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Jリーグスローガン紹介2024【J2編】

J2編です!!!今日このスローガン紹介を見て、スローガンのことは忘れましょう。スローガンオブザデッド!それでは、今年もスポーツ観戦を楽しんでいきましょう!

去年のJ2はこちら!!

今年のJ1編はこちら!



仙台

PASSION 限界を超えろ

PASSION 限界を超えろ(読み:パッション げんかいをこえろ)

一人一人に灯る情熱の「火」を互いに高め合い、チームとして、クラブとして、大きな情熱の「炎」へ。
強く熱く燃える心の「炎」を原動力に、眼前に立ちはだかる限界の「壁」を仲間と共に超えていく。

昨年は「GRAV」という造語を作ったところ、ルーマニア語で「深刻」という意味になってしまうという悲劇を経験した仙台ですが、今年は造語をやめたようです。「PASSION」ということで、ご丁寧に読みまできちんとつけていて、並々ならぬ意気込みを感じます。ただ、パッションと聞いて私はピンときました。

何このフォント

そう、スペイン語と英語の違いはあれど、すでに「情熱」を掲げたチームがあったんですよ!2017-2019のエスナイデル政権下のジェフユナイテッド千葉が「Pasion」を掲げて、結果はみなさんのご存じのとおりです。また、J1編で触れましたが、B1のエヴェッサ大阪の今シーズのスローガンも「PASSION」でした。エヴェッサは序盤調子がよかったものの、途中10連敗を経て現在は下位に低迷。呪いの言葉ですか。最悪のジンクスですが、ベガルタ仙台のみなさまのご健闘とご活躍をお祈りいたします。いっそ監督をエスナイデルにしてはどうでしょうか。

サッカーのパスを表す「PASS」と「ON」をつなげるイメージで、間にある「IO」は昨季限りで引退したMF梁勇基の背番号「10」を表しているという。「クラブのレジェンドをリスペクトしながら、その魂を引き継いでいこうという思いです」。長く育成年代で結果を残し続けてきた指揮官が率いるチームは、悲願のJ1復帰に向け11日から始動する。

あと、報知の記事にはこの先の説明があったんですが、「サッカーのパスを表す「PASS」と「ON」をつなげるイメージ」というわかったようなわからないような説明の中で、なぜか引退した梁勇基の背番号がサンドイッチされていて笑いました。今年の10番鎌田大夢はどういう気持ちでいればいいんですか!PASSION!!!

それでは、同じ街の野球チームのスローガンを紹介しましょう!

いただき!

2024シーズンスローガンを「いただき!」に決定しましたので、お知らせいたします。

球団創設20周年の節目を迎える2024シーズンのチームスローガンは「いただき!」。

今シーズンより指揮を執る今江敏晃監督がこだわる「頂点」という言葉から取った一文字「頂」は、シーズン最上の目標、頂(いただき)である優勝、そして日本一を示すものです。

同時に、その高い「頂」を目指すためには、選手一人ひとりが個性を出し、コミュニケーションを取ってお互いに高め合いながら、チーム一丸となることが重要です。

「いただき!」という言葉は、「頂」への道中で、士気を高める合言葉ともなります。

ファンの皆さまと共に、「頂」の景色を眺められるように、お見せできるように。
想いを一つに、「頂」に向かって駆け登ってまいります。

2024シーズンの頂点は、楽天イーグルスがいただきましょう!

「頂=いただき」連鎖はスローガン界におけるダジャレゲートウェイドラッグとして知られており、安易にここに手を出すと「真価=進化=深化=しんか」などのより依存性の高い言葉遊びドラッグにハマってしまうことが多いです。引き返すなら、今ですよ!覚せい剤打たずにホームラン打とう!

ホームラン打とう、じゃないんだよ


秋田


秋田一体+

秋田一体、超秋田一体、シン秋田一体、J2昇格以降の2021シーズンより吉田監督の代名詞でもある秋田一体をスローガンにしてまいりました。
目標とするプレーオフ圏内を達成させるべく、選手はもちろん、日々サポートするコーチ陣や現場のスタッフ達をはじめ、フロントスタッフや、もっと広く言えばファンサポーターも、それぞれの役目役割のなかで、もうひとつ、もう少し、チームの勝利のために何かをプラスして努力やチャレンジをすることの意味を込め、秋田一体に+して「秋田一体+」を今シーズンのスローガンとしました。

相変わらずサムネが切れててほほえましいです。誰か教えてあげてください。「秋田一体」→「超秋田一体」→「シン秋田一体」というガラパゴス進化ツリーを着々と辿ってきた秋田ですが、今年は「秋田一体+」という正統進化を遂げました。説明を読んでももはや何を言っているのかよくわかりませんが、「吉田監督の代名詞でもある」という通り、監督が吉田さんである限りは秋田一体で押し通すしかないのでしょう。まさに「徹底を徹底する」、「徹底に終わりはない」という吉田監督の鉄のフィロソフィーがスローガンにも浸透しているということですね。ただ、問題はこの先です。このまま吉田監督が10年くらい留任するとなると、毎年新しい秋田一体を用意するしかないのです。「秋田一体2号」「秋田一体クウガ」「秋田一体RX」など仮面ライダー方式はいずれ東映に怒られそうです。ここは映画方式でどうでしょうか。「ワンス・アポン・ア・秋田一体・イン・アメリカ」、「エイリアンVS秋田一体」、「ワイルドスピード17 秋田一体インパクト」、「ショーシャンクの秋田一体」などいくらでも私はアイデアを出すことができます。ご連絡をお待ちしています。それでは、同じ街のバスケチームのスローガンを見ておきましょう!

