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Jリーグスローガン紹介2023【J1編】

さあ、今年もこの季節がやってまいりました!!1月は日本におけるスローガンの開花時期です!!さっと花開いて散っていくスローガンたちの短い命を見て、もののあはれを感じましょう!!スローガンに言葉はいらぬ、考えるな、感じろ!!

去年のJ1はこちら!


北海道

共に勝利を、わかち合おう Fight together, Win together.

北海道コンサドーレ札幌の2023シーズンのスローガンが『共に勝利を、わかち合おう Fight together, Win together.』に決定いたしました。

2023シーズンはこのスローガンを掲げ、コンサドーレファミリー一丸となって戦っていきたいと思います。

昨シーズンは上位クラブとも互角以上の戦いをすることができ、コンサドーレがまだまだ強くなれると感じられたシーズンでした。今回、「勝利」という当たり前のことをあえて掲げることで、全員が全力を出し合い勝負にこだわるということを改めて強く意識したいと考えています。

また、昨シーズンの途中から声出し応援が再開され、皆様の「声」が勝利の後押しとなることを3年ぶりに実感することができました。今シーズンも引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします。

過程も大切です。ただ勝てばいいのではなく、関わる人々をリスペクトしながら、巻き込みながら互いに高め合っていく。最高の結果が得られたときは共に分かち合い、うまくいかなかったときも仲間と共に次の一歩を踏み出す。それがコンサドーレらしさだと考えています。

今シーズンのシーズンスローガンは、選手やスタッフだけでなく北海道コンサドーレ札幌に関わるすべての人たちの旗印となる言葉でありたいと願っています。勝利に向かって共に戦い、勝利のよろこびを共にわかち合う。まさに一丸となって。

そのことを、力強く宣言したいと思います。

※なおロゴデザインは2023シーズンも相澤陽介クリエイティブディレクターが制作しました。

うおーーー!!!野々村さんがいなくなって自由にスローガンが作れるぞー!!!!というわけではなく、クラブスローガン「北海道とともに 世界へ」はそのままに、例年すっごい遅れて毎年スローガンを出していて私に無視されていたのですが、今年はめっちゃ早く出してきていました。野々村さんもJリーグ全体のスローガンを勝手に出したらいいと思います。さて、肝心のスローガンですが、「共に勝利を、わかち合おう」は謎の句読点位置以外はいいとして、サブスローガンに「Fight together」を選んでしまいました。みなさんご存じの通り、Jリーグスローガン最頻出単語であり、スローガン界隈においては清少納言の「いとをかし」と並ぶ存在として知られています。この単語が出てきた時点で、他のスローガンに関する要素は消滅し、何もかもが忘れ去られていとをかしとなるんですよね。その後に「win together」と付け加えていますが焼け石に水です。握手のデザインはかっこいいですが、それすらも翌日にはみな忘れ去られるでしょう(通常のスローガンは3日後に忘れます)。あと、説明の途中で「昨シーズンは上位クラブとも互角以上の戦いをすることができ」と急に自慢が入ってるのがかわいかったです。さて、それでは、同じ街のバスケチームは割と普通のスローガンだったので、同じ街の野球チームのスローガンを紹介します!

新時代 FANS ARE OUR TREASURE

これまでの常識にとらわれず、斬新で挑戦的なボールパークを拠点にファンとともに船出する2023年。高ぶる感情を抑えることなく、咆哮を上げながら前へ。北海道日本ハムファイターズ誕生から20年目という節目に、勝利を渇望するReal fighterたちが新たな時代の担い手となり、風穴を開ける。

「新時代」。なるほど、新しいスタジアム(ホームからバックネットまでの長さが規定より3メートル短い)での試合が今年から始まる日ハムにとっては、ピッタリのスローガンですね!新しいスタジアム(ホームからバックネットまでの長さが規定より3メートル短い)で躍動する選手たちが楽しみですし、新しいスタジアム(ホームからバックネットまでの長さが規定より3メートル短い)でぜひ試合を見てみたいものです。さて、そんな新しいスタジアム(ホームからバックネットまでの長さが規定より3メートル短い)の様子を紹介しながらBIG BOSS改め新庄剛志監督がこれでもかというくらい出てくる謎のスローガン発表動画を見ながら、お別れです。


鹿島

Football Dream ひとつに

Jリーグ30周年となる2023シーズン、クラブにかかわるすべてのアントラーズファミリーとひとつになって戦う。

フットボールではアグレッシブで流動的な攻撃、妥協なき献身的な守備をベースとしながら光り輝く個性が団結して力を発揮し、タイトル奪還を目指す。

ビジネスにおいては、ファン・サポーター、パートナー、地域と思いをひとつに、成長へ向けてともに歩んでいく。

鹿島がひらがな3文字をやめた!!???「Football Dream」+ひらがな3文字という縛りでやってきた鹿島スローガンは、「ともに」「つなぐ」「こえる」「かわる」「みせる」「しんか」「いどむ」と7年連続で3文字を継続していたのですが、今年はなんと4文字にしてきました!この急報に世界スローガン学会は最高レベルの緊急度5のアラートを発し、ジュネーブにある本部の巨大電光掲示板には危機を知らせる暗号「史上最攻」の文字が激しく点滅することになりました。なんということでしょう、今年は絶対に「ぐんま」か「がんも」だと思っていたのに、そもそも文字数が変わってしまったので当たるわけがありません。あまりの動揺で「ひとつに」という言葉が全く頭に入ってこないじゃありませんか。説明にも「フットボールではアグレッシブで流動的な攻撃、妥協なき献身的な守備をベースとしながら光り輝く個性が団結して力を発揮し、」とあって、これも動揺で全然意味が読み取れないと思ったら、元々よくわからない意味の文章でした。ともかく、路線の大幅転換ということでターニングポイントになる年になるんじゃないでしょうか。今後は4文字路線を突き進む感じもしますし、あっさり3文字に戻す可能性もありますし、あるいは増やして5文字ということさえもあります。全く予断を許さない状況となりました。そんな中でもあえて来年のひらがなを予想させていただきます。「ゆずこしょう」だと思います。当たったら鈴木優磨をください!


