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Jリーグスローガン紹介2022【J1編】

さあ、今年もこの季節がやってきました!スローガンの季節です!

出来たてのスローガンは新鮮で飲み込む前に口の中で溶けていきます!数々の珠玉のようなスローガンをご堪能ください!

去年のJ1はこちら!!

去年のJ2はこちら!!


それではめくるめくスローガンの世界へ旅立ちましょう!!!


北海道

後で発表されるはず

クラブスローガンは「北海道とともに、世界へ」なのですが、これはもうずっとそのままなので、いまさらもう何も言うことはないんですよね。がんばってください、くらいです。あと、毎年それとは別にスローガンがかなり遅れて発表されるんですけど、もうそれを待っている余裕もないんですよね。スローガンは鮮度が命。2月に入った瞬間に腐り始めるんですから。なので仮スローガンとして「野々村さん、札幌を処分する時は手加減してね」と次期チェアマンの呼び声高い会長にとりあえずのお願いを据えておきましょう。これで安心してベンチでジンギスカンができますね!また、オフの話題を独占されてる近くの野球チームを威嚇するために「うちにはビッグ・ミシャがいるぞ」というのもいいですね。別にデカくないですが、ミシャ。さて、それでは同じ街のバスケチームのスローガンでも見てみましょうか。

レバンガ

「2021-22シーズンは、佐古賢一新ヘッドコーチを迎え、勝利へのコミットと、日本一に本気で挑戦するマインドセットの徹底を進めてまいります。
勝利を掴み取るためには、これまで以上に、バスケットボールへの取り組みや、勝つことに集中することで起こる予想を超えたプレー、想定外の発想など、シーズンを通して勝つためにできることは全てやりきる。
そのための方法には拘らず、勝つことにこだわりを持って、リーグをかき回す存在として戦っていくという意思を持って、今シーズンのスローガンを「CRAZY」としました。

クラブとしても、前例に捉われることなく、驚きや感動をお届けできるよう、突き抜けたアイデアなどを積極的に形に変えていくことで、閉塞感漂うコロナ禍の中で、少しでもファンやブースターの皆さまをはじめ、関わるすべての方々に楽しい空間やコンテンツをお届けすることができるように、という想いを込めております。」

「CRAZY 誰も通ったことのない道を行こう。」

えっ、なんて書いてあるの??と、書道家八戸香太郎さんがあまりにも達筆すぎて初手で読めないという、まさにCRAZYなスローガンです。基本的にスローガンにCRAZYを使うと、クラブが本当に狂ってしまうという傾向があるのですが、レバンガ北海道の運命やいかに。そして、一番気になるのは説明文で、なぜか文章全体が「」で括られているので、これが誰かが私たちに語り掛けている文章だということがわかるのですよ。しかし、折茂社長なのか佐古ヘッドコーチなのか、誰が喋っているのかは一切HPに書かれていません。誰が喋っているのか、それも含めてみんなで考えていこうという叙述トリックスローガンはまさに誰も通ったことがない道。本当にCRAZYですね。お前は──────────────誰だ──────────?私は田中義剛だと思います。

さて、野球チームのスローガンも見ておきましょうかね。

ファイターズ

厳しい練習に耐え、成長しプロとして輝けるのは、ファンの皆さんの存在があるから。スタンドから注がれる視線や声援、そして一つひとつの笑顔を見るだけでも選手たちの力はみなぎるものです。一緒に泣き、笑い、感動してくれる人の存在があるから盛り上がっていける。ファンお一人おひとりを宝物として大切に思い、愛される選手になるよりも前に、ファンを愛することをBIGBOSS新庄剛志監督は求めます。選手には自分たち自身で宝物を一つでも増やしていってほしい。ファイターズはファンあってのものだから-。

「ファンは宝物 FANS ARE OUR TREASURE」

ちょ、バ……いきなり何言うのよ!わ、わたしがあんたたちのファンだなんて思い上がりも甚だしいんだから!……そこまで言うならファンになってあげてもいいけど?「FANS ARE OUR TREASURE」の英語がかなり怪しいですが、大丈夫ですか。

終始BIGBOSSのアップが映るこのスローガン動画、必要ですか?