「Do, or Do - All 4 AKITA -」(ドゥ、オア ドゥ ~オール フォー アキタ~)

選択肢はひとつ。やるしかない。

秋田ノーザンハピネッツは、先日Bリーグより概要が発表された新B1リーグ「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」に初年度の2026年から参入することを目指しています。

そのため今季2023-24シーズンは、2024年10月の審査をクリアするための3つの要件<平均観客数4,000名以上><売上高12億円以上><新アリーナ基準>を満たす必要がある極めて重要なシーズンになります。

そしてチームはB1チャンピオンシップ進出、さらにその先のまだ見ぬ景色を目指して、ひとつでも多くの勝利を掴んでいくために戦っていきます。

「Do, or Do」は、言わずと知れた、とある映画作品に登場する銀河の平和と正義の守護者のマスターが残した有名なセリフ(Try not. Do. Or do not. There is no try.)から着想を得ています。「できそうにないけどやってみるよ」と言った主人公に対して、「”やってみる”という姿勢で臨んだらできるものもできない。やるかやらないか。やるからには中途半端はナシだ」というメッセージが込められているそうです。

今シーズンの私たち秋田ノーザンハピネッツには、やらない選択肢はありません。
失敗を恐れず、とにかく前に進みます。うまくいかないこともあるかもしれないけれど、それを糧にして、次につなげる。光の射すほうに向かって行動あるのみです。

パンデミックが収束し、アリーナを満員にできる環境が戻ってきました。
声を出して応援してもらえる。ホームゲームに欠かせない秋田県民歌も一緒に歌える。

秋田県では7月の豪雨により甚大な被害を受け、今も復旧への活動が続いていますが、
支えてくださる全ての方々と共に熱く戦える環境があることへの感謝を忘れずに、
チームもフロントも、ひとりひとりが自分にできることを、やるべきことを考えます。
そして日々ひたむきに「All "4" AKITA(すべては秋田のために)」を掲げて行動します。

ブースターの皆さんにも力を貸していただき、さらに結束を強められたらと思っています。
今こそ手を取り合い、秋田一丸となって戦いましょう!

説明がクッソ長くて5組の田中さんが3回貧血で倒れてますし、もう「ドゥ、オア ドゥ 」のカタカナの字面もヤバい上に、「光の射す方に」でちょっとミスチルってるんですが、一番すごいのは、これ。「言わずと知れた、とある映画作品に登場する銀河の平和と正義の守護者のマスターが残した有名なセリフ」という説明が面白すぎます!もうスターウォーズのヨーダって言いなよ!!!


山形

ゼンシン YAMAGATA ICHIGAN

昨年は「ブッチギレ」というスローガンを掲げて、序盤にクラモフスキー監督をブッチギった結果、プレーオフ進出ということになりました。一昨年も「ブッチギレ」を採用していたので、ブッチギレではプレーオフどまりになるということで変えてきたことが予想されます。新しいスローガンの「ゼンシン」ですが、「前進」はJリーグ再頻出ですし、よくよく考えたら2020、2021に既に山形自身が使っているんですよね。

2020、2021スローガン

原点回帰なのか、ただ単に担当者が変わってスローガンを忘れているだけなのかはわかりません。一応カタカナか漢字かという違いはありますが、たいした意味はないので深く触れることはやめようと思います。ただ、ゼンシンの漢字が「善神」だった場合にはゼウス聞いてないよって感じで話が違ってきますので、お知らせください。それでは、みんな大好き(なのか知らないけど、俺は好き)山形青年会議所の今年のスローガンを見てみましょう!

Be the Leader、怪しくてよい

相変わらずめちゃくちゃに多い上に興味深い!!! 特に「ATM~明るく、楽しく、前向きに~」というスローガンは我々のATM概念に新しい気づきを与えてくれます!あと、「BE FIRST」とその後の関連性が薄くてとてもよい!まさか山形青年会議所のみなさまもこんなところで注目されてるとはつゆ知らずでしょうが、来年もよろしくお願いいたします。


いわき

UNLEASH 本能を解き放つ

UNLEASH(アンリーシュ)
意味:解き放つ、解放する

【スローガンに込められた想い】
本能とは「もっと上手くなりたい、成長したい」という純粋な想い。
俺たちはフットボール大好き集団。
本当に上手くなりたいか?
本当にフットボールが好きか?
その問いかけに純粋に向き合うこと。限界を突き破り、本能を解き放ってフットボールに向き合おう。
フットボールで浜を熱狂させる。

昨年は「RELENTLESS」という聞いたこともない謎英語を押し込んできたいわきですが、今年も「UNLEASH」というレアものを持ってきました。一応意味を検索しましたが、「解放する」でちゃんと合っているようで安心しました。「UNLEASH」の本当の意味が「妊婦油地獄」とかでも97%の人は気づきませんからね。気をつけていかないといけません。昨年は「RELENTLESS」を掲げて、「遠慮したり、手加減したり、情けをかけたりせずに、全力で攻撃などを行う」という余計な説明を加えた結果、今オフシーズンでは全く遠慮も手加減も情けもなく選手の草刈り場になってしまったこともあり、ちょっと考えたのかもしれません。でも、「本能を解放する」もめちゃくちゃ強奪クラブに言い訳を与えているような感じでもあり、大丈夫でしょうか。草刈り場になることを避けるために、「Take it easy(手加減して)」とかにしたほうがいいのでは。「「Never rob players(絶対に選手を強奪しないで)」、「Don't drain all the water from the pond(池の水全部抜かないで)」、「Don't destroy the ecosystem(生態系を壊すな)」、「Don't fool Brazilians(ブラジル人を騙すな)」もオススメです。ありがとう、Google翻訳。英語もいいですが、やはりスローガンには日本語を使いたい。そんな思いを形にしたJ3のチームのスローガンを紹介いたします。

飛翔 限界を超えろ!

