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MY STORY NO.24

【療法士起業のための地域とのcollaboration】

本日は療法士起業のための“種まき“をしてまいりましたので簡単にご報告させていただきたいと思います。

具体的に何をしてきたか?と言いますと・・

私が施設を立ち上げる地域の関わるであろう関連施設にうかがい、自分の立ち上げる施設のご紹介と地域の子どもの福祉の状況やニード、地域との連携状況などのリサーチと情報共有、私の施設との連携のご提案をさせていただきました。

今回は町が運営している幼児療育センターにうかがったのですが、役場福祉課の課長さんや施設の所長さん、児童発達管理責任者の方が快く対応してくださいました。3対1の構図でしたのでプレッシャーが半端なかったです・・笑

施設はとても綺麗でひろびろとしていて素敵な空間でした。木をふんだんに使った平屋作りで、中庭のウッドテラスを囲むように建物が一周しています。ガラスは大きく開放的で明るい療育室には眩しいほどの光が差し込んでいます。

療育室は、お子さんの特徴に合わせて部屋のレイアウトが変化させられるように、普段は繋がっている大きな療育室もパーテーションで区切ることで個別対応ができるようになっていたりととても機能的な印象です。

その他にも、クッキングができる調理室や集団活動で使える遊戯室、トイレにはトイトレができるように子ども用の便器も複数ありました。

児童指導員さんが療育の時に使う道具や材料を保管する部屋も大きく取られており収納環境の参考にもなりました。

町が運営している施設なだけに、物理的環境は羨ましいほど充実していました。

人員配置に関しては、管理者1名、児童発達管理責任者1名、児童指導員6名体制で実施されているそうです。

個別指導、グループ指導、母子グループ指導などに分かれていて、クッキングや音楽遊び、運動遊びなどを行い療育が行われているようです。

地域との連携では、自分たちから機会を作って、お子さんの検診へ訪問したり、保育園や幼稚園への巡回を定期的に行ったり、地域の放課後デイサービスとの情報共有をしたりと連携を図りながらお子さんをサポートされているとのことです。

その他にも受給者証の上限日数の話や療育の流れなどの細かな話も聞くことができ、立ち上げ施設の療育体制や細かなスケジューリングなどにも役立つとても有益な情報もいただきました。

個人的には、社会的起業を目指す療法士にとって、地域とのコネクションを作ったり、地域から情報を自ら得にいくような行動力は必須項目だと思います。専門家集団である療法士にとって苦手な作業だけに、将来レバレッジをきかせながら自分たちのミッションを地域で実現するためにるために、地味だけどすごく重要な今できる作業だと再認識させられました。

私もこの機会を大切にして事業内容を深めていければと感じています。

地域×npo法人はびりす×OT高橋

Art & Science

Occupational Therapy!!



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