鹿島

鹿島

2022シーズンは「Football Dream-いどむ-」というスローガンを掲げ、フットボール、ビジネス両面で挑戦のシーズンと位置付ける。フットボールでは新たな体制のもと、継承すべき伝統を守りながら戦術の再構築を図り、至上命題となるタイトル奪還にいどむ。ビジネスにおいては、ファン・サポーター、パートナー、地域とともに、成長していくための価値創造を追求していく。クラブミッションである「すべては勝利のために」をピッチ内外で体現し、目標達成へといどむ。

「Football Dream-いどむ-」

今年も「Footall Dream」+ひらがな3文字の路線をきっちりと踏襲してきました。「ともに」「つなぐ」「こえる」「かわる」「みせる」「しんか」の次は「いどむ」です。私の予想では「さざえ」あるいは「とうふ」のどちらかだったので、残念ながら外れてしまいました。中々当たりませんね!来年は「とちぎ」だと思います。そして、今年の「いどむ」ですが、またJリーグスローガンでの頻出単語を使ってしまいましたね。Jリーグチーム、とにかく挑みすぎです。ただ、今年の鹿島は鈴木優磨の帰還、関川、ピトゥカ、アラーノなどの構成員も確保できたので、挑むことに関しては例年にない戦力になっているかと思っています。じゃあ何に挑むのかというと、茨城県警とかになってしまうんですが、まあ仏痴義理(ぶっちぎり)の精神でなんとかしていただきましょう。そして、できれば鈴木優磨はようやく取った免許で軽トラを運転し、代表合宿に呼ばれてもいないのに特攻(ぶっこ)んで免許取り消しになってください。夜露死苦!!!!


浦和

たぶん今年もなし

毎年スローガンを作らないという、Jリーグスローガン界における唯一の正解をし続けるチーム、それが浦和です。寂しいので、いつも自分がつけることにしています。気に入らなかったら勝手に自分でつけてくださいね。昨年、天皇杯を制した浦和は今年はACLに挑戦することが確定。久々のアジアの舞台で大暴れしようと目論んでいることでしょう。なので、やはり今年のスローガンとしては「J2人攫い」がいいのではないでしょうか。J2から人を誘拐してACLに投入する。まさに弱肉強食、血で血を洗うJリーグの本質がそこにあるのです!どうでしょうか。もしくは、チームを本当に新しくしたい!徹底的に改革をしたい!ということであれば、2016年に千葉が掲げた「REVOLUTION」も良いと思います。この年の千葉は大規模な人員の交代を得て革命と言うべきチームビルディングを行いました。その後の躍進についてはご存じのとおりですね。浦和もどうでしょうか、レヴォりませんか?

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さて、暇なので同じ埼玉県の野球チームのスローガンでも見てみますか!

西武

2022シーズンのチームスローガンが、「Change UP!」に決まりましたのでお知らせいたします。

昨シーズンはチーム、そしてファンの皆さまも、苦しみながら、戦い抜いたシーズンとなりました。
しかしながら、虎視眈々と殻を打ち破った若獅子たちが、次々に目覚め、新たな鼓動がはじまり、大きな牙となる礎ができたシーズンでもあります。

「Change UP!」には“大きく変化をつける”という意味があります。
このスローガンには、チームが辻監督のもと獅子奮迅のごとく、過去のことが霞んで見えなくなるくらいにギアを一気に入れ替え、優勝へ駈けあがってほしいという意味を込めました。

このスローガンをもとに、共に戦い、そして日本一という頂の景色を見ましょう!
2022シーズンも熱い応援よろしくお願いいたします!

「Change UP!」

普通過ぎてツッコミどころがない!!!もっと狂気を見せろライオンズ!!


なし

どうも今年は「VITORIA」ではなさそうなんですよね。というか、そもそもスローガンがなさそうなんですけど。柏といえばVITORIA、VITORIAといえば柏。柏にとってのVITORIAは空手家の押忍と同じというのが定説でしたが、ついにやめてしまいました。ただ、成績低迷にも関わらずなぜかネルシーニョ監督続投という謎の決断(ほんとは違約金払えないからだってみんな知ってる)により、鳥栖に次ぐほどの選手大量流出が起きてる今オフです。特に前線は跡形もないほど抜けてしまって、VITORIAどころじゃないんでしょう。何か他のスローガンをつけてはどうかと思うんですが、代わりのスローガンも発表されず。では、私が考えましょう。やはり背に腹は代えられないということで、私なら「ネルちゃん違約金おまけして♡」にしますが、どうでしょうか。だめですか。♡を2個に増やしましょうか。そういうことではない?そうですか。では、もっとあやふやで何がどうなってもいいようなスローガンを用意するというのはどうでしょうか。個人的にオススメなのは2015年群馬の発表した「無我夢中」です。無我夢中という目標も何もない言葉、そして無我夢中の割には恐ろしく力が弱い手書き、という本当に何をどうしたいのかよくわからないスローガンです。ぜひ、柏もどうでしょうか。

