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Jリーグスローガン紹介2024【J1編】

さあ、2024年もスローガンの季節となってきました!!すさまじいスピードで花開いてはあっという間に散っていくスローガンの様を見て、井伏鱒二は「さよならだけが人生だ」とつぶやいたそうです。それでは、さっそくいってみましょう!

去年のJ1スローガンはこちら!


北海道

おそらくいずれ発表されるのですが、今年は非常に遅い!もう我慢できない、さっさと俺は射スロしたいんだ!!ということで、今年はスルーしたいと思います!時間が!時間がないんですよ!とりあえず今年は引き抜かれまくっているので「選手急募!未経験可!勤務時間応相談!アットホームな札幌ドームです!」でどうでしょうか。それでは、さっそく近くの野球チームのスローガンを見てみましょう!

大航海

北海道日本ハムファイターズの2024年チームスローガンが、「大航海」に決まりましたので、お知らせいたします。新庄剛志監督の発案でファンの皆様から募った結果、8,608点もの案が寄せられました。指揮官自ら選んだこのスローガンのもと、ファイターズ創設50周年の節目のシーズンを戦い抜きます。

新庄監督が「一緒に船に乗ってくれますか」と呼びかけたのは、就任直後のファンフェスティバル2021。ファンという宝物を積み込んだ船には、この2年間辛酸をなめながら着実に力をつけたクルー《選手・監督コーチ・スタッフ》も乗り込み準備は整った。荒波をものともせず、どのチームよりも長くシーズン《航海》を続け、歓喜を分かち合う瞬間を思い描きながら最後に光り輝く地へとたどり着く。

ファンから公募という暴挙を行いましたが、「大航海」という無難なスローガンに収まりました。数多くの「歯が白すぎる」「バックネットが規定の距離じゃない」というスローガンが寄せられたことかと思いますが、なんとか跳ね除けましたね。新庄船長の船に乗った大航海に呼ばれたら、そこはかとない不安感がありますが大丈夫でしょうか。3日分の食料で太平洋横断しそうな予感がビンビンです。日ハムファンにおかれましては、難破しない、ビタミン不足で脚気にならない、インドとアメリカ大陸を間違えない、セイレーンの歌声に惹かれてちいかわ地獄編を作成しない、など諸々気をつけてください。それでは最後に、ずっと新庄監督が去年の言い訳してるスローガン紹介動画を見て楽しんでください。


鹿島

Football Dream かける

「Football Dream-かける-」というスローガンのもと、タイトル奪還にかける決意と覚悟を胸に、一丸となって目標達成のために戦う。アグレッシブかつ組織的なフットボールで選手がピッチをかけ回り、目の前の一つひとつの勝負、一戦一戦の試合にすべての力をかける。ファン・サポーター、パートナー、地域、すべてのステークホルダーと力をかけ合わせ、アントラーズファミリーとともに戦うスタジアムでタイトルをつかみ取る。

「ともに」「つなぐ」「こえる」「かわる」「みせる」「しんか」「いどむ」と7年連続でひらがな3文字のあと、昨年は「ひとつに」と4文字に増やしてきて我々スローガン鑑定士協会を震撼させた鹿島。今年は4文字をキープするか、それとも5文字にさらに増やしていくかと思われましたが、なんと3文字に戻してきました!私の去年の予想は「ゆずこしょう」だったので、惜しくも外れてしまいました。「わんつー」も可能性高いと思いましたが、それも違いました。さて、今年のひらがなは「かける」ということですが、これはだいぶ踏み込んできましたね。説明を読むと「ピッチを駆ける」「すべての力をかける」などを意図しているそうですが、我々としてはどうしてもそこに裏の意味を読み取ってしまいます。そう、「賭ける」ですよね。今年はポポヴィッチ監督という傍目にはギャンブル性の高い物件を選んでしまった鹿島なので、やはりその意味がないとは言わせません。早速期待のCBチャルシッチがメディカルテストで落ちて契約できずと暗雲が漂っていますが、今年の鹿島の命運やいかに。私はポポヴィッチ、ヤンツー、カリーレの3連単でフィニッシュに3000エレケ賭けでいきますね。さて、来年のスローガンはどうなるでしょうか。私は「いきものがかり」だと思います!それでは、同じ街の野球チームの2023年のスローガンを見てみましょう!

覚悟の挑戦-鋼の結束力-

・礼節(挨拶、返事)を大切にし、野球人として企業人として信頼される人となる。
・己に潜む見えない敵「おごり、油断、あせり」に負けない人間力を養成していく。
・チームが勝利するために、己が犠牲にできる心を養成していく。
・「簡単な事を真剣にやる」事の大切さを理解し、実践していく。
・仲間を大切にする心を持ち、仲間から信頼される為の努力を惜しまない。

めちゃくちゃにバッターが分身してる!どうですか、この鉄の規律と拳のスローガン。「礼節」「おごり」「犠牲」などパワーワードが踊っています。やはりですね、鹿島というストイックな土地ではこれくらいのパンチのあるスローガンじゃないとケジメがつかないんですよ。鹿島も来年は「こぶし」とか「せいさい」とか「しゅくせい」とか「ちのだいしょう」にしてください!よろしくお願いしますね!


浦和

おそらく今年もなしでしょう!!個人的には「天皇杯なんていらない」がオススメなのですが、採否はお任せいたします!それでは同じ県の野球チームを見てみましょう!

