否定しないこと
わたしの価値観。凝り固まった考え。枠。壁。
できれば成仏させたい、あれ。
どの言葉が適切かわからないし、どの言葉か決めれない。
わたしは「正しく生きよう」としてきた。
自分なりに正解を選んで生きてきた。
だから私はだいたい「勝ち」で、正解ではない方の道を選んで生きている人のことを「負け」だと思っていた。
例えば、学歴、趣味、土日の過ごし方など。
他人を否定して、自分を上げる(今の言葉でマウント)。だいたいのことを人と比べる。
別に苦しくはなかったけれど、気づかぬうちに、自分の可能性を狭めていた。
世の中には、生きているうちに知ることのできないほどたくさんの人生があって、それぞれに想いがあって、それぞれが一生懸命で、かっこいい。
否定していた「こと」や「人」。でも、いつか自分もそうなるかもしれない。そしていつかの私がそうかもしれないのだ。
否定することをやめて受け入れることは、難しい。時間も相当かかる。
けれど否定せず、あいまいさを受け入れることができたとき、私は大きく笑えている。
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