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#9.生きると生きている

こんにちは
今週も週の折り返し、Wednesday Chanceの時間です。
今年も残すところ293日です。もう300日過ぎたんですね。。怖い
ヴィパッサナー瞑想を終えて一週間が経ちました。
今日は合宿で感じた生きると生きているの違いについてお話ししたいと思います。


生きるとは
私は10日間ただ、生きてみました。
朝目覚め、質素な食事を最低限摂り、必要な水分を飲み、シャワーを浴び、時間になったら眠る。その1日には楽しい、悲しいという感情はなく、ただ生きてみました。お昼になれば、目的もなく、ただ歩いてみました。
皆さんは目的もなく、ただ歩いたことがありますか?
そんな生活を10日間続けてみてたどり着く領域があります。

「わたしって、いま生きているの?」

生きてるのに生きていなかったんです。
生きるとは、呼吸をすること。生きるとは、死なないように必要最低限の生活をこなすこと。でも、それは生きているという実感が湧かない。わたしという個体があるだけという感覚。わたしという人間と呼ばれる動物が動いているという感覚。楽しくもなければ、特に苦しくもなかったのが本当のところです。今考えたら、まさに無ってやつですね。そんなことを体感できました。


生きているとは
じゃあ、生きているってなんだ?その答えは、人の数存在すると思いますがわたしなりの一つの答えは「人に触れている」ことが生きていることでした
10日間、一番生きている実感が湧かなかったのは、誰とも話すことができないことだったと思う。会釈も目も合わせることができなかったので、同じ空間にはいるけど、相手から見たらその空間に自分はいない。まさに誰とも触れ合わないことが生きていないという実感を生みました。


好きなこと
そもそも人と触れ合うことが何よりも好きなわたしにとって、触れ合うことができないのが大きなストレスでした。好きなことができることと生きている実感を得るっていうのは、何か関係性があるのかもしれませんね。だから、趣味を大切にしている人はイキイキしているし、押し活している人たちを見たら一目瞭然ですよね。好きなこと=生きているとまでは言わないですがひとつの答えかなと。


あなたの答えがあなたの答え
他にもたくさんあると思います。
好きなものを食べること
何かに挑戦していること
誰かと話しているとき
きっと答えはひとつではなく、たくさんあると思います。

人は発展するために生まれたのではない、幸せになるために生まれたのだ。

元ウルグアイ大統領 ホセ・ムヒカ

ただ、成功や勝利がしあわせとは限らない。生きている実感とも限らない


あなたが生きていると感じる瞬間は?
みんなは今、生かされているのか、それとも生きているのか
どちらの感覚が強いですか?

失ってから氣付くのが人間です。失う前に氣付けるのも人間です。
なんとなく生かされた今日は、二度と帰ってきません。
あなたが1年後、生きているという確約もありません。
もしかしたら、来月死ぬかも。。来週死ぬかも。。。
日常生活にちょっと終わりを意識し始めるだけで、時間は形を変えます
あなたにとって、生きているってどんな時か。
100%の時間の中で生きている実感を得られている状態は何%か?
今後、実感がある状態の割合を増やすためにできることは何か?

少し考えてみるだけで
あなたの人生に深みと厚みが生まれるでしょう。

時間のカウントダウンは始まっています
あなたの人生の時間の中に、わたしの記事を読んでくれたことに感謝です




最後まで読んでいただき有難うございました。
どんなきっかけの種が見つかりましたか?
もし見つけたらコメント欄にて教えていただけると心から喜びます。
週も折り返しです
あなたにとって素敵な今日であり、週でありますように。
それではまた来週の水曜日に会いましょう。
Wednesday Chanceでした。

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