クラブ創設20周年の節目の年に、J3優勝でのJ2昇格、4連勝などこれまでの
いわてグルージャ盛岡を超え、未来へのステップアップを目指す。

勢いがすごい!!!その割に超える目標が「4連勝」なのがつつましくていいい!そして、ファイル画像を保存しようとしたら「【確定】」とファイル名に入っていて、「【ドラフト】スローガン文言確定前.png」「【修正版】スローガン(2).jpg」「【再修正】【社長チェック済】スローガン(4)−2のコピー.png」などのファイルもフォルダにあるかと思うとほっこりしてきますね。


水戸

今年も水戸のスローガンはありません……。水戸スローガン大好きマンとしては悲しいのですが、スローガンを出さないという判断は全面的に正解なので何も言えません。代わりに、同じ県のバスケチームのスローガンを紹介します。

アガロー⤴4000

2023-24シーズンは、2026年から始まる「新B1リーグ」へ参入するために、非常に重要なシーズンとなります。 参入条件である「平均集客数4,000人」「年間売上12億円」「アリーナ基準充足」をクリアし、必ず「新B1リーグ」に参入するため、3つの想いを込めた「アガロ↗4000」をスローガンに掲げ戦います。

①新B1リーグに「アガル」
②勝利を積み重ね、チームの順位・成績が「アガル」
③観戦を通して鼓動が高鳴り、会場が盛り「アガル」

チームやフロントスタッフだけでなく、スポンサーの皆様、ブースターの皆様、地域の皆様、茨城ロボッツに関わるすべての皆様の力を合わせ、共に上がりましょう。

デザインがテクノアルバムのジャケットみたいでかっこいい!!ただ、入場者数は上がっているようですが、成績は3勝28敗(1/26時点)でB1最下位をひたすら走っています。今こそ水戸ホーリーホックの2017のスローガンを思い出しましょう!なぜか今年の山形と被っていて前進でした!すすめ!あがれ!

勢いがすごい!


栃木

KEEP MOVING FORWARD

栃木は今年も「KEEP MOVING FORWARD」を継続。どうせなら「矢野貴章結婚おめでとう」をサブスローガンにしておいてもよかったのではないでしょうか。特に何もコメントがないため、同じ街のバスケチームのスローガンを見ておきましょう!

STRIVE

「たゆまぬ努力をし続ける」、「全員で泥臭く、全力で取り組んでいく」シーズンにしていこうという意味。

これまで築き上げてきたブレックスのカルチャーをベースに新たに加入した選手たち、コーチ陣とともに日々の練習からBREX MENTALITYを体現して、たゆまぬ努力を重ねてチーム一丸となって成長を続け、昨シーズンの悔しさを晴らすべく、常に闘う姿勢を前面に出し、チャンピオンシップ進出、そして、その先の優勝を全員で目指します。

また、困難に直面した時こそ、その状況を打破すべく、団結して前進し続けます。

事業面に関しても、将来構想の基準の一つでもあるホームゲーム1試合平均4,000名以上を目標とし、ブレックスがこれまで大切にしてきた地域密着活動等に対して泥臭く、より力を入れて取り組むとともに、より非日常を感じられ、試合以外でも楽しめるホームゲームを実現するために、フロントスタッフも一丸となって日々努力を重ねて、これまで以上にファンの皆さまに応援していただけるチームを目指します。

スローガンはともかく、動画がパチンコの大当たり演出っぽいので是非見てください!


群馬

Evolution Together  日々是進化

<スローガン>
Evolution Together ー日々是進化ー

<意味>
毎日のトレーニングや経験の積み重ねから、選手スタッフ一人一人が進化を遂げることで、チームも日々進化してさらに強くなっていく。オール群馬が一緒になって、進化するチームと共にさらなる高みを目指し戦う。

スローガンのグチャグチャさ多彩さにおいて定評のある群馬ですが、今年は「Evolution Together」という割と普通っぽい感じのスローガンを放り込んでできました。去年の「MORE AGGRESSIVE」とは、「アルファベットである」ということ以外にはほぼなんの関連性がなく、毎年毎年打ち出してはみるものの花火のように消えていくJリーグスローガンのはかなさを深く理解しているな、と驚嘆しています。さすが虚無系スローガンの大家・群馬。来年のスローガンが唐突に「生麦事件」とかになったとしても、私は一切驚きません。Evolutionなのだから、もう一歩踏み込んでいっそのこと「Revolution」にして選手を20人くらい入れ変えてもよかったかと。ロゴもいいですね、「EVOLUTION」からなぜか「TOGETHER」で文字が小さくなり、さらに「日々是」で小さくなって、「進化」で大きくなるという。何の意味があるんですか、この上がり下がり。千鳥の鬼レンチャンの高音・低音でしょうか。華原朋美がブチ切れてしまうじゃないですか。さて、長年群馬のスローガンを見てきたのですが、「適当なそれっぽい言葉をルーレットか何かで選んでるのでは?」という疑惑が年々強くなっていて、ここ数年は確信に近い感触を得ています。絶対に口外しませんので、ザスパクサツ群馬の忘年会の目玉イベントである「ドキドキ!来年のスローガン決めダーツ大会!」に参加させていただけないでしょうか。参加費はもちろん払いますので。それでは、同じ県の野球チームのスローガンを紹介します!