浦和

今年もスローガンはなしでしょう。めちゃめちゃ硬派ですね、浦和は。では、作らないのならば何か作ってしまいます。「新監督の顔がめちゃくちゃ怖い」とか、いかがでしょうか。

共産党幹部でしょこれ

どうですか、だめですか。じゃあ、やはり東欧ということで、「連帯」「土地を農民へ」「革命体制の加速」「反革命分子の排除」「万国の労働者よ、団結せよ」などはどうでしょうか。だめですか。「資本主義に正義の鉄槌を」でもいいですよ。だめ?それじゃあ、もういいよ!!好きにしなよ!急にスローガンやりたくなっても、もうスローガン貸してあげないんだからね!!というわけで、これ以上語ることもないので、ランダムに過去の他チーム名作スローガンを紹介していきたいと思います。2014年磐田の作品です。

勝!!!

もうちょっとなんかあるでしょ!!!!


なんのニュースも出てこないんですけど、たぶん「VITORIA」なんだと思います。もういつから継続なのか覚えてないくらいですが、ネルちゃんが辞めるまでは少なくとも続いていくでしょう。「柏 VITORIA」でググったら、ページが出てきて、え?スローガンのページ??って飛んでみたら、違いました。

マッチデープログラムが「VITORIA」っていう名前なんですね。もうこれ絶対スローガンから外せないじゃないですか。もしくはマッチデープログラムの名前を「砂岩魂」とかに変えてみてもいいんじゃないと思いますがどうでしょうか。いやですか。仕方ありませんね。それでは、過去の他チーム名作スローガンを披露するスペースにしたいと思います。今回は2016年京都のスローガンでいきましょう!

一丸 よみがえる不死鳥(サンガ)

おそろしい字体に加え、不死鳥に「サンガ」と無理やりルビを振ることで、一丸というチープなスローガンが一挙に映えました!一流の職人の仕事ですね!!


FC東京

東京が熱狂。

千年の魂が宿る、歴史の街なみ。
未来の姿が浮かび上がる、喧騒の都心。
いろいろな表情を見せる東京の地を、ぼくたち、私たちは、前へ前へと進んでいく。
ボールをつなぐ。前に。その先に。
人から人へ、そして次の世代へ。

原動力は、東京が放つ強烈なエネルギー。
批判を恐れず、新しいことを試そう。
国内の、世界の、あらゆる知識と経験を、この東京の地に集結させて。

どんなことだって、必死でやるから、面白い。
挑戦と試行錯誤が生み出すエンターテインメント。
ピッチの上で、ピッチの外で。

うおーーー!!!今まで完全にスローガンをないがしろにしてきたFC東京がついにスローガンを出したぞー!!!これはたぶん「東京が熱狂。」がスローガンってことでいいんですよね?いやー、めでたい。すごいですよ、「東京が熱狂。」。ほとんど何も言ってないけど、なんかエモさだけは残してくんですよ、東京が熱狂。さすがmixiが親会社になっただけあります。そして、その説明も全開でエモエモ。のっけから「千年の魂が宿る、歴史の街なみ」とあるんですが、何から測って千年なのかわからないので調べてみたら、西暦1023年は「北宋で世界最古の紙幣が発行された」年でした。つまり、北宋の街なみですね。あと、世界最古の紙幣を発行したのは堂安律(987~没年不詳)だと思います。また、その後のスローガンポエムも1行ごとにエモさを増していきます。「ボールをつなぐ。前に。その先に。」とかたまらないですね。文章のエモさを簡単に上げる方法ですが、倒置法と体言止めを使っていけばどんどんエモポイントが上がっていくのでオススメです。さすが、20年ほど前にあらゆる若者のエモを受け止めて黒歴史として保存したmixiさんですね。東京が熱狂で読経しちゃいますよ、そりゃ。そして、提案なのですが、さらにエモいスローガンを吐き出していくために、当時のみんなの日記をスローガンとして公開していってはどうでしょうか?あちらこちらで断末魔(私含む)が聞こえてきそうですが、エモスローガンのためには仕方ありません、犠牲になっていただきましょう!最後に、同じ東京のバスケチームのスローガンを紹介します!

アスフレ一揆

大企業資本の参画により加速するBリーグの成長
停止していた自動降格の復活

かつてないほど高い壁が立ちはだかっている

これまでも数々の困難を
仲間と共に乗り越えてきた

どんな時も熱い声援を送ってくれたファン
温かくサポートしてくれた地域の方々
チームを信じ支えてくれたパートナー企業

我々には1つの想いを共にする仲間がいる

この難局を全員で乗り越える
泥臭く一気にやり遂げよう

「アスフレ一揆」

なんでFC東京と同じくらい説明がエモいのに、最後に「一揆」に分岐するの!!?おかしくない!!?


