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面接で自己分析まだまだ足りないと思った学生必見!内定に繋がる自己分析手順!

僕は大学3年生になった頃から就活を意識して、説明会に行ったり、ちょこちょこ面接を受けたりしていましたが、

ずーっとお祈りされていました。。。

あの頃はほんとがむしゃらに就活をしていて、いっぱい面接を受ければどこかの企業は内定をくれるだろうと思っていましたが、、、


結果、10ヶ月続けても内定は0社。


ネットや本で見た方法で就活しているのにお祈りされ続け、もう自分の存在を否定されているようで。。。

「自分は社会に出るべき人間ではないのかな...」

と落ち込んでいる時に、ふと疑問が沸きました。


まず自己分析って何の為にやっているんだろう?

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そーいえば、

社会人の方も自己分析はまだまだ終わってないって聞いたことあるし、
どこかの学者が自分の事を理解することが一番難しいとか言ってた気がする。

なのに、なんで大学生にそんなことさせるのか。。。

社会人でも終わってないなら、大学生には到底無理じゃん。。。

どんだけ理不尽なんだよ。。。


待てよ。

社会人の方はどのレベルの自己分析の事を話しているんだ?

もしかして、自分たち学生と視点が違うのか?

社会人の方は「自分とは何か?」とか、「人生の意味」とか、
就活よりもっと大きな枠の話としているのだろう。

要するに、就活レベルの自己分析は出来ているのか。


この気づきが10ヶ月間内定0社の僕を、2ヶ月で内定を取れるように変えてくれました。


自己分析は目的ではない。手段である!

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僕は今まで、目的を持たずに『自己分析』をネットや本に書かれている方法で行なっていました。

目的をはっきりさせずに始めてしまうと、人って途中で道に迷うんですよね。

すごい実感しました。



なのでまず、一般的な学生が内定をとるまでの流れを書き出しました。

自己分析

企業選び

ES提出

面接複数回

内定

こんな感じ。



この流れから自己分析の必要性を見つけていこうと思いました。

ここで重要だったのが、



内定を取る事をゴールに設定して、ESや面接をくぐり向けていく為に自己分析を行うという視点。





批判するわけではありませんが、よく見る就活サイトでは、

「まずは自己分析をしましょう!やり方はこちらです!まずは過去の経験を書き出して.....」

という感じで、
自己分析をする方法は教えるけど、
自己分析の目的がほとんど書かれていません。
(よくも俺を10ヶ月にもわたって振り回してくれたな...)

そりゃ過去の自分みたいにがむしゃらに就活しても、内定0の学生もいますよ。。。



就活の流れを書き出した後は、ESや面接で聞かれる事や面接官の理解を深める為の分析を行いました。


ESから自己分析の時間軸を知る!

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『ES』で問われる質問で代表的な3つの質問をご紹介します。

1.学生時代頑張った事
2.長所・短所
3.志望動機

この3つ。



上記の質問を以前の僕は、企業側の意図を何も考えずに書いており、よくESでも落とされていました。



しかし、なぜ上記の3つの質問をされているのか考えたところ、
3つの時間軸で企業は学生をどんな人物像か見ていると発見しました。

1.学生時代頑張った事
これは過去にその学生がどのような行動をしてきたのか。
2.長所・短所
これは現在、学生がどのような状態であるか。
3.志望動機
これは将来的に学生がどのような事を目指しているのか。


このように、『過去』『現在』『未来』から学生は自己紹介をし、
企業に自分を売込まなければなりません。

自己分析も過去だけの分析ではなく、現在・未来の分析も必要であると思いました。

しかし、現在・未来の事を説明するには「過去に〇〇のような経験があり〜」という感じでしないと説得力が出ないと言われたので、過去の掘り下げをより重視して行わないといけないですね。


なんで面接官は人事だけじゃないの?

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通常、『面接』は3次面接〜5次面接くらいまでありますよね。

そして、面接の段階ごとの面接官の役職は


・人事社員
・現場社員
・現場マネジャー
・役員

この4タイプの社員がいます。



僕は面接は全て人事社員がするものだと思っていたのですが、他の部署の社員も面接官になるという事で、その社員ごとに学生から聞き出したい事は異なるのではないかと思いました。

そして調べていくと、

・人事社員
仕事内容:社内の人材をうまく活用して組織の活性化を促す事
評価視点:就活生が自社の雰囲気にマッチしているかどうか
 質問例:「学生時代頑張った事」


・現場社員
仕事内容:他の社員と協力して、企業の売上に貢献する事
評価視点:上司部下の関係として一緒に働きたいかどうか 
 質問例:「どういった人の元で、どういった環境下ならば成長できるか」


・現場マネジャー
仕事内容:営業部や人事部等、一事業部を束ねる事
評価視点:その会社で必要とされる強みを本当に持っているのか
     この部署で機能するか
 質問例:「長所と短所は?」
     「相性の悪い人にはどう接しますか?」


・役員
仕事内容:会社の方針を決定し、会社を運営する役割を担う事
評価視点:長期視点から入社後の活躍、定着がイメージできるかどうか
 質問例:「志望動機」「学生時代に頑張った事」


上記のように、面接官の役職ごとに学生から聞き出したい要素は異なっており、面接の際は評価視点を意識しながら問われた質問に対し、的確に答えていく必要があるのかなと思います。

参考「en-courage」
 https://en-courage.com/articles/107


企業選びが志望動機の強さを決める!?