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FC東京

たぶんなし

毎年やる気のかけらもない感じだったので、今年もスローガンなしなんじゃないでしょうか。それはそれで非常に英断だと思います。スローガンは百害あって一利なしです。ただ、それだと主に私が面白くないので、何か考えてみましょう!いやいや!遠慮などなさらずに!さて、今年は運営会社がMixiに変わるということで文字通りリスタートの年となります。サポーターではなくマイミクと呼ぶ、などという憶測を私が勝手にまいていますが、やはりスローガンもMixiにちなんだものにしましょう。「Mixi日記に書いたあの黒歴史ポエム、どうやって消すの」でいかがでしょうか。35歳以上は全員即死ですが、パスワードとかもう忘れちゃってますもんね。また、全くMixi関係ないスローガンにしたい!新体制でこれから始まるということを強調したい!ということであれば、2015年北九州のスローガン「一心 夢へホップ!」はいかがでしょうか。これからステップ、ジャンプと行く予定でしたが、ステップの2016年で大幅に成績を落としてJ3に降格、2017年のスローガンがジャンプではなく「一心 夢へリスタート」に変わったといういわくつきのスローガンです。FC東京はぜひこのスローガンを採用し、ジンクスを打ち破って欲しいものです。

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川崎

川崎

2022シーズンの川崎フロンターレクラブキャッチフレーズは、26(フロ)周年「HEART BEATS!」に決定しましたのでお知らせいたします。

川崎フロンターレは、ファン・サポーター、ボランティア、行政、パートナー企業、地域団体など、クラブに携わってくださる多くの皆様のおかげで、2022シーズンにクラブ創設26(フロ)周年を迎えます。
強化面においては、J1リーグ3連覇はもとより、私たちがまだ取ったことのないタイトルACL制覇を目指します。そして、この記念すべき26(フロ)周年にアカデミーの拠点となる「フロンタウン生田」の工事がいよいよ始まりました。事業面においても試合日はもとより試合日以外でも歓びと驚きとときめきを提供してまいります。

26(フロ)周年、強化と事業の両面で、多くの皆様にワクワクとドキドキがあふれる一年としたい。
そんな想いを込め、「HEART BEATS!」を2022シーズンのキャッチフレーズとしました。

川崎フロンターレは、サッカークラブです。
しかし、川崎フロンターレは、単なるサッカークラブではないことを目指しています。
KAWASAKI の街と、KAWASAKIの人々と共に、未来へ、世界へ。
いつの日かワールドレベルのピッチで躍動する川崎フロンターレへ。
夢を見ることから、夢を叶えることへ。

2022年シーズン、川崎フロンターレは、数えきれないほどの「HEART BEATS!」を高鳴らせます。

「HEART BEATS!」

あくまでスローガンではなくキャッチフレーズだと言い張る王者川崎は、今年も恒例の無難なスローガンを選んできました。意味としては「鼓動」でしょうか。すごい勢いで忘れてしまいそうな気がしますが、まあスローガンはそういうものなのでいいでしょう。デザインは相変わらずかっこいいです。デザインがかっこいいだけでもう内容云々じゃなくて勝ち感はありますね。そして、今年はG大阪が柄にもなく短めに説明を済ませてしまったこともあり、J1で最長クラスの説明文となってしまいました。「そんな想いを込め、「HEART BEATS!」を2022シーズンのキャッチフレーズとしました。」と1回終わりかけたのにまた続くあたりが、「春休みは3つの約束を守ってください」と3つ言った後にまだ続く校長先生の挨拶感がすごくありますね。ただ、貧血気味の5組の田中さんにぬかりはありません。貧血で倒れた時のために背中に核のスイッチを括りつけていて、倒れる時は全世界と共にという粋な覚悟をキメています。ともかく、スローガンの説明と今年やる事業の説明は別にしたほうがよいかと思います。もう2連覇という圧倒的な強さを見せているわけですから、進んでヒールを演じたほうがJリーグ全体も盛り上がると思うんですが、いかがでしょうか。「3連覇の祝勝会場はもう予約済」とか「ACLの片手間で優勝してやるよ」とか。いや、冗談抜きで何チームか巻き込んでこういうのやったほうがいいと思うんですよね、プロレス的な感じで。昔の早慶戦とかであったし、ダービーではたまにやってたけど、センスが問われますよね。まあ川崎がやる必要もないんですが、スローガンなんて普通にやっても忘れ去られるだけなので、やるならそういうのもアリかなと。ただ、なんでも怒っちゃう純粋な人がいるので難しいのはわかるなー。