川崎

Exceed

2023シーズンの川崎フロンターレクラブキャッチフレーズは、「Exceed_」に決定いたしましたので、お知らせいたします。

これまでのフロンターレの歴史を振り返り、我々川崎フロンターレはチャレンジの歴史でありました。
数えきれないほどの悔し涙も、圧倒的な結果も過去のものであり、挑戦し続けることでしか新たな何かを勝ち取ることはできないと再認識いたしました。

だから私たちは、立ち止まることはなく、挑み続けます。 戦い続けます。
それが、フロンターレがフロンターレである証だから。

乗り超えよう! その先にあるたくさんの笑顔と出会うために!

突破しよう! その先にある新たな興奮を手にするために!

この、Exceed_のキャッチフレーズのもと、今年は『最強のチャレンジャー』として、選手、スタッフ、そしてサポーター、パートナー、さらには川崎の地域の皆様と共に、フロンターレファミリー一丸となって戦っていきます。

もうキャッチフレーズじゃなくて、スローガンって言いなよ?そのほうが労働党感が出て、プロレタリアートだよ?今年も川崎さんは、「Exceed」という何か言ってるようであんまり何も言ってないというスローガンの本質をついたような言葉を選んできました。さすがの言葉選びです。ちなみにExceedの意味がわからない英検4級レベルの君たちに教えますと、「超える」とかそういう意味ですね。安易にbeyondを使ってこないところがおしゃれですし、知らない単語はすぐ忘れると思います。デザインは毎回オシャレでいいですね。説明は今年も長いですが、5組の田中さんが貧血で倒れるかどうか微妙なラインというのが憎いところです。ただ、すでに田中さんは「倒れキャラ」と認知されているので、途中でフェイクで倒れて保健室へと連れていかれました。説明内容も割と普通ですね。「乗り超えよう! その先にあるたくさんの笑顔と出会うために!」という部分は平時においては不気味な言説となるのですが、スローガン界においては全くの通常運転というか、むしろ控えめな表現であります。何を言っても構わない、逆にどれだけわけのわからないことを真顔で言えるか、そう、年に1度のスローガン発表は、言葉のオリンピックなのです。何を言ってるのかわかりませんか?私もわからないんですよ。それでは、同じ街のバスケチームを紹介して終わりましょう。

FULL THROTTLE その世界は強いほど美しい

スローガンに込められた想い

今季のスローガン【FULL THROTTLE(フルスロットル)-その世界は強いほど美しい-】には、練習も試合も常に全力で挑み、全員が全力でシーズンを戦いきるという強い想い、天皇杯連覇達成時に見た光景、そして未だ到達していない、リーグ制覇という最大の目標達成時に見えるであろう光景、その美しい世界を見るために全力を尽くすという想いが込められています。

またスローガンデザインについては、明るい黄緑のカラーで表現されているのが特徴で、ライトニングカラーとして、【FULL THROTTLE】というスローガンの持つ“強度“”スピード“や”“モノとモノがぶつかりあうときに発する光“”限界を超える“といった意味がこの色に込められています。

両チームともロゴの斜め感がすごい!!!!!今年の川崎は斜度がすごいぞ!!!斜めっていきましょう!!!


横浜FM

Brave & Challenging 勇猛果敢

うえーん、もう飽きたよおおおおおおおおおお!!!!なんか新しいこと言ってよおおおおおお!!!そりゃね、まあなんかスローガンは継続したほうがいいと思いますよ?ただ、いくらなんでも限度があるというか、たまにはちょっとトンチキなこと言ってもいいじゃないですか?何かないんですか?水だけでも飲ませてもらえませんか?もう3日も何も口にしてないんですよ。勝手につけますよ?「輝く未来へ 共に作り上げる 私たちの夢(ドリーム)~Brilliant Stars~」とかにされてもいいんですか?いいんですか……そうですか……。それでは、同じ街の野球チームを紹介しましょう!

横浜頂戦

横浜DeNAベイスターズでは、1月23日に開催された「横浜DeNAベイスターズ 新ホームユニフォーム&2023年シーズンスローガン発表会」にて、三浦大輔監督より2023年のシーズンスローガン『横浜頂戦』を発表いたしました。

『横浜頂戦』は、三浦大輔監督率いる2021年、2022年シーズンで味わった悔しさ、そして昨シーズンの優勝争いで得た選手たちの成長と自信。あらためて挑戦者となったチームと選手、スタッフ、ファンのみなさまで目指す優勝への決意を胸に三浦大輔監督自ら考えたシーズンスローガンです。

シーズンスローガン『横浜頂戦』のもと、2022年シーズンに届かなかった優勝へ、チーム、スタッフ、そしてファンのみなさまと共に1戦1戦を戦ってまいります。

もはや横浜FMの項目はベイスターズのスローガンを紹介するコーナーになってしまいました。今年は「横浜頂戦」ということですが、スローガンはともかく、三浦大輔監督がかっこいい感じで横浜の街を見下ろしたり、カメラが三浦監督の体内に入って行ってしまうスローガン映像がないので魅力半減ですな。あの謎映像とリーゼントの対比がたまらなかったのに、残念なことです。そんなあなたに朗報ですが、実はベイスターズは1人ごとにパーソナルスローガンなるものを作っているのですよね。

俺の声????

村上選手の「MY VOICE」は、どんな言葉を英訳したらこうなったのか不思議ですが、全部なぜか英語かスペイン語で、なかなかいいこと言ってる人もいるので、ぜひご覧ください!!