粘ぎば!!思いついてもスローガンにしちゃダメ!!


千葉

今年もありません。強いていえば「WIN BY ALL」なのでしょうが、それも特に公式でアナウンスされている気配がないので、どうも違うようです。仙台にならって「PASSION」に回帰するという手段もあったかと思いますが、あれは呪われているのでやめておきましょう。やはりプロサッカーチームとしては楽しいことが一番ですよね。そして、チケットの料金が安いということも重要です。その2語を組み合わせて「安楽」というスローガンはどうでしょうか?え?だめ?なんでですか?逆立ちですか?それでは同じ街の野球チームを……と思ったのですが、延々発表されません。パイの実の層を作るのに忙しいのでしょう。ということで、何の縁もゆかりもありませんが、力強いスローガンを紹介して終わりにしたいと思います。

近鉄漢-KINTETSU MAN-

会社・チームの代表として、人や社会から愛され、尊敬され、憧れられ、信頼され、誇りに思われ、また地域社会やラグビー界に貢献できる存在になることを目指す。

リーグ1所属花園近鉄ライナーズの2021-22スローガンですが、力強い!!「近鉄漢」に「KINTETSU MAN」とルビを振るのはすごい発明です。近鉄のホームに近鉄顔の漢たちがラグビーのユニフォームを着て並んでいる姿が容易に想像できますね。千葉も「千葉漢」というスローガンを掲げて「CHIBA MAN」もいいのでは、と思いましたが、頭金髪のドゥドゥが変なポーズ取ってる姿しか思い浮かばなかったので、これはもうやめにしておきましょ。終わり、終わり。


横浜FC

こちらもスローガンをやめてしまった横浜FCです。J2に再入部ということで炎のスローガンを出して欲しいものですが、うまくいかないものです。若手FWを大量に集めているので「当たればいいな若手ガチャ」「出ろ!!SSR!」とかでどうでしょうか。ところで、実は横浜はENEOS野球部の本拠地でもあるんですね。そういえばどんなスローガンを掲げてるんだろ?と思って調べたら、これが宝の山でした。

「LOVE BASEBALL 勝、勝、勝」ということですが、気でも狂ってるんですか。前半部分と後半部分の乖離が海よりも深いですね。「愛してる、でも殺します」といういまや懐かしいヤンデレ風味がすごいですね。そして、ENEOSは過去分もすごいんですよ。

2023
2022
2021
2020

4年分遡ってみましたが、どうですか、この脳筋スローガン。2022年の「前勝善勝全勝」が全く意味がわからないのですが、説明を読むと「前へ前へ勝ちに向かって奔走し、チームとして人として善い行いをして、己に、相手に、試合に勝つといった「勝つ」こと対して強烈にこだわって一年間戦い抜く」そうで、余計に意味がわかりませんでした。また、2021年の「〇〇の為に」も誰かを思い浮かべてということなのでしょうが、こういったスローガンでそれをやるのは斬新過ぎます。2020年の「V字回復」と「忘己利他」を同居させる荒療治もかなりの手練れと言えるでしょう。なぜ今まで私が注目しなかったのか、悔いしか残りません。横浜FCもENEOSを見習って鮮烈なスローガンをまた出してほしいものです。


甲府

緊褌一番~Unite for the Next~

 言葉の意味は、心を引き締め、決意を新たに、覚悟を持って物事に取り組むさま。
 昨シーズンは、アジアチャンピオンズリーグを経験し、ロマン溢れる挑戦はクラブを支えて頂いた皆様がチカラを結集して下さったおかげで、見事にグループステージを突破し、新たな歴史がクラブに刻まれました。
 その中で迎える2024シーズンは、今一度、クラブ全体が気を引き締め、J2リーグを勝ち上がる強い覚悟とアジアでの戦いに全力を注ぎ、甲府らしく理想(ロマン)と現実(リアル)を追求しながら前進していきます。
 サッカーを通して多くの繋がりを生み出し、皆様に幸福をもたらす事が出来るよう全身全霊を懸け戦い抜きます。J1昇格に向け、共に戦いましょう。

緊褌一番!!!?なにそれ???と思いましたが、造語ではなく実在する四文字熟語のようです。全然知りませんでした。漫才師のキングコングの一番ファンを自称する厄介オタクかと思いましたよ。すさまじい勢いのデザインで書かれた謎四文字熟語を見ると、ぱっと目が覚めますね。朝にものすごく味の濃いみそ汁を飲んだ感じがします。緊褌一番の意味は「心を引き締め、決意を新たに、覚悟を持って物事に取り組むさま。 」だそうです。ただ、「褌」がふんどしなので、大一番にふんどしをきつく締めてがんばろうぜ!という感じなのでしょう。なんらかのコンプライアンスに引っかかりそうですが、あえて深入りするのも避けたいと思います。私としてはやはり大一番にふんどしなど不要だと思うので、「緊裸一番」で体を縄で戒めていくべきだと考えます。えっ、おまわりさん、縄は服と認められない……?なぜパンイチのマスコットは逮捕されないのに私だけ……?さて、一年間で許容できるふんどしについて考える時間が致死量に達しましたので、ここで終わりにしましょう。ヴァンフォーレ甲府は「全裸一番」のスローガンのもと、今年もがんばってください!