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こんな感じのやつね


横浜FM

横浜FM

「Brave & Challenging 勇猛果敢」

このスローガンに飽きてきたー!!!!2015年に掲げてた謎英語スローガン「Integral Goal -All For Win-」とかが欲しい!!!まあ毎年これでいくということなのでもうしょうがないのですが、やはりもっと尖ったスローガンが欲しいわけですよね。近くのクラブのキメ台詞「約束の時間になった」はどうでしょうか?え?いやだ?そうですよね、いやですよね。では、「米帝粉砕」「帝大解体」などの60年代安保スローガンなどをリバイバルさせてもいいと思います。ダメですか?なんでですか?「連帯を求めて孤立を恐れず」でもいいですよ?いやですか、そうですか。過去にはですね、あったんですよ、そういうスローガンが。そのスローガンを参考にしてみてはどうでしょうか?

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どうでしょうか、この日米安保反対感。2013年の大宮のスローガンです。大宮の部分をちょっと横浜に変えるだけでだいぶいい感じになってきますよ。できれば大宮さんも忘れたいスローガンだと思うので、多分許可はいらないと思います。レッツ共闘!!


湘南

湘南

◆込めたメッセージ
自分を、仲間を、これまでのひとつひとつの向き合いを信じる。
覚悟もって前向きに。より勝利に貪欲に、新たな湘南を出していく。

「BELIEVE 新湘南へ」

新しい駅できた?湘南の海から少し離れた閑静な住宅街まで徒歩10分の聖域(サンクチュアリ)。摩天楼(スカイスクレイパー)の喧騒を逃れ、潮風が薫る夜空(ダーク・スカイ)を見つめる空中布団(ハンモック)。グレーシア新湘南ローレル(3LDK4988万~)に入居応募してしまいそうになるほど、めちゃくちゃ強い言葉です新湘南。文字の大きさ比ではBELIEVEのが10倍以上デカいのに、どうしても体は新湘南行通勤快速に乗ってしまい、片道1時間半をかけて帰ってしまうのですよ(この文章はその乗車中に打ったものです)。たぶん休みの日には家族を連れて、近くのイオンモールに行ったりするんですよね。しかし、イオンモールはすでに感染してしまったゾンビに占拠された地獄であることを家族はまだ知らないのです……。すいません、途中から映画「新感染」に引っ張られてしまいました。私の中ではマ・ドンソクがめちゃくちゃに人を殴る悪夢の街が新湘南です。ただ、これはスローガンも悪いんですよね。特に新湘南がなんであるかということはスローガンでも説明では明示されてないわけです。なので、受け取るファンが思い思いの「新湘南」を考えてもいいということなんですよ。なので、私の中の新湘南はマ・ドンソクがゾンビと人間を殴り倒す新興住宅街で、謎の國村隼が怪しい動きでうろついている場所です。序盤に妻夫木くんが死にます。皆様も思い思いの新湘南を作り上げて、それぞれの新湘南でバトルしようぜ!!


清水

清水

【コンセプト】

HERE GOES!
怒涛の3連勝でJ1残留を勝ち取った昨シーズン終盤戦。
1戦1戦負けることの許されない戦いのなか、チームの中に生まれ始めた「変化」は明らかだった。
我々が感じていた確かな手応えは、今までのクラブに欠けていた最後のピース。
もっと全力に、愚直にサッカーと向き合い、強くなるための行動を自ら起こすという姿勢。
一人ひとりに芽生えた想いが、勝者としてのメンタリティーを培っていく

HERE GOES!
さあ、ゆこう。進むべき未来はこの先にある。
クラブ創設30周年を迎える今シーズン。
新たな歴史の幕開けだ。
再び強いエスパルスを取り戻すための挑戦は今、真価が試される。