横浜FC

昨年はスローガンなしだった横浜FCですが、今年も今のところ音沙汰なし。なんということでしょうか。横浜は2チームとも毎年スローガンを出すのをやめているということで、巨大都市としてはかなりもったいないことですよね。スローガンを出さないんなら、こっちで「横浜出身っていう人の8割は横浜出身じゃない、南足柄とか伊勢原とかあのへん」とか勝手につけちゃいますよ。「縦横無浜 FREE STYLE YOKOHAMA」とかつけられたくなかったら、来年からはきちんと考えてほしいものです。コールリーダー公募という斬新な試みで忙しいのはわかりますが、よろしくお願いしますね!

それでは、同じ街のバスケチームのスローガンを紹介したいと思います。

BEAT ALL

【BEAT】(人やチームに)勝つ/やっつける/打つ/たたく/鼓動・拍子/はばたく
【ALL】全部・すべて/最大・最高の
【BEAT ALL】驚きである、感銘を与える

チャンピオンシップを目指す新たな航海がはじまります。横浜の海賊は、全ての戦いに全力を尽くし、勝利のためにチーム一丸となって戦います。
また、2026年にスタートする新B1参入に向けて、超えなければならない大波も待ち受けています。私たちはその全てに対して逃げ道を作らず、全ての困難を打ち砕いて前進します。そのためには、ファン・ブースターのみなさまをはじめ、横浜ビー・コルセアーズを支えてくださるみなさまのご声援・ご支援が必要不可欠です。アリーナ中に響き渡る一糸乱れぬB-CLAPのビートのように、どんな時にも、アリーナの中でも、暮らしの中でも、街の中でも、海賊船の帆を膨らませまる力強い後押しを横浜ビー・コルセアーズによろしくお願いします。鼓動を響かせ、波濤を砕く。「 BEAT ALL」の航海は、ビーコル史上最大の驚きをみなさんに届ける航海です。

「BEAT ALL」は全部やっつけろ!ということで、新鋭スター河村勇輝を擁するビーコルとしては勢いがあっていいんじゃないのというスローガンなのですが、問題はそのあと。

この空白はまずい

「ダウンロード→印刷をして、あなただけの手書き文字で「ALL」を力強く書き込んでください!」と指示があるのですが、どう考えても「嫌いなあいつの名前を入れよう!」になっていて笑ってしまいました。ライバルチームに移籍した憎いあいつをBEAT!不倶戴天のチームをBEAT!どうしても許せない上司をBEAT&BEAT!!アリーナだけでなく、サッカースタジアムでも掲げましょう!

色違いを用意するんじゃない


湘南

BELIEVE road to the future

いっさいの説明はなし、男は黙ってスローガン一発。昨年は言葉が少ないながらも2行ほど説明していましたが、特に説明に意味がないことに気づいての完全無言となりました。いい判断だと思います。さて、今年は「BELIEVE」を継続しました。サブスローガンである「新湘南」はあまりにも新興マンション街っぽすぎて捨てたのでしょうか、今年は「road to the future」というニッサンの新車のキャッチフレーズみたいなのを採用しました。いい感じの車が大自然のドライブロードをぐいぐい走って行って、見晴らしのいい場所でがちゃっとドアが開き、おっ、これは日産のCMだな、と思うじゃないですか。でもですね、それは罠なんですよ。開いたドアからヴィン・ディーゼルが血まみれになって転がり落ちてきて、あ、これワイルド・スピードじゃんか!?ということがあるかもしれません。その後に空中からさらにデカい車とドゥエイン・ジョンソンが落ちてきたら、間違いなくワイルド・スピードです。油断は禁物ですね。湘南もマシンガンをぶっぱなして、J1を暴走してほしいものです。さて、それでは、同じ街のバスケチームのスローガンを紹介します。

未来へつなぐ湘南Local pride(地域の誇り)

エターナルスローガンという新たな概念をいただきました!!!そして、ここでも未来!未来が大好き、湘南!今を見ろ!現実を見据えろ!!


新潟

更なる飛躍!

高校の体育祭か!去年は「より攻撃的に!!」というスローガンだったので、新潟は!マークでごり押ししていく方針と受け止めました。よいと思います。大体の人間にとってスローガンの内容というのはどうでもよくて、ぱっと見た感じの勢いが一番大事ですからね。これからは!マークをどんどん増やしていって、最終的には「新潟!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」とかでいいでしょう。大丈夫です、IQが低いといってもまだ新潟が漢字ですからね。ぎりぎりの線は保っています。または、「新潟!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?????」と最後に疑問を呼び掛けていくのも悪くない選択肢ですよね。これを見た人が「えっ、新潟じゃないの?」と思ってくれたらしめたもの、そこでこのスローガンは心に引っかかってくれるのです。予定調和からのちょっとした変化球というものはマンネリしたカップルにとっても重要なので、唐突にコーラを頭からかぶり始めるなどの刺激を与えると夫婦生活もうまくいきます(※使用者の感想です)。それでは、同じアルビレックスの野球チームのスローガンを見ていきましょう。

2021年「感」、2022年「覚」というスローガンを掲げて内面的な成長を段階的に促し
チーム力の向上を図ってきた中で迎えた2023年。選手には常に『頂』きを目指して
日々更なる成長を遂げて欲しい。また、新潟アルビレックスBCは、全てにおいて
BCリーグでトップでありたい。フロントとチームが一丸となって、『頂』点を目指し続けます。

