2023 イエローストーン国立公園とグランドティトン国立公園（１８）
July 05, 2023
イエローストーン国立公園：マウントウォッシュバーン
イエローストン国立公園で一番標高の高いMt Washburnへハイキングすることに。
車である程度の高さまでのぼることはできるが、山頂を目指すには往復10キロ弱のハイキングが必要。標高差は450m強。
軽いハイキングだと思ったが念の為、ハイキングシューズに履き替え、ストックも携帯することに。下りの傾斜がわからないので。
カメラは私だけが携帯した。
朝から色々出かけていたので、出発は昼前。
そこそこ車が停まっていた。子連れも少なくはなかったが、頂上まで行けたのかはわからない。
関係者の車が通るのか、登山道というよりは車道だった。
左手には雪が見えた。
遠くの山にも雪が残っており、とても綺麗。
途中で鳥に遭遇。虫を食べていた。
300mmの望遠では限界を感じ始めた。
というよりは私が一眼にハマっていたのがかなり前なので機器のほとんどが古い。
オートフォーカスもなかなか合わず、マニュアルと試行錯誤してしまった。
写真で何度かストップするものの、ハイキングをすすめる。
似たような景色なのだが、ちゃんと登っている。
高山植物もまた違って面白い。
この辺りで標高2800mぐらいにはなっているのだろうか。
ハイキング道はずっとその先に続いているが、その手前に火災の跡の残るエリアがある。
イエローストーンは1988年に大規模の山火事があり、爪痕が色々なところでみられる。湖のエリアでは展示物もあるぐらい。
雷による自然発火であったようだが、生態系のサイクルに与える影響はさまざま。「Good Fire」と記述されていた。火事によって、木が枯れることで、これまで日光が当たらなかった背の低い草木が育ち、それによってバイソンなどの草食動物が生きることができるとか。
とはいえ、こんな大規模な火災はなあ、とか考えてしまう。
頂上まであともう少しということころで、なんと、ビッグホーン・シープに遭遇した。
時間的に昼頃で無理かと思っていたのでびっくりした。
写真と撮っていたら、こっちに向かってきた。
野生動物には25m以上近づいてはいけないので（結構危険）、さささと離れる。望遠使っているので、実際は結構離れているとはいえ、こっちに向かってこられるとヤギとはいえ、怖い。
本当に頂上までもう少し。
あぁ、ビッグホーン・シープはもう行ってしまったかと思って、スイッチバックを上ると、なんと群れは思ったより大きかった（笑）。
頂上にある展望台に到着。もう本当にあと少し。
ぐるっと回ると広い場所に、サインが。
頂上にはトイレもあるし、アンテナの建物の中にも入ることができる。
中では6人ぐらいのパーティーが、スイカを切って、パンにバジルソースを塗り、モッツァレラとトマトを挟んだサンドイッチを作っていて、びっくりした。それ、もってきたんか。そして中はバジルの匂いで充満しているは、場所は占拠されるはで迷惑だった。どうもヨーロッパからの観光客だったみたい。
唯一、建物の中から採れた写真は大したものではなく、休憩もそこそこ、下山することに。
（続く）
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