やる獅かない

松井 稼頭央監督 コメント
「やるしかない」という言葉は、私自身が昨シーズンの悔しい結果を受けて強く感じた思いであり、自然と出てきた言葉でありました。また、昨年の秋季キャンプでは、チームとしての課題解決のために、個の成長にも力を入れた中で、選手が自分で考え、自分のために取り組んでくれました。そのような選手たちの自立と成長を見る中で、チームとしても強い決意を持つために、今シーズンのチームスローガンを決めました。今年はまさに優勝するしかないという強い覚悟をもって、選手たちと共に春季キャンプ、そして新シーズンへ向けて取り組んでいきたいと思います。

正気か?

思わずTwitterで「正気か?」とつぶやいてしまいましたが、松井稼頭央監督が「自然と出てきた言葉でありました」と言っているので、たぶん正気ではないと思います。しかもなぜこんな下手な習字を……と思ったら、毎年書初めをしていた達筆の選手が戒めFAにより球団を離れてしまったからということ。スローガン界にも影響したその移籍によるダメージは計り知れません。移籍先でも「戒め」で書初めをしてほしいものです。

戒め完食


ネルちゃんはネルネルしてしまいましたが、たぶん今年も「VITORIA」でいいんですよね?ネルシーニョだからVITORIAだと思ってたんですが、井原さんでも継続。VITORIA汁を今年も滴らせていこうという目論見のようです。去年はぎりぎり降格をVITORIAしましたが、今年もぜひ残留VITORIAしていきましょう。→新体制発表会で「No REYSOL, No LIFE」がスローガンっぽいものとして発表されたという情報もありました!が、よくわかりませんのでスルー!

さて、同じ県のバスケチームを見てみましょう!

アルティーリ千葉のチーム作りを文字にするのは非常に難しいのですが、一番大事に思っていることはチームのスローガンでもある「ウブントゥ」の精神です。
Ubuntu Mentality。
元々は南アフリカの言葉で絆や思いやりという意味なのですが、アルティーリ千葉ではその意味をこのように捉えています。

「自分たちが辿り着きたい場所へ、同じ船に乗った仲間が、それぞれで絆や思いやりの心を持って進んでいけば必ず望んでいた結果はやってくる」。

関わっている全員が「ウブントゥの精神」でコミュニケーションをとり、コミュニティを一歩ずつ広げていければ、みんなで一緒に喜び合える。全員が全員で魅了し合える。そのようなクラブになりたいということです。
ファンの皆様も、パートナーの皆様もアルティーリ千葉に関わっていただける全ての方々が、選手、コーチ、スタッフと同じ船に乗っている思いで一緒に「ウブントゥ」してもらえたらと思っています。そのためにもチームはアルティーリ千葉のブレない芯となるべき存在でなくてはなりません。

ウブントゥ。いや、めちゃくちゃ言いたいことはわかるんですよ。思いやりを持ってみんなで助け合っていこうぜ、っていう精神、わかります。ただ、どうしても語感で笑ってしまうんですよ。なんでしょうね、サッカーだとニャホ・ニャホ=タマクロー現象と言いますか、その言葉を聞いた瞬間にガーナサッカー協会会長であるという意味が雲散霧消してしまうという、破壊力全振りの言葉なんです。すっごい深刻な場面でも、「ウブントゥしてもらえたら」と言われると、どうしても我慢できないでしょう。柏も見習ってウブントゥ並の破壊力の言葉をぶっ込んできてください。ヴィトントゥとかでいいと思います。


FC東京

東京が熱狂。

千年の魂が宿る、歴史の街なみ。
未来の姿が浮かび上がる、喧騒の都心。
いろいろな表情を見せる東京の地を、ぼくたち、私たちは、前へ前へと進んでいく。
ボールをつなぐ。前に。その先に。
人から人へ、そして次の世代へ。

原動力は、東京が放つ強烈なエネルギー。
批判を恐れず、新しいことを試そう。
国内の、世界の、あらゆる知識と経験を、この東京の地に集結させて。

どんなことだって、必死でやるから、面白い。
挑戦と試行錯誤が生み出すエンターテインメント。
ピッチの上で、ピッチの外で。

たぶんFC東京は今年もスローガン継続です。しかし、何度見てもいいですね、このエモさは。「ボールをつなぐ。前に。その先に。」の倒置法コンボで体力ゲージ半分持っていかれますからね。ガード不可です。「ピッチの上で、ピッチの外で。」とかもう死体蹴りですよ。そして、これに対抗できるのは、やはり我らが東京アースフレンズのエモしかないわけですよ。

XCEED 超える

何度困難が立ちはだかろうとも
どんな試練が襲いかかろうとも
私たちは必ず挑み続ける

大きな夢に向かい
再び這い上がる覚悟を持ち
今よりも前へ
ハードにトライする

青き情熱を胸に
驚きと感動の輪を広げ
がむしゃらに突き進もう

一人ひとりの想いを1つに
高い壁を超えていく

「XCEED」

この行間と改行ができるのは、アースフレンズかテキストサイトだけです。何行も書いてますが、だいたい各段落で言ってること同じですからね。昨年はエモ満載説明から最後に「アスフレ一揆」に分岐してとんでもないことになりましたが、今年は無難なところに着地して一安心です。FC東京とアースフレンズで、渋谷の路上でエモラップバトルをサイファーしてください。そして、この2チームのエモとはかけ離れた、社会人野球チームのスローガンも紹介しましょう。