清水

ONE FAMILY

「ONE FAMILY」
俺たちは一人じゃない。
背中を押してくれる仲間が、
共に戦ってくれる仲間が、俺たちにはついている。

証明しなければならない。
ピッチの上で戦う姿勢を、勝利を掴み取るための強い意志を。
全ての想いを胸に、もう一度ここから這い上がる。

さあ、今年もグイッグイで来てくれました、清水!前回の「STRONG WILL」に続いて、大文字アルファベット路線踏襲です。2020年「RE-FRAME」、2021年「PENETRATE」、2022年「HERE GOES!」、2023年「STRONG WILL」と年々球速を増してきていますね。そこにきて、今年の「ONE FAMILY」のストレートの伸びと来たらとんでもないじゃないですか。そろそろ100マイル突破というところでしょうか、大谷のバットをへし折って欲しいです。そして、清水と言えばスローガンポエム。やはり今年も超絶にエモエモです。冒頭の「「ONE FAMILY」俺たちは一人じゃない。」とか、書き出す前に『東京卍リベンジャーズ』を通しで読んでないと出てこないですよ。去年昇格をぎりぎりで逃したことなんて、まるっと完全に無視です。私が担当だったら「いぬい、よけいなこというな」と縦読みを仕込んでしまうところですが、清水はそんなことしません。全体的に本気(マジ)のステゴロです。でもそれでいいんですよ、清水は。そうです、清水のスローガンを全体的に支配している空気は、少年マガジンのエモ枠漫画なんです。そうじゃなきゃ、「昇格の自身は200%」と100分率を無視した発言はできません。

それだけで100億点あげたいのですが、やっぱり今年もHPが右クリック禁止状態のままなので、マイナス2000億点です。私がどういう気持ちでスローガンポエムをこのnoteに手打ちしてると思っているんですか。HP右クリック解禁すれば昇格できると思います。


藤枝

一体感 伝播

藤枝MYFCから発せられるサッカーへの思い、より地域貢献したいという思いが一人でも多くの方に伝わるように、今シーズンも精力的に活動してまいります。

藤枝は今年も「一体感」を継続。大学受験超基礎シリーズJリーグスローガン頻出単語500(学習研究社)に掲載されている言葉なので、安心安全のスローガンですね。ただ、サブスローガンの「伝播」はなかなか見ない単語です。同じ読み方で「電波」としておけば、二文字で他のチームにかなりの威圧感を与えられたのに、と残念でなりません。やはりスローガンの主たる目的は他チームへの威嚇なので、来年以降は「滅殺」「焼却」「猖獗」「憂鬱」などのパワーある二文字を使っていきたいものです。さて、近くのバスケチームのスローガンを見ておきましょうか!

WOW 静岡に、未だ見ぬ驚きを。

静岡に、未だ見ぬ驚きを。

昨季B3準優勝と昇格を果たし、
B2クラブとして
創設5年目を迎える今シーズン、
ベルテックス静岡は、静岡の皆様に、
未だ見ぬ「WOW/驚き」を
提供することを宣言いたします。


選手たちによる、
魂を揺さぶるような熱いプレーや
筋書きのないドラマはもちろんのこと、
コートの内外、会場の内外、
試合のある日もそうでない日も、
クスッと笑ってしまうような
小さな「WOW」から、
アッと驚くような大きな「WOW」まで、
我々だからできる
エンターテインメント体験を、
シーズンを通して提供していきます。

「WOW」で溢れる日常は
きっともっと楽しい。

さあ、ベルテックス静岡と一緒に、
盛り上がって参りましょう!!

スポーツで、日本ーワクワクする街へ。

鼻息が荒い!今シーズンからB2へと昇格したこともあり、かなりイケイケです。どうですかこのお手本のようなスローガンポエム。このセンタリング、そして行間はかなりのエモ力(えもぢから)がないと中々できない芸当ですよ。ただ、やはりFC東京、清水、アースフレンズなどとの強豪にはまだ及ばない部分もあります。ここは研鑽していただき、E1(エモ1)リーグへの昇格をぜひ狙っていってほしいものです。


岡山

たぶん今年もなし!!!ゲームモデル的に「力こそパワー!」とかでいいと思います!それでは、同じ街の社会人野球チームのスローガンをどうぞ!

毎年動画にする意味が全くわかりませんが、最高です!!!


山口

総力 – 想 ×爽 × 走 –

スローガン : 総力 – 想 ×爽 × 走 –

読み : そうりょく

スローガンに込められた想い

今シーズンのレノファ山口FCの選手たちが大切にするのは、3つの「そうりょく」。
「想力」強く、うまくなる為には、まずは人一倍強く想うこと。その意識が行動に変わり、目標を達成する第一歩となる。
「爽力」スポーツマンとして、常にフェアに爽やかに行動する。
「走力」最後まで走り続ける不屈の精神。
この3つの「そうりょく」を集結させることで生まれる「総力」で前進していきます。
そして、クラブ、地域、サポーター、パートナー企業、レノファに関わるすべての皆さまの「総力」で新しい未来を創る。という想いが【総力 – 想×爽×走 – (そうりょく)】には込められています。