実は新潟アルビレックスBCのスローガンには注目していて、2019年「縁」、2020年「縁」、2021年「感」、2022年「覚」という漢字一文字縛りをしているんですよね。ただ、まだインパクトが足りません。「褥」とか「禊」とか「䯂」とか「籲」とかでどんどん威嚇していってほしいものです。あと、なぜか2018年は「新撃」でした。進撃の巨人、流行ってたんでしょうか。


名古屋

つむぐ To the Next

先人たちが積み重ねてきた30年の歴史、
クラブに関わる者それぞれが抱く色とりどりの想い、
昨シーズン、もがきながらも積み上げてきたものーー。

すべてが重なり合い、織りなすものが道標になる。

ひとつなぎになった想いを未来へとつむぎ、
まだ見ぬその先へ、共に突き進もう。

どうですか、この余白。つむぐ、の上下に見たこともないほどの広大な余白が広がっているじゃありませんか。本当に広い、映画『インファナル・アフェア3』でアンディ・ラウが左遷された総務課よりも広いです。この余白は名古屋DFライン裏に広がるスペースを暗喩しているものと推測しました。GKランゲラックがショック死しないように、カウンターにはお気をつけください。さて、去年は「未来へ」という何も意味のないスローガンをつけてきましたが、今年は「つむぐ」というまたなんとも形容しがたいスローガンをぶち込んできました。ひらがな3文字スローガンは鹿島の専売特許で、それに明確に喧嘩を売った形になりましたが、残念鹿島は今年からひらがな4文字にしたので、見事な肩透かしとなってしまいましたね。ただ、鹿島と比べると名古屋の3文字はチョイスがエモいですよね。「つむぐ」ですよ。中島みゆき以外に使わないでしょ、つむぐ。「すべてが重なり合い、つむぐものが道標になる」とか、そんな歌詞絶対ありましたよね。ほら、見えて来たでしょう、大みそかの夜に宇宙空間みたいなところで、中島みゆきが朗々と壮大な歌詞を歌い上げて、どんな気持ちになっていいのかわからなくなる私たちの姿が。そして、その歌を基に菅田将暉主演の映画を作るに違いありません。他の説明もエモくて、どちらかといえば日本茶メーカーのHPトップみたいな趣さえもありますね。らしくねーじゃん?やはり名古屋という土地柄にエモは合わない!同じ街の野球チームを見習いましょう!

all for Victory

 立浪監督は「すべては勝利のためにということです。やはり勝負事は勝たないと。ファンの皆さんも勝ちに飢えている。選手もそうなっていかないといけないと。みなさんに勝利を届けて幸せにするという意味合いも入っています」と説明した。
 ロゴには球団マスコットのドアラがあしらわれており、「『なぜドアラ?』と聞かれると思うので先に言っておきます。ドアラは非常に人気があります。あとはバランスを取る意味合いで、こういう形になりました」と笑顔をみせた。

「あとはバランスを取る意味合いで」が非常に雑で、何もかも適当に作ってるんだなという感じでとてもよいです!これくらいアバウトにいきましょう!


京都

超・感動 ~力を合わせ、”今”を超える感動を~

多くの方々の後押しで創り上げることができた“心ふるえる感動”。
私たちはさらなる努力で“今”を超える感動空間を皆様と共に創り上げたい。
輝く未来へ向かって。

Rev・up 高みへ

我々は、スピーディーで、見ている人の心を震わせるようなFOOTBALLを体現し、アクセル全開で頂に挑み続けます。

今年も京都はクラブスローガンとチームスローガンの2つを出すというデュアルスローガン体制を取ってきました。スローガンの挟み撃ち!効果は不明です。どっちがどっちでもいいので1つにしてくれませんか。えー、まず「超・感動~力を合わせ、”今”を超える感動を~」からにしましょうか。昨年の「みんな輝け~サンガに関わる全ての人々が”笑顔で生き生き”と~」と比べても一段階ネットワークビジネス的な響きが強くなりましたね。「感動」「輝く」「笑顔」「努力」「未来」などをスローガンと説明文に潜まれると1語ごとに加速度的に急に昔の同級生からファミレスに呼び出されたら初対面の”尊敬する先輩”がいた感が増していきますので、ご注意ください。ただ、京都の場合は最初に「超」とつけることで、そのすべてを台無しにして北九州市の成人式風に味付けをしているので、結果はドローということになります。次は、チームスローガンの「Rev・up 高みへ」ですが、そもそも「Rev・up」ってなんですか?という疑問があるのかと思うのですが、調べたところ、エンジンとかの回転数を上げる、という意味だそうです。あ、だから「アクセル全開」なんですな!なかなか難しい単語ですね、これは。明日には忘れて、Wordleで出てきたとしても「なんだっけこの単語」ともう一度調べ直す羽目になりますね。しかし、毎年2つのスローガンを出されると最初の驚きはあまりなくなり、なんだまた2つか、ってなるので、人間の慣れというのは怖いものです。そのマンネリを打破するためにも来年は3つ、再来年は7つとスローガンの数をどんどん増やしていき、最終的には365日毎日スローガンを発表していってください。月月スローガン木スローガン、スローガン1滴血の1滴です。スローガンは用法・用量を守ってお使いください。


G大阪

BE THE HEAT , BE THE HEART

ガンバ大阪のスローガンは「BE THE HEAT , BE THE HEART」
「青い炎となり、熱狂を生み出し、中心となる。」
心の中に熱く燃え続ける情熱。
ガンバ大阪は情熱を燃やし、熱狂の源となる青い炎となり、人々に新たな体験を生み出し、ファン・サポーター、地域、日本のスポーツ文化の中心となるため、新たなエンブレム・ロゴと共に日本を代表するスポーツエクスペリエンスブランドになることを目指します。