共越~さらなる領域へ~

共越???????説明がないので全く意味がわかりません!!!サブスローガンの「さらなる領域へ」もよくわからないのですが、これはあれですか、本拠地が八王子なので、山梨を併呑していくということ?ですか?ともかくわからない、なんか怖いです。あと、セガサミーの去年のスローガンを調べていたら、ニュースを見つけたのです。しかし、中を覗いてみると、何もないんですよ。

完全なる空白

スローガンが決定したというニュースを伝えただけで、スローガン自体はどこにも見当たりません。これは「何もないことがスローガン」、「一切は無である」という色即是空思想の現れということでしょうか。なんで野球なんかやってるんですか。怖い、とにかく怖いです。セガサミーが今年何を仕掛けてくるのか目が離せません。


東京V

UNITE AS 1 Time to GO

今年も新体制発表会でスローガンも公開されてました。「UNITE AS 1」で継続ですね。J1に上がってきた勢いそのままに「まだJ2で疲弊してるの?」などと某千葉や某清水を煽り散らかしてくるかと思いましたが、さすがにそこは自重したようです。個人的には「こっちはゆで卵なげてやるぞ」と某ガス方面を煽るのもいいかと思います。正直言うと、継続だとあんまり言うことはありません。なので、緑繋がりということで、某J3チームのスローガンを紹介しておきます!

One Soul ツヨクナル

「どう在りたいかを追求し新たなスタイルにチャレンジした昨シーズン、チームや選手の成長は成果として感じられた一方、多くの皆様の熱いご声援に結果という形で答えることができませんでした。この悔しさを決して忘れずに、強い気持ちを持って挑む2024シーズンのスローガンは『One Soul ツヨクナル』。
フィジカル、メンタル、そういった個人の強さはもちろんのこと、大事な局面で結果を出す勝負強さ、組織としての結束の強さ、地域のステークホルダーとの繋がりの強さ。
これまで積み上げてきたものを継続し、そこにこうした様々な『ツヨサ』を加え進化していく。そして、将棋の駒のように進化していく『成る』、物事が成功することの『就る』、そうした様々な『ナル』を経て大きく成長し羽ばたいていく。そんな強い覚悟と意志をシンプルな言葉と雷鳥をモチーフとしたイラストに込めました。
普段は歩いて生活をしている雷鳥も、必要な時には大空を舞い、何10キロも飛行できると言われています。クラブを取り巻く全てのステークホルダーの皆様との絆を強め、これまで積み上げてきたものを礎に、大きく飛躍するシーズンにすべく強い覚悟を持って挑みます。
1年間応援を、よろしくお願いいたします!」

「ツヨクナル」、カタカナで書かれると「オレ、ニンゲンスキ、デモ、ニンゲン、オレノコトキラウ」と森から降りてきた悲しきビッグフットがどうしても思い浮かんでしまいますね。なぜカタカナなのか説明はありませんし、「将棋の駒のように進化していく『成る』、物事が成功することの『就る』、そうした様々な『ナル』を経て大きく成長し羽ばたいていく」というかなりの大技が炸裂していて、その後に「何10キロ」という「さすがにその表記はおかしいだろ」と続くのもさすが。あと、「ステークホルダー」って言葉を連呼してるんですが、まあスポンサー向けの文書ならいいんですけど、一般ファンが目にする文章に出すのはあんまりよくないと思いますね。こういう目が滑る横文字を見ると「ニンゲンオレノコトキライ、オレモリニカエル、ツイデニナガノヲホロボス」と悲しきモンスターになってしまいそうなので、みんなどんどんOne Soulしていきましょう!


町田

Make a New History

”FC町田ゼルビア”というクラブの歴史と、”Jリーグ”というリーグ全体の歴史のどちらも、
FC町田ゼルビアから創っていく、という強い意思と想いを込めました。

今、Jナンバーワンイキりクラブの座をクリアソン新宿と争っている町田ですが、J1昇格の勢いそのままに、そのイキりをスローガンにぶつけてきました。町田の歴史だけでなくJリーグの歴史も作っていくという力強い宣言。早速、町田は保有選手38人という掟破りで新歴史をメイク。

これ自体は全然違法でもなんでもないので構いません。ただ、こういう「そうはやらんやろ」というルールの穴をハックしていくのって、たいていの場合金がかかるのでやらないんですけど、やっぱ金があると色々できていいですね。A契約の枠どうすんの?と編成担当の胃が痛くなりそうな感じですが、ともかくもまずは1つのNew HistoryをMakeしました。町田はこのままの勢いで「ピッチ上に12人いるけどいつまでバレないか」「こっそり神奈川から東京に所属を移しても問題ないか」などのギリギリの線を今年は攻め続けてほしいものです。と思ったんですが、東スポ記事において黒田監督が大悪党パワーワードをぶち込んで来たので、もう今年のスローガンは「足元チャカチャカ」でいいんじゃないですかね。