「HERE GOES!」

昨年は「PENETRATE」というとんでもないスローガンをぶち込んできて、界隈を騒然とさせ、さらにはJ1の底までもPENETRATEしそうになってしまった清水ですが、今年は「HERE GOES」というスローガンを選択しました。大丈夫です、色々と調べましたが、今回は卑猥な意味はなさそうですよ、安心してください。意味としては「さあ行こうぜ」みたいな感じでしょうか。どこに行くのかはよくわかりませんが、それはそれでいいんじゃないでしょうか。この単語を聞くと、どうしても某任天堂の赤い帽子を被った配管工の姿が思い浮かんでしまいますが、あちらは「HERE WE GO!」なので、ぎりぎりセーフですね。去年はPENETRATEの強さに霞んでしまいましたが、やはり清水の強みはスローガンポエムのエモさに尽きます。いきなりの「HERE GOES!」から始まり、途中で合いの手として挟まれる「HERE GOES!」で配管工の姿がチラつくのもとてもよいのですが、文章の運びは天才しかできないであろうという激エモリリック。最初の5段落のうち3段落が体言止めという世界体言止め規制学会の基準値(5段落に1回が限度)を大幅に上回る数値を叩き出しているのもパワフルですが、ワードチョイスのセンスも最高です。わざわざかっこで括った「変化」、「我々が感じていた確かな手応え」、「一人ひとりに芽生えた思い」「勝者としてのメンタリティー」などの全く具体性のないふわふわしたワードは企画書だったら0点ですが、スローガンポエムとしては120点です!本当に最高なスローガンシーンを毎回作ってくれるので清水には100億点を上げたいのですが、相変わらずHPが右クリック禁止になっているので、マイナス200億点なんですよね。このご時世になんなんですか、まじで。

ところで清水さんは去年スローガンとは別に選手ごとのキャッチフレーズもつけてるので今年も期待ですね!ちなみに去年のはこんな感じでした。

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お気に入りは金子翔太の「切り裂けダンシングゴールハンター」とヴァウドの「オレンジ戦士」です。絶対適当につけたでしょオレンジ戦士。あと、マテウスの「来日後に決定」がすごくよくて、来日後に決定したんでしょうか。決定する前に帰ってしまった気もしますが。今年も目が離せないですね!


磐田

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クラブスローガンのコンセプト

このコロナ禍で私たちが経験したのは、
「当たり前のことなど何ひとつない」という現実。

ますます多様化する社会の中で、サッカークラブには
「新たな価値」を創造し続ける存在であることが、
より一層求められるようになりました。

これからも地域の誇りであるために、
従来の価値観にとらわれず、
進化のための変化を恐れず、
ジュビロは、勇気をもって新たな一歩を踏み出します。

期待を超えて
想像を超えて
限界を超えて

すべての仲間と共に

超えていく、 今のジュビロを。

「Go Beyond 突き進め!!」

「Go Beyond」自体はJリーグスローガンでの頻出用語なので、「適当にがんばる」くらいに思っておいていただければ間違いありません。デザインもシンプルで中々無意味でいいですね。ただ、その分を全部スローガンポエムに全振りしたのではないかという説明文がかなりいい感じです。静岡はポエム部門で競う、そういう土地なんです。そんな磐田ですが、まず「当たり前のことなど何ひとつない」といきなり絶望に叩き込んでくる文章が秀逸です。この冒頭で「あなた死ぬわよ」と不安をめちゃめちゃ煽るムーブ、何かと言ったら新興宗教の導入部と同じなんですよね。「熱狂的なファンを獲得する」「他の何よりも素晴らしいと信じ込ませる」「盛者必衰」「応援するといいことがあると信じさせる」「多額のお布施が必要」「死後裁きにあう」など、宗教とサッカークラブの違いと言ったら特に何もないので、別にいいのではないでしょうか。がんがん民衆を不安に陥れてばんばん信者を獲得していきましょう。コスパ抜群のオススメ信者獲得ムーブは、神の裁きと魔女狩りです。街を歩いてるサッカーファン以外を見つけたら「貴様!魔女だな!」と捕まえて、神の裁きを食らわせましょう。期待も想像も限界も常識も法律も超えていく、その先に新世界が待っているのです!!!!そこが新湘南です!!!


