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カウカモアプリの未来を考える会💡開催レポート

こんにちは!ツクルバの福田です。(Twitter は @eririmba でやってます)
普段はエンジニアリングマネージャーとして、またカウカモというアプリの開発チームのスクラムマスターとして活動してます。

カウカモとは?

カウカモとは、『「一点もの」の住まいに出会おう。』をコンセプトに、中古住宅の購入・売却、更には購入後のリノベーションを検討するお客様に対して提供しているサービスです。

(カウカモWebサイトはこちら: https://cowcamo.jp/ )

カウカモが解消したい社会課題

少し視点を広げますが、首都圏近郊では中古不動産の流通滞留が社会課題となり始めてるのはご存知でしょうか。これを解決するには、いかに不動産を滑らかに流通させるかが鍵です。

ツクルバが都内の持ち家所有者を対象に行ったアンケートでは、マンション売却経験者のうち20~40代が3割を占めていました。家の購入は「一生に一度」というこれまでのイメージと異なり、都心部では「ライフスタイルの変化に合わせて住まいを替える」という価値観や行動を体現する層が増えつつあります。

アンケート手法:web調査、調査対象:20~79歳、東京23区在住、持ち家売却経験あり、有効サンプル数:2641、調査期間:2021年4月23日~27日、WB処理済

カウカモが目指しているのは、いつでも誰でも、自由に、自分が望んだ住まいに住める世界です。
家は一生に一度買って終わりではなく、ライフスタイルの変遷に応じて住まいも動的に変わる流れは、今後加速していくでしょう。その世界を目指した先に、不動産流通構造の変革が待っています。カウカモを通じて社会を変えていく、そんな未来を背負っているプロダクトです。

カウカモはどのように物件流通を滑らかにする?

課題の出発点は「かつて自分が育てた住まいが売れない」点にありました。かつては、立地・広さ・築年数で価格が定まるため、リノベーション済みの物件の付加価値が売却価格に上乗せされない、売れないため次の住まいも買えない、といったリノベーション物件売買ならではの課題がありました。

リノベーション物件が購入者に届くにはどうすればいいか?そのためには立地・広さ・築年数だけではない物件の良さを、ストーリーを含めながら伝えることが大切になってきます。その住まいを手に入れるとどんな暮らしが待っているか?それを詳細度高く伝えることで、住まいの良さが購入者に届けて、さらには購入に至るまでカウカモが一貫してサポートします。

どんな形の住まいも、誰かの「理想の住まい」にすることで物件流通を活性化すること、さらには理想の住まいとして届けるために最後までカウカモが購入者に寄り添い、購入した後もライフスタイルの変化に応じて生涯に渡り「理想の住まい」を届けること。それがカウカモの役割です。

カウカモというプロダクトは何を提供する?

カウカモプロダクト内では、理想の暮らしを妄想するところから、住まいの購入に至るまで、一貫したサポートを提供します。内見を申し込んだらカウカモの利用は終了、というよりは、その先の購入に至るまで物件提案やエージェントとのやりとりをカウカモアプリが担います。

カウカモはWebだけでなく、iOS版とAndroid版があります。カウカモの世界観を体現している素敵なアプリなので、是非一度見てみてください!

カウカモ iOSアプリ: https://apps.apple.com/jp/app/id1282237769
カウカモ Androidアプリ: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tsukuruba.cowcamo.z


今回チームで行ったこと

カウカモについての前置きが長くなりましたが、今回は、自分たちが作るアプリの未来を自ら考えていくために、カウカモアプリ開発チームメンバーを対象に、カウカモショップ見学会 & カウカモプロデュースのリノベ物件見学会 & ワークショップを開催しました。

弊社ツクルバでは、住宅の売買を検討しているお客様に向けた実店舗として、カウカモショップ 丸井吉祥寺店を2022年5月に開店しました。


開発チームは普段フルリモートワークで働いているのもあり、ツクルバが展開した実店舗にまだ足を運んでいないメンバーがほとんどでした。
今回はそういった実店舗にて、お客様の視点で見学し、その後見学で得たことを活かしつつ、カウカモアプリの未来を考えるワークショップを実施しました。

第一部: カウカモショップ・リノベ物件見学会

カウカモアプリでは住まいの売買をご検討されているお客様に向けて、住まいの紹介だけではなく、「家を買う・売るには何から始めればいい?」といったファーストステップに寄り添うために、家を買いたいお客様の相談に乗るための個別相談会やセミナーを実施しています。

個別相談会やセミナーは、オンラインのみならず、カウカモショップという実店舗で実施されることもあります。

カウカモアプリ経由で、個別相談会やセミナーに申し込みをされるお客様も多くいらっしゃいます。そういったカスタマージャーニーを体感するために、まずは開発チームでカウカモショップとカウカモプロデュースのリノベ物件の見学に行きました。

この記事を見ていただいてる方にもショップやリノベ物件の様子を体感してもらうために、写真多めで記載していきます。

カウカモショップ見学

カウカモショップ 丸井吉祥寺店は、吉祥寺駅から徒歩1分の楽々アクセス。
丸井吉祥寺店の入り口でチームメンバーと待ち合わせました。

丸井の入り口に、カウカモショップの大きな広告が!!嬉しい。
エスカレーターを降りた直後の横の柱に、カウカモショップの案内が!丸井の至る所で紹介されてて更に嬉しい。