川崎

Mind-1 NEXT 心ひとつに、その先へ

2024シーズンの川崎フロンターレクラブキャッチフレーズは、「Mind-1 NEXT 心ひとつに、その先へ」に決定しましたので、お知らせいたします

フロンターレを、フロンターレたらしめているもの。
それは日本一とも言える ‟一体感” に他ならない。

川崎の街を中心に、サポーター、選手、スタッフ、パートナー、そのすべての思いが結集する時、それは計り知れないチカラとなっていく。

今シーズン私たちは、次のステージに出かけようとしている。
フロンターレらしさを深化させ、その存在感を進化させ、どんどん新陳代謝を繰り返しながら。
その原動力こそが、栄光の瞬間も、辛酸の時間も、たゆまなく築き上げてきた「Mind-1」の精神。

いまこそ心をひとつに、アジアへ、未来へ、その先へ。
いっしょに出かけよう!いっしょに戦おう!いっしょに手にしよう!
私たちは、チーム・フロンターレです。

相変わらずスローガンをキャッチフレーズと言い張る川崎です。強情ですね、上の口ではキャッチフレーズって言ってても、下の口ではスローガンって言ってるんじゃないですか?毎年、デザインがかっこいいのも変わらずです。今年は「Mind-1」ということですが、かなりギリギリ英語で攻めてきました。「One」とアルファベットだとスローガン的にオッケーなのですが、数字になると成分不明の謎の薬感が出てきますね、Mind-1。用法・用量は是非守っていただきたいものです。ただ、やはり川崎のうまいところは、このMind-1について曖昧な説明に終始しているというところですよね。「今シーズン私たちは、次のステージに出かけようとしている。フロンターレらしさを深化させ、その存在感を進化させ、どんどん新陳代謝を繰り返しながら。その原動力こそが、栄光の瞬間も、辛酸の時間も、たゆまなく築き上げてきた「Mind-1」の精神。」ということらしいですが、何言ってるかわかりますか?私にはわかりません。ただ、スローガンというものはそういうのでいいのですよね。なんとなーく、さりげなーくな感じでいきましょう。どうせ誰も覚えてないんだし。というわけで、それとは真逆な路線を唐突に打ち出してきた某軍のスローガンをご覧ください!

タレコミをもらって見たのですが、春季キャンプのキャッチフレーズという聞いたこともないものを作成したようです。やはりこれくらい狂ってほしいですね。「笑うアベには福来たる~新風の先に笑顔のSeptember~」とか、正常な神経をしていては考え付かない文字列ですよ。しかもアベ監督の笑顔がこれでもかというくらいに不気味ですし、「新風の先に笑顔のSeptember」がちょっと語呂がいいのもなんかムカつきます。ちょっと疲れてるようなので、お薬「Mind-1」を出しときますね。大丈夫です、副作用も何もありませんし、不安も恐怖も綺麗に消え、あなたは幸福な毎日を送れます。大丈夫です、副作用も何もありませんし、不安も恐怖も綺麗に消え、あなたは幸福な毎日を送れます。大丈夫です、副作用も何もありませんし、不安も恐怖も綺麗に消え、あなたは幸福な毎日を送れます。大丈夫です、副作用も何もありませんし、不安も恐怖も綺麗に消え、あなたは幸福な毎日を送れます。


横浜FM

Brave & Challenging 勇猛果敢

横浜FMは今年も継続です。新監督にあのハリー・キューウェルが就任したのだから、オーストラリア路線が続いているのでオージースローガンでもよかったのに、と思います。「カンガルーのように殴り、コアラのように眠る」とかでいいんじゃないですか、蝶のように舞い、蜂のように刺すみたいな感じで。だめですか、わがままですね。それでは、同じ街の野球チームの……と思ったのですが、けっこう発表が先なのでスルーします。いつまでも俺が待ってやると思うなよ、ベイスターズ!!!代わりに、アイスホッケーチームの2年前のスローガンを紹介します!

ぐぐぐ。

昨年思うように結果を残せなかったGRITS。
チームが味わった“悔しさ”をストレートに押し出し、より高い熱量でリベンジへと挑む姿勢を表現しています。

「ぐぐぐ。」!?? 「悔しさをストレートに押し出し」って、ぐぐぐじゃ全然ストレートじゃなくない!?もっと「くやしい!」とか「ちくしょー!」とかあるじゃん!?「ぐぐぐ」はストレートじゃなくてナックルカーブでしょ!でも、よくよく画像を見てみたら、「28戦26敗、ホーム全敗」で悔しいとか言ってる場合じゃない成績でびっくりしました!!もっと!!!怒れ!!!


湘南

一戦必湘 勝利を掴め、俺たちらしく。

来ましたね、ダジャレムーブ。継続していた「BELIEVE」をやめて、信仰を捨てたようです。棄教は民族の歴史のハイライト、胸を張っていきましょう。「一戦必湘」については「ダジャレである」という以外に特別な意味はないので、スルーします。湘南の注目はサブスローガンで、一昨年は「新湘南」で新興マンションタウン感を出し、昨年は「road to the future」で新車発売感を出しましたが、今年は「勝利を掴め、俺たちらしく」というサブスローガンを持ってきました。ものすごく普通のサブスローガンでちょっと私も困惑しております。やはりですね、メインスローガンはジャブで牽制し、サブスローガンで渾身の右ストレートを打つというのが定石でしょう。ちょうどいい例がありますので、地域は離れていますが、J3のチームのスローガンを見てみましょうか。

NO KATALLER NO LIFE 覚悟

どっちがメインでどっちがサブだかわからない!その上に両方で殴りに来てる!そして、なんか画像がおかしい!「KATALLER」が隠れてしまっている!やはり富山は気合が違う!さらによくよく見たら、ページのアドレスもおかしい!!強すぎる!!

