4年生の男の子と一緒に、小さなジャズコンサートに参加していた。男の子は、配られたオレンジジュースの紙コップを、わたしの膝の上に置いた。わたしはそれに気づかず、メロディにのって足を動かしたところ、服やカバンにオレンジジュースをぶちまけてしまった。

「何してるん!?考えたらわかるやん!」

少し涙目になりながら、怒鳴ってしまった。お気に入りの服とカバンから、オレンジの甘い香りがする。

いつもはふざけている男の子も、何度も何度も「ごめん」と口にして、ティシュで汚れを拭いてくれた。

でも、数分おいて冷静になったとき、20歳ちかく離れた子どもに怒ってよかったのか?大人ならガマンすべきだったのでは?

あのとき本当はどうリアクションすべきだったのか、わからなくなってしまった。「怒る」って意味のないことなんじゃなかったっけ、大人だからといってガマンすべきだったのかな、でも自分も嫌だったしな。


あとからまわりの友人や先輩にこの話をしてみたところ

  • 相手の真意を聞く(こぼしたいと思ってこぼしたわけでは決してない)

  • 怒鳴ってしまったときは「言い方が悪かった」と謝る

  • 服やカバンを汚すことについて、わたしと男の子では、ことの重さが違う

  • ガマンはしなくていい。嫌だったという感情は伝えるべき

こんなことを教わった。相手の立場になる、ってこうも難しいんだと改めて思った。教育とか子どもとか大人とか、そういうのを取っ払って、一人の人間対人間として向き合うべきだったんだろうな。


最近では、初めて(?)わたしの大事な人に大声で怒ってしまった。

友人との昼ごはんの先約があったのを忘れて、わたしとの昼ごはんの予定を入れていたけれど、当日に思い出して、結果断られたという事件。

これまで何度か日にちや時間を間違えることがあって、ちゃんとメモしていないことが原因だとわかっている。なので、メモしてほしいと伝えてきた。

その日、わざわざ午前中にわたしのいるところまで来てくれて「本当にごめん」と言ってくれた。にも関わらず

「もういい!ばか!ばか!」

と子どもみたいに大泣きしてしまった。本当に小さなことなのに、と考えると自分のことも嫌になり、さらに泣いてしまった。


なぜ怒ったのか。

メモをしていなかった=わたしのことを大事に思ってくれていないのではないかと怖くなったり傷ついたりした

こんな構造がある気がする。もっと細かく言葉にはできそうだけど。

わたしは特に怒りっぽい性格ではないので、相手にはとてもビックリされた。。本当にごめんなさい。。


怒りのコントロール、表現の仕方、整理の仕方がわからず、とりあえず泣いて叫んで爆発させてしまう。どうすればいいかわからない。

感情がハイになると、普段の頑固さが倍になって、さらに意固地になってしまう。

そういう自分を少しずつ俯瞰してみれるようになりたい。


おまけ
怒りの感情について先輩に相談したところ、ほめていただいた!「そういう相談をできることがまず成熟してると思うよ」
めちゃ嬉しかったです。一人で考えるのが苦手なので、周りも頼ろうと思います。

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