エスカレーターで5Fに到着すると、目の前にカウカモショップがありました。

ショップに到着。入り口にはカウカモのパッケージリノベーションプランの紹介が掲示されてます。

開発チームメンバーは皆初めてショップに入るということで、まずは店内をぐるっと見て回りました。

ショップ入ってすぐのチラシ台
店舗のiPadでもカウカモアプリが触れるようです
カウカモショップのチラシもありました。おしゃれ。
店舗の奥。セミナーが開催されるスペース。
カウカモのパッケージリノベーションサービスである「Life Catalog」の紹介。カウカモでは家を買うことに加え、好きな暮らしを実現するために家具や植物などのインテリアも合わせて提案してくれます。

店内を見て回った後、ショップスタッフと合流しました。

ショップスタッフのtakuさんとmisamisaさん

カウカモショップにてお客様にどんな提案をするのか、それに対するお客様の反応はどうか、等を、ショップスタッフに説明していただきました。

ショップでのお客様の様子について理解を深めたところで、今度はカウカモプロデュース物件に向かいます。

カウカモプロデュースのリノベ物件見学

ショップスタッフのtakuさんに案内してもらい、早速リノベ物件の中へ。

リビングがおしゃれ!開発メンバーはドキドキしながらおじゃましてます。
リビングを見渡すとこんな感じ。こういうお部屋に住んでみたい…✨
キッチン周りも確認

リノベーションプランの単価感から、お部屋にはどんなこだわりが施されていて、お客様へは普段どんなご案内をしているか、といった点まで、カウカモが提供するリノベーションについてショップスタッフtakuさんから説明を受けました。開発チームメンバーは、自らがお客様になった立場で案内を聞いていました。

穏やかなダイニング周り。心が落ち着く…。
個別の部屋に移動。内窓があるだけで開放感が違います。
部屋の上部に窓が!外の光を適度に取り込めます。
玄関周り。写真には写ってませんが、写真右奥に大きくスペースが確保されています。自転車やアウトドア用品を充分置けるスペースでした。

カウカモでお部屋の購入を検討されている方は、同時にリノベーションのご検討をされるお客様も多くいらっしゃいます。そういったお客様に向けて、リノベーションでどんな部屋を実現できるか?費用は?リノベーションする時に気を付けたいことは?等、リノベーションについての疑問点を解消していくステップが必要です。
実際のリノベーション事例を確認していただきながら、どんなリノベーションをしていくかをお客様と二人三脚になって考えている、というスタッフの業務を知れるリノベ物件見学でした。

カウカモショップとリノベ物件見学で得た知見を持ち帰って、次はいよいよ第二部のワークショップへ!ツクルバの中目黒オフィスに移動します。

第二部: カウカモアプリの未来を考えるワークショップ

普段はフルリモートで業務をしている開発チームですが、今回はリアルでのワークショップということで、関西や北海道といった遠方に住んでいるメンバーも中目黒オフィスに集結してくれました。移動時間の関係で、第二部のワークショップからの参加メンバーも多くいました。

ワークショップ準備中

まずはカウカモアプリプロダクトオーナーのyoshikiさんが、ワークショップの説明をしてくれました。

ワークショップのコンテンツ説明中
アイスブレイク。無人島にアプリを1つしか持っていけないとしたら何を持っていく?

アイスブレイクを挟んだところで、ワークショップ開始です。
用意したテーマは2つ。

  • リノベーション関連サービス × アプリ 

  • カウカモ実店舗 × アプリ 

これらをテーマとしてお題を設定し、アイディアを発散する形式で行いました。

アイディア考え中。テーブルには北海道から来てくれたメンバーからの差し入れのお菓子がたくさん。バターケーキ美味しかったです!
妄想OK。出たアイディアをとにかく貼っていきます。
プロダクトオーナーも真剣

集まったテーマを概ね分類し、一人ひとり発表していきます。

アイディア発表中

最後はアイディアをざっと分類し、一人ひとりに「好きなアイディア」に投票してもらいました。

アイディアをざっと分類(1テーマ目)
アイディアざっと分類(2テーマ目)

発散→収束→投票 によるアイディアの発散・相互共有という目的を達成できたので、ワークショップはこれで終了です。

ワークショップ終了!

コロナの影響やリモートワークの普及で、リアルで集まってワークショップする機会をなかなか持てなかったので、今回の会の終了後、参加者からは満足の声がたくさん挙がりました。

またリアルの場でお客様をご案内している実店舗を間近でみることで、住まいの売買を検討するお客様の具体的な体験を肌で感じられたのも、個人的にとても意義のある時間でした。

チームのあり方を目指す上でのワークショップ

今回のワークショップの目的としては、何か次のプロダクトの到達地点を具体的に考えて決定するというよりは、妄想の段階でもいいのでチームメンバーがそれぞれ考えるアプリのワクワクする未来を共有しあいたい、そういった意図で行いました。

ワークショップ参加メンバーからは、
「少し先の未来をチームで考えられたことで、プロダクトのポテンシャルはまだまだあることを確認できました!」
「発散的な考えに触れたことで、さらにアプリの可能性が開けた感じがしてモチベに繋がりました!」
といった声があり、日常業務をジャンプした発散が出来たように思います。

普段は開発のための具体ステップをチームで考えることが多いですが、もう少し先のプロダクトの未来を発散的に共有し合うという手段も重ねることで、今の一歩が大きな未来に繋がりやすくなると考えています。

そのアイディアいいね!明日は、1年後は、5年後は一緒に何を作ろう?それらを共に考えられるチームでありたいです。

最後は集合写真を撮影。ワークショップに参加希望していたけれど、直前で泣く泣く来ることが出来なかった4名のメンバーのSlackアイコンも合わせての集合写真としました!

最後は決まり文句でしめますが、カウカモの開発チームに興味が湧いた方へ。ぜひ一緒に働きませんか?ご応募お待ちしています!


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