一昨シーズンは「共創」、去年は「共鳴」と「共」路線で来ていたので、今年は「共産主義」あたりにいくのかと思いましたが、急速に舵を切ってきました。一貫性がないスローガンらしさが、とてもよいのではないでしょうか。レノファのスローガンは迷走の極みにいますが、今回は「そう」で同音の漢字を重ねるという古典主義に立ち返ることにしました。「総力」、「想力」、「爽力」、「走力」と4つのタルカジャを重ね掛けしていて、女神転生もびっくりのバフです。説明はほとんどこじつけなので、読まなくてもいいですが、4つの言葉の中でも一番無理やり感があるのが「爽力」ですね。どうですか、メンズ用の消臭スプレーの名前みたいじゃないですか、爽力。「爽力デオドラント除菌EX」とかAmazonで2本954円くらいで売ってそうですよ。めちゃくちゃに関門海峡を消臭してほしいものです。また、4つだけでなく、さらに言葉を重ね掛けしてもよいかと思います。「僧力」で仏門の力を、「曹力」で曹操孟徳力を、「窓力」でなんかトットちゃん力をそれぞれ加えましょう。そして、7つの「そうりょく」を集めた時に山口は激しい光を放ちながら海に沈んでいくことでしょう。それでは、同じ街のバスケチームのスローガンを紹介します!

ぶちアツ!心燃やせ

2023-24シーズンのチームスローガンが決定しました。
『ぶちアツ!心燃やせ』
ブースターの皆様と共に、熱くアツく戦い抜きます!

サンフレッチェ広島のパクっとるやんけ!!!隣の県じゃ言い訳も効かんぞ!!!


徳島

徳島とともに、最高の瞬間を。 BEST MOMENTS WITH TOKUSHIMA

このたびクラブ設立20周年を機に、これまでの歴史をふまえながら、これからクラブが大切にしていきたい想いを表現したクラブスローガンを決定しました。
これまでシーズンごとに定めてきたスローガンを廃止し、今後中長期的なスローガンとしてクラブに関わる全ての皆さまと共有することで、同じ方向を向いてともに成長していくことを目指します。
また、同時にクラブのビジョン、ミッション、バリューなどについても整理・再構築し、クラブフィロソフィーとして改めましたので、お知らせいたします。

徳島ヴォルティスは、クラブスローガンに込めた想いを胸に、ファン・サポーターの皆さま、全てのステークホルダーの皆さまとともに、これからも歩んでいきます。

徳島ヴォルティスは、徳島に関わる皆さまと、喜びや楽しさ、ときには苦しみや悔しさ、様々な思いをともにしながら歩んできました。
そこにはサッカーというスポーツを通して人々の心が動く瞬間がありました。

ゴールが決まったとき。
あこがれの選手とふれあったとき。
大切な人や仲間とスタジアムで過ごしているとき。
素敵な出会いが生まれたとき。

日々の彩りと、新しい挑戦に向かうためのエネルギーを生み出すために。
子どもたちが夢を持ち、感動の渦を広げていくために。

どんなときも徳島とともに、人々の心が動く瞬間を創り出していくことをクラブのフィロソフィーとして、歩み続けます。
これまでも、そしてこれからも。

ついに、徳島がスローガン作成中止宣言をしました。2023年には唐突に「志士」を持ってきた挙句、説明ではひたすら「戦士」を連呼するというスローガン暴挙に出た徳島でしたが、今となっては何かの前触れだったと言わざるを得ません。毎年スローガンを作成するのはやめるということですが、日本スポーツチームスローガン協会会長の私としましても、その決断には全面的に同意せざるを得ません。毎年作ってもみんな7秒で忘れるし、せいぜい私におもちゃにされるのが関の山ですからね。さて、肝心のスローガンですが、「徳島とともに、最高の瞬間を。」というものです。なかなかよいのではないですかね。ふわっとしてるといえばそうなのですが、成績やクラブの状態がどうなるか予想がつかない中長期スパンのスローガンなんてこれくらいがちょうどいいんですよね。「史上最攻!!!」とか掲げて、めちゃくちゃ守備的なチーム作っちゃったらどうするんですか。無難で、悪くないと思います。ただ、足りない……!圧倒的に、私を震わせるエナジーが!!熱量が足りないんです!!!というわけで、情報提供をいただいた同じ四国の野球チームのスローガンを見てみましょう!

「熱量~over the top 俺が一番熱いんだ~」

これは暑苦しすぎるので、逆にいやです!!!42度、42度くらいのちょっと熱めの風呂くらいでお願いします!


愛媛

己道

クラブスローガン
「己道」(おのれどう)

コンセプト
愛媛FCの歴史の中で素晴らしい資産を創り上げてきたと同時に、「かくあるべき」「これをしてはいけない」「相応のことをしなければならない」という様々な“固定観念”も生まれました。
2023年、私たち愛媛FCは『育成・成長』のビジョンに基づく「己超(おのれごえ)」というスローガンのもと戦い、J3優勝・J2復帰を果たしました。根底には愛媛FCファミリー一人ひとりの成長と共にクラブの発展はあるという信念があります。
この愛媛FCの極める“道”を、特に逆境時に不安や障壁となって表れる、凝り固まった思考に捉われることなく、フラットな心構えで歩み、成長していく。「己道(おのれどう)」にはそのような願いを込めています。
黒の背景は社会に在る固定観念を、オレンジの「己道」は愛媛FCの極める道を、白の「己道」はフラットな心構えで従来のやり方と新しいやり方を柔軟に取り入れた歩みを表しています。

お、己道!!?そうだ、お前はそういう奴だったよな、愛媛。J3に2年間いたので忘れていましたが、愛媛はけっこうなスローガンヤクザだったことを忘れていました。どうですか、この戦時中としか思えない2018年の大東亜スローガンは?

軍靴の音が鳴りやまない!!!