「クラブスローガ」て


新潟

最善を尽くす!!

一昨年の「より攻撃的に!!」、昨年の「更なる飛躍!!」に続いて、新潟は「!」マークでごり押していく方針を貫きました。もはや主役は「!」であり、その前にどんな言葉があったとしても誰も気にしなくなっていることでしょう。今なら「増税!!!!!!!!!」とか書いても大丈夫なんじゃないでしょうか、松橋監督はメガネもかけてないことですし。新潟はこのままのビックリ路線を着々と歩んでいって欲しいものです。最終的には「!!!!!!!!!」と言葉が消える状態までいくことが目標となりますね。「全ての言葉は無意味である」という前衛的メッセージを込めたポストモダニズムスローガンの先駆者として、あるいはシュルレアリスム文学復活の旗手としてJリーグをぜひ牽引していってもらいたいです。それでは、同じ街のバスケチームのスローガンを見ていきましょう!!!!!!!!!!!

The Power

パワー!!!!新潟には勢いしかないのか!!!そして、現在の新潟アルビレックスBBの成績はB2で5勝27敗であり、B2の最下位です!!パワー!!!


磐田

夢と感動を共に

今年もスローガンはなし。静岡なのですから、清水と同じようにグイグイ来て欲しいものですが、つれないですね。ただ、なんかクラブ理念というスローガンみたいなものがあることを発見しました。全体を貫く自己啓発感がロイヤルコペンハーゲンの皿みたいな柄に包まれていて、そこはかとなくアフタヌーンティーっぽくなっていていいですね。特に「研鑽」「感謝」「利他」あたりがすごく啓発っていて、「あ、これ以上話を聞くのはなんかまずそうだな」という、音信不通だった同級生に急に深夜のファミレスに呼ばれた感覚を思い出しました。忘れましょう、このことは。というわけで、全然関係ないけど今年J3に落ちてしまったチームのスローガンを紹介しましょう!

新生

2024シーズンはJ2復帰を目指すシーズンであり、新しいスタジアムで選手・スタッフ新体制で戦うシーズンに。「新生」の言葉の通り、「新たに生まれ変わる」ほどの気概と決意、そしてそのようなクラブを応援してほしいという願いが込められています。

■デザイン

「新生」の文字の中に、ツエーゲンを象徴する「Z」を表現することで、ツエーゲンらしさを含めたものに。また英字で「新生」の意味でもある「新しく生まれ変わる」も加えています。

信長の野望か!!!!おまけに今「Z」はロシア的に色々まずいのではないか!!?

欲しいので誰か買ってください


名古屋

なんと名古屋はスローガンをやめるそうです!2023年「つむぐ」、2022年「未来へ」など、近年は「なんか言ってそうだけど特に何も言ってない」系に舵を切っていましたが、スローガン廃止はかなり大きな決断となりました。代わりに「グランパスファミリーステートメント」と題して、Never Give Up for the win.」「Challenge for the Top.」「Open Mind for the Grampus Family」を掲げるそうです。正直なんでも構わないと思いますので、言及は避けたいと思います。2年後くらいに、しれっとまたスローガンを発表してるに3000ターレスをベットです。さて、同じ街の野球チームいってみましょうか!

勇龍突進
Always be a challenger!

立浪監督がロゴがデザインされたパネルを公開、来季のスローガンは「勇龍突進」。
勇敢に突き進むという意味を込めるとともに、我々は挑戦者でもあるため「Always be a challenger!」という言葉を付けました。

「我々は挑戦者でもあるため」というところに、「お前らが挑戦者じゃなかったら誰が挑戦者なんだ」と声が出かかりましたがやめておきます。昨年は米騒動などで球界を賑わしたドラゴンズですが、その件については一切触れず。触れられてもこちらも困ってしまいますが、やはりスルーするのはコンプライアンス的にもよくないでしょう。そこで私が考えます。「昇竜白米 Rice goes by……」とかどうでしょうか。さすがに2秒で考えたので唐突感がすごいですね。ぜひ使ってください。


京都

共創 喜び・夢・感動をもっと

「夢と感動を共有し、地域社会の発展に貢献する」というクラブ理念をさらに追求していく上で、
次なる30年に向けて、名実ともに立派なクラブへと成長していくためには、クラブの一層の努力に加えて、
ファン・サポーター、スポンサー、ホームタウンなど関係の皆様とこれまで以上に力強く連携して、
心ひとつに、まさに地域の共有財産として目指すべき未来を
共に創り上げていきたいと考えています。

強く超える 進化、深化、真価。

我々の立ち位置を力強くジャンプして乗り越え、
強く、逞しく勝利へのエネルギーを遺憾なく発揮し、
感動空間を提供する。
チャレンジ精神を持って、深くサッカーを愛し、
そして、自分たちを自分たちで変えていく。
そんなチームになりたい。