名古屋

名古屋

数多の壁が行く手を立ちはだかった昨シーズン。
"超え"続けた末に、11年ぶりの栄冠を勝ち獲った。

栄光と挫折を繰り返し、たどり着いた30年目。
新たな星を胸に刻むべく、前へと突き進む。

グランパスファミリーの皆さまと共に紡いできた伝統と誇りを継承し、
光り輝く未来への道を切り拓こう。

「未来へ」

「ほーら、足元を見てごらん」と口ずさんでしまう人は間違いなくアラフォーですので、キロロつけてください。というのを去年他のチームのスローガン紹介で言いました。どこでしょうか。当てたらエラいですが、絶対誰も覚えてないのでさっさとバラしちゃいます。甲府です。案の定、正解はゼロだったと思いますが、当たっていた方には抽選で1名に当社特製の「未来へ」タスキを送ります。さて、スローガンですが、2年連続で掲げていた「All for NAGOYA」をあっさりと引っ込めました。おそらくあまりにもラグビー臭が強いため、TOYOTA的に今シーズンから始まったラグビーリーグワンに配慮してのことでしょう。それを引っ込めてまで出すのが「未来へ」という何か言ってるようで何も言ってない感No.1ワードでいいのかという一抹の不安はあるのですが、まあ何かを言っているスローガンというのも珍しいので別に構わないでしょう。「メダルを噛むな!」というあまりに実践的スローガンにしても困りますしね。それよりも、やはりですね、スポーツ間でそういったスローガンの譲り合いというか、そういう気持ちが美しいですよね。争うのではなくて、互いに高めあっていく、それが日本のプロスポーツをさらに上のステージへと上げていくのです。同じ本拠地の野球チームもきっと同じ気持ちでしょう!

中日

2022年のスローガンが「All for Victory 〜すべては勝利のために〜」に決定しましたので、お知らせいたします。

スローガンの描かれたボードを手に立浪監督は「『〜すべては勝利のために〜』のすべてというのは、ファンの皆さんでもあり、ファンの皆さんのために勝利を届ける、そういう意味合いも入っています。そして、我々が勝利を届ける、ファンの皆さんを幸せにする、そういったことで今回のこのスローガンで、来季からスタートしていきたいなと思っています」と話しました。

「All for Victory 〜すべては勝利のために〜」

めっちゃラグビーとかぶってるやん、名古屋の配慮全然関係ないやん、何も考えてないやん、与田さんの広すぎる肩幅どこいったん?ちなみに、トヨタヴェルブリッツのスローガンはこちらです。

Screenshot 2022-01-15 at 17-11-29 TEAM トヨタヴェルブリッツ TOYOTA VERBLITZ

全然関係ないやん……俺の早とちりやん……そもそもYOLOってなんだよ……


京都

京都1

選手だけが主役ではなく、応援いただいている皆さまや支えてくださっている皆さまなど、サンガに関わるすべての皆さまが主役として生き生きと笑顔で輝いていく。
価値観の多様化が進む中でも、お互いを尊重しながら一緒になって“サンガ”というキーワードで繋がり、裾野が広がっていく。

サンガと関わることで、「私が支えている、私が強くする、私が好きな」サンガだと、皆さまそれぞれの心の中で思っていただけるように。

「みんな輝け~サンガに関わる全ての人々が”笑顔で生き生き”と~」

文化祭か!!!2010年以来10年ぶりのJ1ということで舞い上がってしまったのでしょうか。スローガンを募集したもののロクなのが集まらず、文化祭実行委員会が最終的にじゃんけんで決めたみたいなスローガンを掲げてしまいました。「みんな輝け」とか「ごはんはおいしい」と同じくらい何も言ってないですからね。「笑顔で生き生き」の部分は文化祭を超えて老人ホーム的な感じさえもしてきます。説明も奮っています。1段落目、2段落目、3段落目がほとんど同じ内容を言ってるのもとてもよいのですが、唐突に「多様化」という言葉を持ってきたものの特に言うこともないので2行で締めてるのがブラボー。とにかく久々のJ1であたふたしていることがわかります。早くJ2に戻ってきて一緒にやろうぜ。そして、京都はまた今年もスローガンを2つ作ってしまいました。

京都2

過去よりもこれから始まる道に対して光が当たるように。

「S」は、京都サンガF.C.のサンガの「S」でもあり、3つの「S」の想いを込めています。

サンガとして“京都から世界へ”、“サンガからサッカー文化を発信する”という気概を持っていくという「SPIRIT」。

開幕戦を楽しみにしていただきたいの代わりの言葉でもあり、サンガのサッカーを楽しみにしてくださっている皆さまの期待以上のものや想像以上の驚きを与えられる。さらに、プレーする選手自身が自分に驚き、そして自分自身に期待して、驚かせられる「SURPRISED」。