2年連続ということで、継続スローガンです。今年も説明は短めということで、プログレバンドの1曲並みの長さを想定してあらかじめ朝礼を休んでいた5組の田中さんは家でスプラトゥーンをやりながら悔しがっているかもしれません。説明文もそのままで、特にこれ以上何かを言う必要がありませんね。数々のグイグイスローガンを生み出してきたG大阪さんなのに、残念なことですよ、ほんと。普通すぎ、本当に普通すぎるのです。もっとウケを狙いに行ってゴリゴリにスベっていただいてほしいものです。「出禁!!!宮本恒靖!!!」とかに今からしませんか。仕方がないので、同じ街のバスケチームのスローガンを紹介しましょう。

Beat IT

・「Beat」の意味・・・必ずや目標を達成し、その障害となるものは叩いていく
 We will beat it「必ずや達成する」、You can’t beat it「これに勝るものはない」

大阪エヴェッサに勝るチームはない!と言われるようなチームへ
クラブのミッションを必ず達成するフロントへ
大阪エヴェッサ全体のさらなる進化を目指して「Beat it」

こっちも普通!!!去年は「ロッキンホット」でおかしかったのに、なんで正気に戻るの!!?狂気を!!狂気をください!!


C大阪

SAKURA SPECTACLE 閃け。輝け。咲き誇れ。

我々は、闘う。我々は、走る。我々は、魅せる。我々は、驚かせる。我々は、信じる。我々は、立ち上がる。我々は、夢を咲かす。
我々は、今この瞬間もサポーターとともにある。我々は、セレッソ大阪。

セレッソさんはまた継続です。もはやこの画像を貼るのさえも飽きてきました。よくよくみたら、なぜか「閃け」にだけ振り仮名が振ってあるんですね。読めるわ。個人的には「今年こそは準優勝やめたい」がいいと思います。どうでしょうか、だめですか。いつか「史上最攻」が戻ってくる日を信じて、近隣の野球チームのスローガンを紹介します。

A.R.E.

チームの最終目標にある『アレ』を目指していく強い想いをビジュアライズに表現いたしました。
このスローガンには “個人・チームとして明確な目標(Aim!)に向かって、野球というスポーツや諸先輩方に対して敬いの気持ち(Respect)を持って取り組み、個々がさらにパワーアップ(Empower!)することで最高の結果を残していく”という想いが込められています。

アレ????アレでいいの??チームの最終目標にあるアレって何?33‐4のスコアのこと??とにかくいきなりアレとボカすトリッキーさ加減、その後のAREで無理やりに英単語ひねり出しました感、説明で「諸先輩方に対して敬いの気持ち」と急に縦関係を押し出してくるPL学園感といい、最高級の仕上がりになっています。アレ!どんでん!アレ!どんでん!アレ!どんでん!阪神タイガースにとって最高にアレなシーズンになってほしいと心から願っています!!


神戸

the No.1 Club in Asia 一致団結

2023シーズンも引き続き「the No.1 Club in Asia ~一致団結~」をスローガンといたします。

なお、この「一致団結」は弊社取締役であった故三木谷良一氏がクラブの根幹を成すコンセプトとして、強い思いをもってクラブに贈った言葉で、ヴィッセル神戸に関わるすべての人が1つの家族「ヴィッセルファミリー」となって強い絆で結ばれ、これからも同じ夢を目指して神戸の街と共に歩んでまいります。

もはや─────────言うことが──────ない─────────プロとして──────スローガンのプロとして────────────そう、ひたすらスローガンが継続されていることによって、もはやファブルになってしまうくらい本当に言うことがないんです。もうスローガンは「ファブル」でいいんじゃないですか。このスローガンを聞くたびに「まずは日本で一番のクラブになりなさい」と心の中の安西先生が語り掛けてくるし、「あら、まだ日本ナンバーワンじゃないのにアジアナンバーワンを目指してるの?」と心の中の黒柳徹子が無邪気に話してくるので、早々に優勝するか別のスローガンにしてください。さて、では昨年日本一に輝いた近隣の野球チームを見ておきましょう!

We Can Do It!

「We」のWは、「V」を3つつなげた特別な文字となっている。中嶋監督は「俺たちならできるということですね。3連覇、連続日本一。Vが3つ、Wが2つ」と説明した。

勝手に新しいアルファベットを発明するな!!!


広島

ぶちあつ 2023

2023シーズンは、『ぶちあつ!2023』というスローガンを掲げ、攻守両面において、さらに『ぶちあつ』く、アグレッシブに戦う意志を込めました。

チームとしては、昨シーズン『ぶちあつ!』のスローガンの下、サンフレッチェに関わるすべての皆様と、悲願であるカップ戦タイトルを獲得することができました。ミヒャエル・スキッベ監督体制2年目となる2023シーズンはこれまで構築したサッカー、チームの一体感をベースにしながらも、さらに進化させるべく、再スタートを切ります。

ビジネスにおいては、新スタジアムが完成する、きたるべき2024年に向けて、地域、パートナー企業、サンフレッチェファミリーの皆様とともに、広島を「ぶちあつ」くさせるべく、価値創造を追求します。