今年も京都はデュアルスローガン体制です。どっちかがチームスローガンで、どっちかがクラブスローガンですが、どっちでも好きにしてください。昨今、スローガンを出さないチームが増えている中で、「俺は出すぞ!」という心意気を感じて嬉しい限りですね。まず、「共創」という地方創生スローガンですが、すでに2022年に山口がこのスローガンのもとで古民家のリノベをしてカフェにしています。しかし、サブスローガンの「喜び・夢・感動をもっと」でぐっと国体感も出してきているので、もはや次に京都で国体が開かれるときにはこのスローガンでいいんじゃないでしょうか。そして、次が強い。「強く超える」です。よくよく考えると何言ってるのかわからないんですけど、ともかく「強」と「超」というパワー字面で乗り切っています。スローガン界の雲丹乗せA5和牛丼ですよ(金粉を散らして)。書家の祥洲さんの筆も力強過ぎですし、説明も炎のセンタリングです。その分、バランスをとってサブスローガンは「進化、深化、真価」という、スローガン界凡庸スリーカードを持ってきたのはいい判断だと思います。ここでサブスローガンに「AK47をぶっ放せ」「兵庫・大阪を属国に」だと許容量を超えてしまいますからね。説明の最後に「そんなチームになりたい」と宮沢賢治メソッドを持ってきているのも、中和の意味合いだと思います。ただ、来年は振り切ったパワースローガンを見たいので、サブスローガンに「リメンバー蛤御門の変」とかどうでしょうか。お待ちしています。


G大阪

BE THE HEAT , BE THE HEART

継続スローガンなので特に言うことはありません!!できることなら「大阪万博を火の海に」「忘れてないぞ、溝畑」などというスローガンにして欲しいものですが、叶わぬ夢となりました。年末にガンバファン数人と話しましたが、最後連敗で終わったポヤトス監督で大丈夫なん?って聞いたら「継続は力……継続は力です……」と揃って念仏のように唱えていたので、「継続は力」をスローガンにポヤトスオールベットしてもよかったのではいでしょうか。それでは同じ街のバスケチームいってみましょう!

PASSION 情熱を解き放て

J2編で後述しますが、めっちゃくちゃ仙台とかぶっています!呪いのスローガン「PASSION」については、J2編仙台の項で!!!そして、昨年からJ3に上がってきたFC大阪のスローガンもついでに見ておきます!

スローガンは「絶対」だそうです。なんか小学生の約束みたいですね。「明日、遊ぼうな!絶対だかんな!」と夕暮れの交差点で叫んでる小学生の姿が思い浮かびます。それと、「FC大阪 スローガン」で検索すると、なぜか「FC大阪 胡散臭い」が候補にあがってくるのはかわいそうすぎるのでなんとかしてあげてください。

胡散臭い、て


C大阪

SAKURA SPECTACLE

我々は、闘う。我々は、走る。我々は、魅せる。
我々は、驚かせる。我々は、信じる。
我々は、立ち上がる。我々は、夢を咲かす。
我々は、今この瞬間もサポーターとともにある。我々は、セレッソ大阪。

こちらも継続スローガン!!大阪のJ1チームはスローガンを捨てた!悲しいことですが、事実です。でも、説明は何回読んでもいいスローガンポエムですよね。名作は色褪せません。さて、近くの野球チームのスローガンを紹介しましょう!

A.R.E. GOES ON

リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける
そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが 『A.R.E. GOES ON(えーあーるいーごーずおん)』です。

今ハチャメチャに調子に乗ってるチーム、それが阪神です。そして、今年もアレです。アレがゴーズオンだそうです。もう優勝したんですから、優勝って言っちゃっていいじゃない、という気もいするんですが、「チャレンジャーとして挑み続ける」のでアレだそうです。正直全く理解できませんが、まあ阪神がそれでいいと言うならそうなんでしょう。「ARE」からそれぞれ頭文字をとって「Aim」「Respect」「Empower」としているのですが、本当に適当に思いついた順に英語を書いてる感じでとてもいいですね。どうせなら「Ahoちゃうんか、中田とか取って」「Rongaiだろ白米食わせないとか」「Eikyuに最下位やってろ」などと某ドラゴンズをディスる方向の頭文字を使ってほしかったので、来年ご検討ください。


神戸

the No.1 Club in Asia 一致団結

「まずはアジアNo.1を目指す前に日本のナンバーワンを目指しなさい」と安西監督みたいなことを言っていたら、ほんとに日本のナンバーワンになってしまいました。ですが、スローガンはおそらくそのまま。どうせ優勝したのですから「一回優勝してから言ってくれる???www」「いやー、J王者つれーわー、ACLつれーわー、寝てねーわーwww」などと草生やしまくって煽り散らかしてやったらよかったのにと思います。それでは、近くの野球チームのスローガンを見ましょう!

おりふぉーww

パ・リーグ3連覇を果たしたオリックス・バファローズ。
揺るぎない自信を手にしたチームは、さらなるステージに挑む。
4年連続の“V”と日本一奪還に向けて
おなじみの合言葉は進化する。
今シーズン、勝利の雄叫びは
「おりふぉーWW」

ほんとに草生やしてどうする!!!!「4つのV」で偽装しようとしてるけど、説明は完全にアルファベットのWじゃないか!いい加減にしろ!!

スローガンを掲げる中嶋監督の顔が今年も無


広島

シン・ぶちあつ!

