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2024 Summer Vaction: Utahの旅(4)
July 6, 2024
Valley of Fire State Park
Atlatl Rockエリア
キャンプ場
夜は試しに星空を撮ってみた。空気があまり澄んでいなかったのと、トイレの明かりが強かったので、試しにということだったが、結局星空を撮影するチャンスはこれきりだった。
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少しISOが高めで画像は荒いのだが、車と一緒に星空を撮るという目的は果たすことができた。
とにかく暑くてほとんど寝れなかったので、かなり早くから動き始めた。
4時半なのだが、すでにうっすらと明るくなり始めていた。
ネバダ州は夏は大西洋時間と同じなので、この日は夜明けが5時半ぐらいだった。
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5時前にはもう太陽が昇っているのを感じるぐらいになる。
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各キャンプサイトはかなり広く、テントを張るパッドもしっかり整っていて、シャワーもあるので州立公園としてかなり充実している。
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車中泊に使ったエアベッドを片付け、荷物をトランクに戻し、あっという間に立ち去る準備が完了。とりあえずドライブしながら、Sunriseをみる場所を探すことに。
Atlatl Rock
すぐのところにSunrise/Sunset Pointというのがあった。Atlatl Rockという岩に階段が設置されている。
車を停めて、昇ってみることに。驚いたことに、岩のそばの階段を登っていると、岩から熱気を感じた。前日の日差しからの熱がまだ岩に残っていて、熱が発せられていたのだ。すごいな。
太陽が登ってくる場所が明るい。
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一眼は、望遠レンズしかないので、拡大した岩しか写らないが、このうねっている岩が素敵。
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だんだん山が朝日に照らされていく。
キャンプしているRVがしっかり見えた。
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Petroglyph
このAtlatl Rockにはペトログリフ(石に刻まれた岩絵)が描かれていた。ちなみにAtlatl"(アトラトル)は、古代の投擲具の一種である。アトラトルは、槍やダーツを投げるための道具で、力を増幅し、より遠くまで投擲できるように設計されている。このペトログリフにそのアトラトルを用いた人が描かれているからその名がついたとのこと。
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少しお腹が空いたので、みかんを食べながら夜明けを待っていたが、とにかく蜂が多くて逃げまくった。みかんの匂いがダメだったのかな。
下にはウサギがいて、可愛かった。Black-tailed Jackrabbit(オグロジャックウサギ)というようだ。
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Sunrise
待った甲斐があり、日が登り始めた。
今回の旅では、朝日(夕陽)を直接みるのと、朝日(夕陽)が当たったモニュメントをみるという両方の機会がったが、Valley of Fire SPは両方楽しめる場所かもしれない。
山から登る朝日は綺麗だったし(一気に気温が上がるけど)、それに照らされる岩は燃えるように赤い。
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Arch Rock
Atlatl Rockから少し進めば、Arch Rockというのがある。
もしかしたら登ることができたのかもしれないが、あまり危険なことはせず、下から覗くだけにしておいた。
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砂漠でよく見かけるサボテン。Opuntia basilaris(ビーバーテイルサボテン)と一般的には呼ばれているとか。
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Arch Rockを見たあと、ちょうど鳥がいたので、それを撮ろうとしたら、いきなり登場したのが、ビッグホーンシープだった。
Desert Bighorn Sheep
Valley of Fire SPでは結構遭遇するとのことだったが、気温も高いので、あまり期待していなかった。
さささと1頭のBighorn Sheepがそこに。あまりに近く、その割に逃げないので旦那も一眼のレンズを慌てて広角から望遠に変えていた。
厳密には、乾燥地帯に生息するDesert Bighorn Sheepとのこと。
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去年のイエローストーンで実はBighorn Sheep(現実にはRocky Mountain Bigforn Sheep)のメスは見ていたのだが、ツノが立派なオスはまだ見てなかった。それでもこのサイズはどうも青年ぐらいっぽい。特に群れにもなっていなかった。
生息域が違うため、Deert Bighorn SheepとRocky Mountain Bighorn Sheepとは結構特徴が異なるようだ。確かに、毛皮が薄い。
ちなみに、去年のイエローストーンでは、これがBighorn Sheepのメスとは気がついておらずずっと「ヤギ」だと思って、そう書いてあるので、また時間があるときに訂正しようと思う。「ヒツジ」でした。
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ずっと見たいと思っていたので、お互い一言も発することなく、シャッターを切り続ける。
もともと写真が趣味だった私だったが、旦那も去年のイエローストーンからWildlifeの写真撮影にはまりだしたので、時間を気にせずお互い、気に入る写真が撮れるまで続けることができた。
こういう時、同じ趣味だといいなと感じる。
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岩に登ってほしいなと思うのだが、思うようにはならない。
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太陽の当たらない方の岩山に向かっていく。
振り返る姿も立派。
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時たま止まるが、結構さくさくと岩山を登っていく姿に、さすが、と驚く。足腰が強いのかな。
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残念ながら、最後は岩山の向こうに行ってしまったようで、見えなくなった。
ただ、私たちの興奮は収まらず、ずっと「やばー!!」と車の中で言い続けた。
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HWY169に合流巣までの道
次の目的地はビジターセンターなので、キャンプ場のあったループを抜けるドライブを続けた。最終的には園内を東西に走っているHWY169に合流する。
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完全に朝日が当たり始めた岩。
後ろと色がまったく違う。なぜこの一部だけが赤い岩なのか、ということをビジターセンターで知りたかったが、時間がなかったので飛ばすこととなってしまった。残念。
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このあとは、ビジターセンターへ。
続く
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