成功は偶然でなく、続けていくこと。失敗や上手くいかず落ち込むことがあっても、続けていくことで成功を勝ち取れる「SUCCEED」

「Adventure」と言えば、チームが鼓舞され、「Adventure」と言えばラインがもっと上がり、ゴールにもっと人が流れ込んでいくようなフットボールを目指します。

「S Adventure 今、冒険が始まる」

みんな輝いた上に冒険が始まってしまいました。どちらかでよくないですか。突然「3つのS」が登場してしまうのはサッカーチームスローガンあるあるでいいんですが、この3つの単語の説明がけっこう不思議ではあるんですよね。特に「SURPRISED」が「さらに、プレーする選手自身が自分に驚き、そして自分自身に期待して、驚かせられる」なんですけど、驚きすぎじゃないですか自分に。何回驚くんですか、記憶喪失になったクリストファー・ノーラン映画の主人公ですか。そして、最後では「「Adventure」と言えばラインがもっと上がり」とかなり深い戦術的な話までしてしまってるんですが、大丈夫でしょうか。普通に「上がれ」でよくないですか。対戦相手は耳を澄ませて、「アド……」くらいまで聞こえたら早押しでDFラインの裏に走り込むとよいかと思います。ただし、「アド街で見た」という引っかけもありますので、十分にご注意ください。


G大阪

G大阪

ガンバ大阪のスローガンは「BE THE HEAT , BE THE HEART」
「青い炎となり、熱狂を生み出し、中心となる。」
心の中に熱く燃え続ける情熱。
ガンバ大阪は情熱を燃やし、熱狂の源となる青い炎となり、人々に新たな体験を生み出し、ファン・サポーター、地域、日本のスポーツ文化の中心となるため、新たなエンブレム・ロゴと共に日本を代表するスポーツエクスペリエンスブランドになることを目指します。

「BE THE HEAT , BE THE HEART」

毎回超絶長いスローガンの説明をぶち込んできて貧血気味の5組の田中さんをKOしてきたG大阪ですが、今回はごく簡潔にまとめてきました。田中さんはこれに備えて1年間毎日3食レバーとほうれん草を食べてきたというのに、なんとういうことでしょうか。ともかく、スローガンです。かなり怪しい感じの訳を突っ込んできましたが、大丈夫でしょうか。「青い炎となり、熱狂を生み出し、中心となる。」と説明しているのですが、どこにもBlueという単語がないのです。まあそこらへんは細かいことをグダグダ言うなよ!という感じなんでしょうか。スローガンに厳密性を求めるのも野暮という話なので、いいと思います。正直言うと、説明文が何を言ってるのかよくわからないのですが、そこもまあ勢いで押し切りましょう!スポーツエクスペリエンスブランドについては、おそらくこちらの動画で説明されているのでしょう。

たぶん(見てないのでわからない)。1時間て。クラブコンセプト説明に1時間て、ジョン・ウィックだったらその間に120人くらい殺してますよ。飛ばし見をしたんですけど、なぜか全然関係ない前園さんが特命広報大使に選ばれてたのが一番ウケました。大丈夫なんですか、その人選。さて、ついでなので同じ街のバスケチームのスローガンも見てみましょうか。

大阪エヴェッサ

結果に満足するにはまだ早い
乗り越えられない壁はない
目標は高ければ高いほど燃えるもの
西地区優勝、そしてチャンピオンシップ優勝
それらを叶えるのは「熱狂」だ
チーム・ブースターの心をひとつに燃え上がれ
Rockin Hot!!

「Rockin Hot!!」

言ってる意味はよくわかりませんが、とにかく勢いがすごい!!!スローガンはこれくらいの感じでいいんですよ!そして、画像右下の「ロッキンホット」のカタカナが何度見ても笑えてきます!!スポーツエクスペリエンスブランドとか小難しいことを言ってないで、G大阪も見習っていきましょう!!