昨シーズンは「己超(おのれごえ)」という凄まじいスローガンを持ってきましたが、今年はさらにその路線を追求してきました。「己道」という漢字に「ONORE-DO」というアルファベットを当てるの、あまりにもパンクすぎませんか? BREAKING DOWNの不良が着てるガウンに書いてありそうじゃないですか、ONORE-DO。そもそも日本に今まで存在したことないんじゃないですか、この文字列。ちょっと文字を足して入れ替えたら「NO MORE EDO(もう江戸時代はこりごり)」ですよ。よくよく考えたら昨年「己超」で自分を超えたのに、今年その超えた己の道を歩くのはどうなのか、という気もしないでもないですが、いったんそれは置いておきましょう。そこまでして己を貫きたいという愛媛の強い意志、我々はしっかりと受け止めましたよ。こうなると来年のスローガンが楽しみですよね。いったい「己」に何を組み合わせるのでしょうか。無難なところとしては、スローガン最頻用語を使用して「己TOGETHER」とかどうでしょうか。「己卍」、「FUTURE己」もいいと思いますし、「己とともに」という多重人格スローガンも前衛的でステキですね。期待してます!


長崎

「感謝を胸に 行くぞ!最高の舞台へ」だそうです。昨年のスローガンは「行くぞJ1!」でまあまあ普通だったのですが、なぜかポスターで選手をスローガンの中に閉じ込めるというミケランジェロの最後の審判を思わせる暴挙に出てしまいました。彼らを閉じ込めた結果、イエローカードをJ2で一番獲得したという華々しい戦果を挙げています。よく見たらカリーレ監督もいますね。

シテ……コロシテ……

今年のポスターではそのような暴挙には出なかったようですが、も選手たちをスローガンという檻の中に閉じ込めるという狂気の思想は是非これからも継続していただきたいものです。フアンマとか、鎖で縛り付けられてるの似合いそうですし。新しいスローガンについてですが、前半の「感謝を胸に」のとってつけた感だけは素晴らしいと思います。大事ですよね、この唐突感。さて、同じ街のバスケチームのスローガンを見てみましょうか。

THIS IS VELCA

クラブ創設史上、最短でのB1昇格を成し遂げました。次は日本最高峰のB1での戦いが始まります。
B1での舞台でも変わらずにヴェルカスタイルを体現し、形にしていくシーズンにするよう想いを込め"THIS IS VELCA"を掲げ2023-24シーズンを戦い抜きます。
ヴェルカに関わる全ての皆さんにとしてもヴェルカとしても自分らしい"THIS IS VELCA"を見つけるシーズンにしましょう。

トンチキスローガンを見続けたせいか、あまりにも普通でまともなので戸惑っています……。ちょっと優等生すぎませんか?佐賀バルーナーズみたいにはっちゃけてもよかったのに、と思います。「停滞した世間にスラムダンク!!~愛情純米大吟醸~」くらいのスローガンのほうが、インパクトがあって驚かせられますよ!どこをどう驚かせるのかは私にはわかりませんが。


熊本

跳べ

読み:とべ

チーム・クラブがJ1昇格・J1仕様となるために、情熱を持ちながら、地道にクラブの力をつけていき、自分たちの足で、力で、大きく飛び上がりたい、という意志をこめています。

やけにシンプルなスローガンが出てきました。あと、読みはいらないと思います。ただ、2023年に「挑め!高みへ」、2022年に「闘え!2022」というスローガンを掲げてきたため、この命令口調のスローガンは必然と言えるかもしれません。大木監督が海パンいっちょで崖の向こう側に立っていて、「跳べ!!」「跳ぶんだ!!」「跳ばなきゃ意味ないよ」と叫んでいる姿が想像できるかと思います。残念なのはスローガンの角度。2022年、2023年と斜めを貫いてきたのに、今年は全くのフラット。

2022


2023

いい感じに角度がついていたのに、もったいない……というわけで、今年も傾けてみました。

すごく跳べそうな角度です

どうでしょうか、トリプルアクセルを跳んだかのような躍動感が出ましたね。来年はさらに角度をつけて、ほぼ垂直になるくらいのスローガンを待っています!それでは同じ街のバスケチームのスローガンも見ておきましょう!

ぶちバケろ。

スローガンに込めた想い
私たち熊本ヴォルターズは、今シーズンでクラブ創設11年目を迎え、新たな歴史を刻んでいきます。
次の10年を踏み出すこのタイミングで、改めて私たち「熊本ヴォルターズ」がなんのために存在するのか、原点に立ち返ってみました。

熊本ヴォルターズが大切にするもの。
それは、この10年、赤く熱い声援でヴォルターズを支えてくださっている 日本一の“VoltersRed”の皆さまをはじめとする「熊本への想い」です。

熊本ヴォルターズは、どういう存在を目指すのか。
日々の生活の中で、学校、職場、家庭をつなぐ話題となり、
子どもからお年寄りまで、熊本県民の週末の楽しみに。
熱狂し、夢中になれる人生の一部に。
生きる勇気と活力を生む存在に。
そして、熊本の未来を熱くする鼓動の源に。

私たちは、熊本のVOL(=Voltage of Life)を引き上げる存在となるべく、 熊本の皆さまの毎日の生活、一度きりの人生、尊く美しい生命・・・
これらを赤く彩る「熊本の熱源」となることを目指していきます。