2023シーズンのスローガンである『ぶちあつ!2023』は、昨年同様広島弁を用いて表現しています。
広島弁で「とても」「すごく」を意味する『ぶち』と、勝利への『熱』、サッカーへの『熱』、広島を盛り上げる『熱』など、サンフレッチェ広島に関わるすべての『熱(あつ)』をあわせ、『“ぶちあつ”いクラブをお見せする』、という強い決意を込めています。

チームが1つの塊として戦うイメージをロゴの力強さで表現すると同時に、ロゴのなかには、サンフレッチェ広島というチーム名の由来でもある「三本の矢」を上に向けしのばせ、さらなる高みを目指すチームの勢いと一体感を表しました。
加えて、「!」の部分を燃え盛る炎を表現し、サンフレッチェ広島を元に、その『熱』が伝播していく様子を表しています。

2023シーズン、サンフレッチェ広島は、広島をさらに“ぶちあつ”くさせるべく、アグレッシブに戦ってまいります。

昨年は「ぶちあつ」で千賀のお化けフォークなみに知能をグッと落としてきましたが、それがしっくりいったのか、今年も「ぶちあつ」を継続してきました。去年はフォントだけをポップにして、若干の照れが感じましたが、今年は無意味に炎を灯してきていて、いい感じに吹っ切れてきましたね。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」におけるレオナルド・ディカプリオ並の吹っ切れ感があります。来年は爆破したらいいと思います。さて、説明の方ですが、4段落目が「ぶちあつ」の説明になっていて、それが昨年とほぼほぼ構成が同じなんですよね。ビミョーに語句とか言い回しだけ変えている。『“ぶちあつ”いサッカーをお見せする』→『“ぶちあつ”いクラブをお見せする』とかね。これねー、私もやるんですよ!年イチの報告書とか、前任者が書いたやつをコピペして適当に一部だけ直して提出してたりします。でも2022年って残ってて使い回しがバレちゃったりね。広島の広報担当者も決裁上げてる間に部長とかに指摘されてるはずです。やはり前例踏襲は社畜サラリーマンの華。急に親近感が湧いてきました。ただ、前例に倣うのはいいんですけど、なぜか「ロゴデザインに言われないと絶対にわからない3本の矢を隠しておく」というのまでは継続しなくていいと思います。来年は増やして777本の矢を潜ませていきましょう!

なぜ3本の矢を潜ませようとするの?伏兵?

それでは、お待ちかねの同じ街の野球チーム(名前を言うのが忌まわしい)のスローガン紹介といきましょうか!

がががが が むしゃら

2023年のチームキャッチフレーズは「がががが が むしゃら」です。

新型コロナウイルス禍でチームもファンも耐えてきた3年間。
4年連続Bクラスの悔しさをバネに、目の前の一試合一試合を勝つために、がむしゃらに全力で戦う 一年にしていきたい。
新井新監督のもと、ユニフォームを一新し、フレッシュに! カープの伝統である厳しい練習にも挫けず、泥と汗と涙にまみれ、
がむしゃらに駆け抜けた選手時代の新井監督のように、2023シーズンを戦い抜く覚悟をキャッチフレーズに込めました。
マツダ スタジアムを真っ赤に、ファンのみなさんの気持ちを真っ赤に燃えさせるようチーム一丸となって、全力プレーで頑張ります。
2023シーズン、がむしゃらになって戦う広島東洋カープに熱い応援をよろしくお願いします。

≪新井貴浩 監督 コメント≫

がむしゃらの最上級だと思ってもらえたらと思います。
私自身がこのキャッチフレーズにあったように汗と泥と涙にまみれて20年間も現役をやらせていただいたので、選手たちとこのキャッチフレーズを胸に戦っていきたいなと思います。

≪大瀬良大地 投手 コメント≫

チームとしても数年Bクラスが続いていますし、このがむしゃらという気持ちを忘れずに、大量の汗をかきながら歯を食いしばって戦っていきたいと思います。
現役の時から新井監督の練習姿を聞いたり見たりしてましたので、その姿に負けないように若手からベテランまでしっかりと練習して、結果に結びつくように頑張っていきたいなと思います

もはや、つっ込むことすら無駄なのではないでしょうか。「がむしゃら」はわかるんですが、なぜ「が」を4つも増やすのかの説明は一切ありませんでした!おい!質問に答えろ!コメントを求められた新井貴浩新監督が「がむしゃらの最上級だと思ってもらえたら」と自分の頭に?マークが並びながら説明してるのを何とも思わないのか!あと、毎年コメントをしている大瀬良(キャプテン?)がずっと「他人事」感を出していてとてもいいです。さすが、広島カープ!病院に行け!

福岡

感動と勝ちにこだわる

アビスパ福岡を応援いただける皆様をはじめ、市民の皆様が、アビスパ福岡の戦い方や取り組みからこのスローガンを連想していただける時期が来たときに、クラブが成長したひとつの証になるのではないかと思っています。
感動とは物事に深い感銘を受けて強く心が動かされることです。
勝つとは試合で得点をして勝つということです。
「人の心を揺さぶるような熱いプレーで、得点をして勝つことにこだわる」という思いを込めています。
運営面では、ファン・サポーターのみなさまをはじめ、お客様の心に響く対応を実践し、
「ビジネスサイドが掲げた目標数値に勝つ(達成する)」ことにこだわる、という意味が込められています。

こちらも継続です。もはやけっこう飽きてきたので、さすがに感動と勝ち以外にもこだわっていってほしいものです。今年は戦力をがんがん抜かれているのに補強が思ったように進んでないので、戦力の維持とか補強にもこだわったほうがいいと思います。監督クビになったランパードをアンバサダーとかのよくわからない役職で雇って北九州にカチコミさせましょう。さて、継続であまり言うことがないので、同じ街の野球チームのトンチキスローガンを見ていきましょう!