2024シーズンは、『シン・ぶちあつ!』をスローガンに掲げ、さらにバージョンアップした「ぶちあつ」なサッカーを皆様にお見せします。

チームとして2023シーズンは、2年連続のリーグ3位で終える事ができました。ミヒャエル・スキッベ監督体制3年目の2024シーズンは集大成となるシーズンです。

そしてついに、ファミリーの皆様、パートナー企業様、地域の皆様、サンフレッチェ広島に関わるすべての皆様にとっての夢であった新サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」が2024年2月1日に開業します。選手の声やボールの音、ピッチの熱気を目の前で感じられ、今までにない圧倒的な臨場感と一体感を体験できるサッカー専用スタジアムで、広島の新たなステージがはじまります。

「シン・ぶちあつ!」は、2022,23年同様、広島弁の「とても」「すごく」を意味する『ぶち』と、勝利への熱、サッカーへの熱、広島を盛り上げる熱など、サンフレッチェ広島に関わるすべての『熱(あつ)』をあわせ、さらに『新』スタジアムで、『進』化したサッカーを展開し、自分と仲間を『信』じて戦い、タイトル獲得を果たし『真』の王者となる強い決意を込めた『シン』スローガンです。力強い書体を「シン」と感嘆符「!」で挟み、これまで以上の塊感=「一体感」を表しています。もちろん「ぶちあつ」い思いの中には「三本の矢」が隠れています。

世界に誇れるスタジアムで戦うことができる幸せを選手一人ひとりが最高のプレーで表現し、チーム、スタッフ、ファミリーが一体となって情熱的にアグレッシブに戦ってまいります。

2022年に「ぶちあつ!」を掲げて以来、そのIQの低さが心地よかったのか、ずっと継続を続けています。「『シン・ぶちあつ!』をスローガンに掲げ、さらにバージョンアップした「ぶちあつ」なサッカーを皆様にお見せします」なんて、正気で言うことはできないんですよ。今年の注目は4段落目です。相変わらず「ぶちあつ」の説明をコピペでしていますが、すごいのはその後。「『新』スタジアムで、『進』化したサッカーを展開し、自分と仲間を『信』じて戦い、タイトル獲得を果たし『真』の王者となる」と、「シン」という言葉に「新・進・信・真」という4つの漢字をかけるという、漢字界王拳4倍を放っているじゃないですか!スローガン界において同音の漢字を重ね合わせる漢字界王拳は体に負担がかかるのでせいぜい3倍までというのが定説ですが、4倍を平気でやってくるのは並大抵の覚悟ではありません。やはり同郷の野球チームと同様にイカれているとしか言わざるを得ないでしょう。その後になぜかロゴに3本の矢を隠すという謎ムーブを続けているのも頷けます。ですが、我々の気持ちとしては、「矢がどこに潜んでいるのかわからない」のではなくて、「矢がどこにあろうと特に探す気にならない」であることはお伝えしておきます。さて、では問題作を見てみましょうか!

しゃ!

がむしゃらに駆け抜けた2023年。 新井監督は家族一丸チームをけん引し、5年ぶりのAクラス2位でクライマックスシリーズ進出に導きました。
そして2024年、チームのキャッチフレーズは『しゃ!』です。
「勝(しょう) しゃ」になるという強い意志と「がむしゃら」に戦う決意をキャッチフレーズに込めました。
「がむ しゃら」に戦い、 「 しゃにむに」勝つことを考え、 「よっ しゃ!」をつかみ取る。
チーム一丸で「 しゃ!」を積み重ねた先の『よっ しゃ!』で喜びを分かち合いたい!
2024シーズンも、ファンの皆さまとともに強く、激しく「よっ しゃ!」と、勢いよく拳を突き上げ たくさん喜びあえるように家族一丸でがむしゃらに戦い続けます。
歓喜の「よっ しゃ!」に向けてがむ しゃらに試合に挑む広島東洋カープに、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

≪新井貴浩 監督 コメント≫
今日ファン感謝デーにお越しいただいているたくさんのファンの皆様に、来シーズンの「しゃ!」というキャッチフレーズを聞いていただいた時の反応というのは、本当に素晴らしい反応だったと思います!
本当に斬新なキャッチフレーズだなと、今からやる気になっております。
もちろんファンの皆様にもたくさん「しゃ!」というふうに喜んでいただきたいと思いますし、後ろに全選手いますけれど、私をたくさん「しゃ!」と喜ばせてほしいなと思います。選手のみなさん、よろしくお願いいたします!

≪堂林翔太 選手 コメント≫
来シーズン多くのファンの皆様に「しゃ!」と喜んでいただけるように、頑張りたいと思います。
今シーズンも応援ありがとうございました。来年はここでクライマックスシリーズファイナルステージができるように頑張りたいと思います。また応援よろしくお願いします!

サンフレッチェがどれだけ傾奇者を目指そうが、やはり本物の狂人には勝てないという思いを強くするばかりです。説明を読んでも何もわかりません。新井監督の「本当に斬新なキャッチフレーズだなと、今からやる気になっております。」とか、堂林の「 来シーズン多くのファンの皆様に「しゃ!」と喜んでいただけるように、頑張りたいと思います。」という適当なコメントが最高ですね。あと、微妙に説明に半角スペースがところどころ入っているのが単なるミスなのか、何かの意図なのかわからなくて怖いです。矢!?もしかしてこのスペースにも矢が隠れている!!?