新たなシーズン、この想いをボールに込め、パスにのせ、コートを彩り、ゴールに『ぶちバケ』ていきます。
熊本の皆さまも、試合会場でヴォルターズと一緒に、様々な想いを “ぶちバケ” られるよう共に戦っていきましょう。

喜びも、日々のストレスも、友達や家族と過ごす楽しい時間も、 勝利の熱狂も、負けた悔しさも、静かな闘志も、、

たくさんの想いを「 ぶちバケろ。」

何言ってんの??? 意味がわからないので説明を読んだのですが、「熊本のVOL(=Voltage of Life)」という謎の単位を出してきたり、「 熊本の皆さまの毎日の生活、一度きりの人生、尊く美しい生命・・・」といきなり熊本人の一度きりの生命に思いを馳せたりと情緒不安定感がすごいです。そして、「ぶちバケろ」と煽ってるのに、「バケる」の意味を一つも説明しないというストロングスタイル。熊本の「考えるな、感じろ」というパワーを感じます。感じさせないでください。


大分

三位一体

大分トリニータは今年クラブ設立30周年の節目の年を迎え、今まで多くの皆様の支えがありました。そのような中で、我々の原点である「三位一体」とした。
この三位一体という形にも色々な形があり、県民・企業・行政という三位一体。サポーター・トップチーム・フロントという三位一体。サポーター・トップチーム・企業という三位一体。中にはトップチーム・アカデミー・サポーターもしくはフロントという三位一体もあると思います。最近では、我々をハブとした、サポーター・企業・行政という三位一体の形も出来てきていると思います。この様に私共大分トリニータの周りには様々な三角形が成り立っています。

昨シーズンは「繋」というJスローガン最頻出用語の1つを使用してしまいましたが、全然繋ぐことができなかったのでやめたようです。今年は「三位一体」を採用。元々はチーム名の由来ではありますが、行政改革感を存分に出してきましたね。瞬く間に公務員と役所の蛍光灯の数が減っていきそうです。スローガンはまあそれでいいとして、説明がとにかくトライアングルを作っていこうという感じで素晴らしい!「県民・企業・行政」「サポーター・トップチーム・フロント」「サポーター・トップチーム・企業」「トップチーム・アカデミー・サポーターもしくはフロント」「サポーター・企業・行政」などあらゆるところに三角形を発見しています。「3つの名称を結べば、必然的に三角形になるのでは?」という野暮なことを言ってはいけません!実際そうなのですが、それを改めて表現するというところに三位一体感があるのです!ただ、私が注目したのは、「トップチーム・アカデミー・サポーターもしくはフロント」と四角形なのになぜか三角形にしてしまっている箇所です。これはサポーターもしくはフロントを切り捨ててでも三角形を作るという強烈な三位一体への強い意志を感じるじゃありませんか。四角形は許さない、自民党をぶっ壊せ!この意気込みなら、もしかしたら「全裸大分男性・全裸鹿児島男性・全裸熊本男性」という至高のJ2トライアングルも見つかるかもしれません。見つけないでください。


鹿児島

鹿児島は例年発表が遅いので、今年もまだ出ていません。昨年は「ITADAKI SOUL」という思わずその後に「ハァイ!」とアンサーを返してしまいそうなスローガンを作成しているので期待されるのですが、もうちょっと待ってられないので、同じ街のハンドボールチームのスローガンを紹介しますね。

VAMOS!! 頂の、その先へ

今シーズンのスローガンは“VAMOS!!~頂のその先へ~”です。
VAMOSはスペイン語で“さあ、行こう”という意味です。
BLUE SAKUYAは個人個人が素晴らしい能力を持ったチームです。
それらの素晴らしい能力を掛け合わせてBLUE SAKUYAを中心に、ファンの皆様、いつも支えてくださっている方々全員で日本一を目指していきたいという想いが込められています。
また、“頂のその先へ”は、日本一を目指すのはもちろん、ファンの皆様に愛されるチームを目指し、地域貢献などの活動にも尽力していきたいという想いが込められています。

スポーツは「楽しむ」からこそ高いパフォーマンスを発揮できると考えています。
ハンドボールというスポーツの本質を理解させたうえで心の底から楽しんでプレーできるような日頃の練習メニューや指導を心がけています。
明るく楽しい雰囲気のチームでありつつ、強さを兼ね備えたチームにしていきたいと考えています。
昨シーズンから後半に失速してしまうことが課題であると認識しているので「後半に強いチーム」を目指し、OF、DF、速攻の精度に磨きをかけ、チーム一体となり粘り強く戦って日本一を目指します。

JHL(日本ハンドボールリーグ)に所属する、とにかくチーム名が長い「ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングブルーサクヤ」が鹿児島で活動していました!(以前に「第1回日本プロスポーツチーム名文字数選手権」という記事を書いたときに、タレコミをもらいました)スローガンは「VAMOS」というオールドJリーグファンならカズダンスしてしまう陽気なものでなかなかいいのですが、とにかく長いソニーセミコンダクタマニュファクチャリングブルーサクヤというチーム名の前では霞んでしまいますね。上記記事で隠れ1位に輝いたNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安と同じで、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングブルーサクヤというのもなんとなく言いたくなってしまうチーム名と言って差し支えないでしょうソニーセミコンダクタマニュファクチャリングブルーサクヤ。いっそのこと、この二つを合わせてみてはどうでしょうか、右手にNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安、左手にソニーセミコンダクタマニュファクチャリングブルーサクヤ、うーん、合体!NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングブルーサクヤ!!!ダメー!!!!!


以上、今年のスローガン紹介でした!!シーズンを楽しみましょう!


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