鷹!鷹!鷹!

福岡ソフトバンクホークスは、2023 年のスローガンを、
「鷹!鷹!鷹!(おう!おう!おう!)」 に決定しました。

“おう”!と明るく元気な掛け声で、全員全力でプレーしよう!
しぶとく、粘り強く、勝つことにこだわって戦“おう”!
ファンもチームも、すべての鷹が一丸となって、王(“おう”)者奪還へ立ち向かおう!

いかにIQを下げていくかという現代社会においてかなり難しいミッションに挑戦しているソフトバンクホークスですが、今年も見事なスローガンを仕上げてきました。鷹を「おう」と読ませる無理やりさもすごいですが、「“おう”!と明るく元気な掛け声で、全員全力でプレーしよう!」の部分のヤンキー高の野球部の目標でしかないのもすごいし、「戦“おう”」ととんでもないところにかけてるところも、もはやなりふり構ってない感じで素晴らしいですね。このスローガンがいけるなら、阪神タイガースも「トラトラトラ」にして奇襲を試み(以下大日本帝国)

地元パチンコ会社の社長も応援しています


鳥栖

信~Believe~

この道を信じ、仲間を信じ
この街の可能性を信じる

信じ続けたその先にある未来
夢が叶う未来がある

エンブレムに魂をのせ、共にいこう、信じるその先へ
17の誇りを胸に

今年もエモ路線で襲ってきた西のスローガンの雄です。昨年は「道~Dream Road.~」というスローガンを掲げ、「小さな会議室のホワイトボードから始まった一本道。」という熱闘甲子園風の入りからポエミングしていましたが、今年も十分にエモくていいですね。昨今、すっかり数を減らしてきたエモ系スローガンですが、やはりこの手のスローガンは単体ではなく、自分語りポエムとのセット商品として見るのが正しいというのが我々の公式見解です。冒頭の「この道を信じ この街を信じ この街の可能性を信じる」という短い文章の中に「信」を間髪入れずに3発叩き込んでくる、この恐ろしく速いスローガン手刀、俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。その後も「魂」「未来」「夢」「誇り」などの曖昧かつドリーミーな単語を乱打していて、その全てが的確に私の急所を打ち抜いてきます。「お前のエモを見せてみろ!おらっ!見せてみろって言ってんだろがぁ!」と無限コンボで私は殴られ続けなければならないのです。流石としか言いようがありませんね。1点気になったのは「17の誇り」の部分で、なぜ17なのだろう、よくわからない、もしかして素数対決!!?だとしたら俺は89!!と思いましたが、鳥栖はサポーターナンバーが17なんですね。知りませんでした。さて、総じて質の高いスローガンですが、本来の実力を考えれば、もう1発終盤に向けてうねっていくような盛り上がりがもう1つ欲しかったというのが本音ですね。その部分が減点となりまして、それがファイナルに進めなかった理由だと思います。次回のS-1グランプリでは既成概念をぶっ壊すような破滅的なスローガンを期待しています。

それでは、最後に鳥栖のスローガンがばちっと現れる動画を見て、さようならをしましょう(冒頭部分)。


Jリーグ

よっしゃいこ!

これまでも、これからも、「次」に向かって「仲間」と共に常にチャレンジを続けてゆく。
そんな、30周年を迎えるJリーグの「気持ち」をコンセプトワードに込めました。
キーメッセージは、その「気持ち」を世の中に具体的に語りかけ、身近に呼びかける内容構成です。
Jリーグからの次代へ向けた「手紙」の役割をイメージしています。

また、1993年5月15日、国立競技場でのJリーグ開幕セレモニー。ふくらむバルーンでその姿を現したJリーグマスコット「Jリーグキング」が30周年を記念して、3Dコンピューターグラフィックスによりレベルアップ。様々なシーンに静止画や動画で登場します。

まさかJリーグがスローガンを出してくるとは思いませんでした。30周年ということで出したようですが、まさかの「よっしゃいこ!」という軽い感じのスローガンを持ってきました。30周年という重みも蓄積もない、「今日暇なら飲みいかん?店決まってねーけど」「よっしゃいこ!」と言わんばかりのスーペルな軽さ。逆にいいんじゃないでしょうか。気軽に金を貸してくれそうな感じもあり、親しみやすさがあります。ただ、どこにいってしまうのか、というのは、説明を読んでもどこにも書いてなく、「こっちついておいでよ」と言われて「よっしゃいこ!」とついていったら知らぬ間にJ2の沼に沈められていたという、インドでポン引きに声かけられた時のような得体のしれない恐怖があります。また、説明では「「Jリーグキング」が30周年を記念して、3Dコンピューターグラフィックスによりレベルアップ。様々なシーンに静止画や動画で登場します。」とあり、なぜかJリーグキングをバージョンアップさせることが予言されています。なんという恐ろしい宣言をするのでしょうか。ていうか、マジで「よっしゃいこ!」でいいの?と思うんですが、とにかくこのスローガンの位置づけが全くわからず、もはや限りなく公式に近いインディーズである可能性が出てきました。バージョンアップしたキングが闇落ちしたブラックキングになっていないことを祈ります。とりあえず、よくわからないけど、このスローガンが今年は優勝!なにこれ!


J2はこちら!


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