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ESや面接でのノウハウは分かったけど、世の一般的な学生が一番困っているのはおそらく『企業選び』ではないかと思います。

実はこの企業選びはしっかりできないと、面接やESで問われる「志望動機」がへなちょこになってしまう事に気づきました。



僕が友人からよく聞く志望動機としては、

「ビールが好きだから」

「成長できるから」

など個人の趣味や希望がかなり強く出たものが多い気がします。



しかし、あまりお勧めではありません。(個人的にですよ)

理由としては、「ビールが好き」や「成長できるから」というのは良い事ですが、企業側の理解が足りていません。



企業は新卒採用や教育費にかなりのお金を費やしています。

新卒でお金をかけて採用して、教育もしたのに元が取れないまま「自分の思っていた企業とは違っていた」などと理由をつけられて辞められてしまうと金銭的だけではなく、時間的にもマイナスが出てしまいます。



企業もそれは避けたいと考えているはずなので、学生側は志望動機を

「自分は3年以上長く御社に勤めて、利益をもたらします。」

というものにするべきではないかと僕は思います。(大げさですが)



そして、御社に長く努めますという証明方法としては、

「自分の中の問題意識」

を提示する事がかなり有効だと思います。



問題意識というと漠然としていますが、
具体的に志望動機として望ましい問題意識とは、

「誰かに向けた外向きの課題を解決したい意思」

とも言えるもので、地域復興や発展途上国の支援などがあります。



これらは過去の経験から、自分が解決すべき問題であると感じ、
その解決の為に何か行動を既に起こしている事です。
(行動をまだ起こしてなくてもいいですが、面接の際に問題と思っていただけだと言うとパンチは弱いでしょう。)



この問題意識がなぜ志望動機に強いかと言うと、問題意識と言うのは人の価値観や性格に基づくもので、その価値観や性格は6歳くらいまでに8割9割形成されるそうです。

価値観や性格はそう簡単には変わらないので、問題意識は6歳から生涯ほとんど変わる事はありません。

結果、問題意識を提示することで、
ESや面接で「自分は御社に長く勤め、利益をもたらします」と説得しやすくなります。



「趣味を仕事にしたい」という人がいると思いますが、
僕の持論からいくと、それは新卒では難しいでしょう。

趣味とは何かを解決するための手段であり、目的ではありません。

手段とはこの世に様々あるので、長く1つの手段だけを続けるのは難しいです。あと、趣味を毎日8時間もしていれば確実に飽きますしね。

企業側としても、そのような学生はすぐに辞めてしまうという判断を下すのが賢明でしょう。

趣味を仕事にするのは、転職をして、スキルが重要視される中途採用の第2のキャリアで実現するのがベターかと。



志望動機の話ばかりになりましたが、面接を通過することを視野に入れた企業選びで行くなら、過去の経験から自分の「性格」「価値観」を分析。

その後、その2つに基づく「自分の中の問題意識」を分析。

その問題意識を解決できる企業を選ぶ事が必要になってくると思います。


自己分析するべきリスト

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上記の3つのセクション
(ESでの質問あるある3選、面接官の分析、企業選び)
で出てきた就活で最低限これだけは自己分析しておかないといけないと言うもののリストが以下になります。

・学生時代頑張った事
・どういった人の元で下なら成長できるか?
・どういった環境下なら成長できるか?
・長所は?短所は?
・苦手な人とどの様に関わって来たか?
・性格
・価値観
・問題意識


就活は人生初めての営業活動である!

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僕は就活で、ありのままの自分を話すだけで内定をもらえると言うのが理想で、一番良いキャリアを選べているだろうと思うのですが、、、

正直、現実はそう甘くありません。

就活というのは企業に自分を売り込む事が必要で、インターンシップなどで経験がなければ人生で初めての営業活動になると考えています。

なので、内定を取る為に少々企業の求める人物像に寄せていってもいいと思います。



寄せ方としては、企業のホームページにある新卒採用ページには大抵企業が求める人物像(ペルソナ)というものが載っています。

ESを書く際や面接を受ける際には、その人物像に見えそうな言い回しや態度などは使っても全然ありだと思います。(もちろん嘘はダメですよ)



あと、面接を受けた際に合格か不合格かの通知がくるまでかなり不安ですよね。

そして、1ヶ月ほど待ったのに結果は不合格で、新しい企業に応募したいけど既に募集期間が終了しているなんてことも珍しくありません。

そのような悩みを解決する方法として、面接の際の逆質問で思い切って自分の評価を聞いてしまう方法があります。

もちろん「合格ですか?不合格ですか?」などと露骨には聞けませんが、
「この面接を通して私はどのような人物像に写りましたか?」と聞きその返答が企業の求める人物像と近いものであれば合格の確率は高いでしょう。

逆に全く違った場合はおそらく落ちているので、さっさと他の企業に応募しましょう。


まとめ

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僕はネットや本の就活の方法を馬鹿正直に信じ込み、自己分析の目的がもともと分かりませんでした。

それゆえに、がむしゃらに就活を進めるが、10ヶ月間もお祈りされ続けました。

しかし、就活の内定までの流れや、ESでよく聞かれる質問、役職別に面接官が学生から聞き出したい要素など、自己分析の本来の目的や企業側の理解を深める事で内定に無事に内定までたどり着く事が出来ました。


終わりに

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さあ、自己分析が終わったら実際に就活イベントに参加しましょう!



といっても、、、

地方や海外の学生にとって、東京で開かれるイベントに参加するのは時間的にも、経済的にも、そして体力的にもツラいですよね。
(実際、僕もオランダにいましたから、気持ちはわかります。)

そんな僕がオランダに居ながらして、どのように東京の企業から内定をもらったのかということについて、以下のnoteにまとめています!

そちらも合わせて読んでいただけたら嬉しいです!



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