福岡

感動と勝ちにこだわる

アビスパ福岡を応援いただける皆様をはじめ、市民の皆様が、アビスパ福岡の戦い方や取り組みからこのスローガンを連想していただける時期が来たときに、クラブが成長したひとつの証になるのではないかと思っています。
感動とは物事に深い感銘を受けて強く心が動かされることです。
勝つとは試合で得点をして勝つということです。
「人の心を揺さぶるような熱いプレーで、得点をして勝つことにこだわる」という思いを込めています。
運営面では、ファン・サポーターのみなさまをはじめ、お客様の心に響く対応を実践し、
「ビジネスサイドが掲げた目標数値に勝つ(達成する)」ことにこだわる、という意味が込められています。

福岡は継続です。クラブ初タイトルを獲得したのだから「タイトル取ってないクラブは全部J2でよくない?」とかのスローガンにしてイキってもよかったのに、全くブレません。その制度だと自動的にジェフも昇格するので協力するつもりでしたが、がっかりです。毎年、感動と勝ちだけにこだわるのはよくないと思うので、今年は「感動と勝ちとイエローカードにこだわる」でどうでしょうか。去年はベスト3に入れませんでしたし。と思ってたら、福岡はスローガンとは別にテーマというものがあるようです!

「JUMP!」です!特に感想はありません!それでは、同じ街の野球チームのスローガンを見ていきましょう!

VIVA 美破!

福岡ソフトバンクホークスは、2024年のスローガンを「VIVAビバ」に決定しました。

美とは、目標に挑み続ける情熱。
美とは、真摯に努力する姿勢。
美とは、期待を背負う覚悟。
美意識は、自己成長の出発点。
輝くピースが一つに集まり、勝利の光へ突き進む。

どんな高い壁も打ち破っていこう!
VIVA!HAWKS!

どうよ、この狂いっぷり?去年は「鷹!鷹!鷹!(おう!おう!おう!)」という無理矢理難度S級で挑みましたが、今年の無理矢理難度もフロントサイドダブルコーク1440級できました。「VIVA」を「美破」に変換する特攻の拓精神もさることながら、「美とは、目標に挑み続ける情熱。」と完全な美に関する誤認識を4連投してきます。大谷翔平なら軽々とスタンド上段に放り込む、完全な棒球ですよね。そして、最後には「どんな高い壁も打ち破っていこう!」とぶち上げていますが、某戒めFAによる和田プロテクト失敗という自分で勝手に作り上げた高い壁を乗り越えていこうという強い意識の表れと受け取りました。こんなこと言われても小久保新監督も困ると思います。新監督のキャラクターを生かして、「NO MORE 脱税!!!」とかでもよかったんじゃないでしょうか。ともかく、今年はどんどんビバっていってほしいものです。


鳥栖

2024 シーズンのスローガンは、「進」(しん)です!
今年のスローガンの「しん」ですが、皆さんもご存じの通り、「進」の意味は、 前に進む、すすめるという意味合いが強いのですが、 もう一つ、段階に上がると言う意味も兼ねています。
川井健太監督 3 年目のシーズンを集大成の年にしたいと言う思いも込めて「しん」となりました!
“17 の誇りを胸に”今までの鳥栖スタイルを継承しながら、2024 シーズンは、 もっともっと前進して進化して参りますので、ファン・サポーターの皆様と共に戦いましょう!We Are SAGAN!

昨年は「信~Believe~」でエモ路線を貫いてきましたが、ついに西のエモスローガンの雄・鳥栖が方針転換をしました。なんということでしょう、本当に残念としか言いようがありません。あのエモさの極みだったスローガンポエムもただの説明になってしまい、「え??あ~、昔のことですよww なんであんなことやってたんですかねwww 最近?最近のマイブームはサウナでチルですねww」と昔好きだった無茶してた学生Youtuberが普通の社会人になっていた時のような寂しさを感じてしまいます。ああ、鳥栖は真人間になってしまった、もうあの魂の咆哮のようなスローガンは聞けないのでしょうか……。でも諦めてはいけません。一見まともに見える説明ですが、「今年のスローガンの「しん」ですが、皆さんもご存じの通り、「進」の意味は、 前に進む、すすめるという意味合いが強い」と急にご存じのことを強調してきたり、何の脈絡もなく「川井健太監督 3 年目のシーズンを集大成の年にしたいと言う思いも込めて「しん」となりました!」と言ったり、そして、最後は急に「We Are SAGAN!」と叫んで終わり。あまりにも不自然ではありませんか?そう思って、よくよくスローガンを見返してみると、「しん」が「進」ではなく「神」を意味していることがわかり、説明の中に「すすめる」「集大成」という黙示録を示唆する言葉があることに気づきます。そして「SAGAN」のGをBに変えてIを足して入れ替えると「BANSAI」すなわち「万歳」になってこれも終わりを意味することがわかるでしょう。そう、このスローガンは鳥栖からSOSだったのです!人類は滅亡する!それでは、同じ県のバスケチームを見てみましょう!

SAGA SAIKO FAN FUN FAAAAAAN

ファンとチームとみんなで楽しく熱風を巻き起こそーーーーーーぜ!!
バルーンを飛ばすには、「熱風」が必要です。
チームが躍動するには、みんなで巻き起こす「熱風」が必要なんです。
熱い熱い熱風を巻き起こして、楽しみながらバルーナーズを盛り上げていきましょう!!
FAN FUN FAAAAAAN !! 巻き起こせ熱風を!!

ハチャメチャすぎるでしょ、どうなってんの。でもね、これくらいだとアナグラムの可能性は下がりますね。佐賀は出れるけど入られへん!!!

J2編はこちら!


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