C大阪

C大阪

我々は、闘う。我々は、走る。我々は、魅せる。我々は、驚かせる。我々は、信じる。我々は、立ち上がる。我々は、夢を咲かす。
我々は、今この瞬間もサポーターとともにある。我々は、セレッソ大阪。

「SAKURA SPECTACLE 閃け。輝け。咲き誇れ。」

C大阪は今年も継続で「SAKURA SPECTACLE」です。昨年はクルピ監督再招聘によってあやうく降格スペクタクルになってしまう可能性もありましたが、さすがに解任したので難を逃れました。今年は小菊監督の下で何らかのスペクタクルをしてもらいたいものです。去年は載せなかったのですが、相変わらず説明文が奮っていますよね。「我々は、闘う。」の始まりからグルーヴ感をぐいぐいと上げてきて、最後には「我々は、セレッソ大阪。」(ジャジャーン)で腕組みしたキム・ジンヒョンと西尾隆矢の上半身がババーンですよ。たぶん半裸ですよね。すごくよいです。サブスローガンとして「ああ、播磨灘」とか追加して欲しいです。さて、継続スローガンなのでこの辺にしておいて、同じ県の野球チームを見てみましょうか。

オリックス

昨季、リーグ優勝を掴み歓喜の渦を巻き起こした中嶋オリックス。
指揮官の目には、すでに決意が宿る。
リーグ連覇を、そして、悲願の日本一を。
二つの「V」を重ねれば「W」に。
全員で戦い、勝利「Win」をたぐり寄せ、笑顔の輪を広げよう。
2022年は、「全員でW(笑)おう!!」

「全員でW(笑)おう!!」

20年以上ぶりに日本シリーズ出たチームだぞ?Wを無理やり「笑」と読ませるのもかなりアレですし、「う」がなんか笑顔みたいにしてんのもけっこう無理筋感が強いです。百歩譲って球団の頭文字がWならわかるんですが、かする気配もなし。あと、背景はなんですか。宇宙ですか。それとも強炭酸飲料ですか。もしかして花火ですか。どちらにせよ意味がわからないんですが、大丈夫ですか。え?雪?雪なの?ともかく、オリックスバファローズにおかれましては早急にこのスローガンの動画を作り、パチンコに導入してください。

オリックス2

中島監督が全然Wってないのがとてもよいです!


神戸

神戸

2022シーズンも引き続き「the No.1 Club in Asia ~一致団結~」をスローガンといたします。昨シーズン、クラブ史上最高順位であるリーグ戦3位の成績をおさめ、2022シーズンはAFCチャンピオンズリーグに再び挑戦することとなります。2018シーズンから掲げている「アジアNo.1クラブ」を目指し、一致団結して2022シーズンを戦ってまいります。

なお、この「一致団結」は弊社取締役であった故三木谷良一氏がクラブの根幹を成すコンセプトとして、強い思いをもってクラブに贈った言葉で、ヴィッセル神戸に関わるすべての人が1つの家族「ヴィッセルファミリー」となって強い絆で結ばれ、これからも同じ夢を目指して神戸の街と共に歩んでまいります。

「the No.1 Club in Asia ~一致団結~」

今年も一緒です!ACL出場権があるので、アジアナンバーワンクラブになることも夢ではないのでいいのではないでしょうか。ただ、その前に日本でナンバーワンになりなさいと私の心の中の安西先生が囁いてきますが、無視してください。ただ、毎年同じは寂しいので、独自にサブスローガンをつけてもいいのではないでしょうか。個人的には三木谷社長の言葉を借りて「頭おかしんじゃないの??」がオススメです。Are you crazy??

さて、これ以上言うこともないので、同じ兵庫県のプロ野球チームを見てみましょう!

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2022年チームスローガン「イチにカケル!」
1を意識し、1にこだわる、その思いを1に「カケル」という言葉にしました。
また赤い数字の1は、イノチをかけて勝利を目指す執念を、また「カケル!」の「ル!」には「心」という文字も表しています。

矢野監督コメント
「イチ」には、一球、一打、一瞬にこだわって、僕たちはやっていこうという思いとONETEAM、もう一勝、そして一番上(優勝)へという意味も込めています。またそのイチに、ファンの皆さんの力も掛け合わせて、全員の力で大きな1にしたいと思います。
ファンの皆さん、来期はこのスローガンで共に一番を獲りに行きましょう!

「イチにカケル!」

もうコッテコテのぐっちゃぐちゃ。イチにかけるというのにイノチもかけちゃってるし、最後のルを「心」に見立てるところとかハチャメチャ視点すぎるし、1の説明が500通りくらいあるし、もう意味が大渋滞です。矢野監督のコメントも「またそのイチに、ファンの皆さんの力も掛け合わせて、全員の力で大きな1にしたいと思います。」とか、なんかそれっぽいこと言ってるけど全く意味わからないことになっているじゃないですか!神戸もぜひこれくらいのパワーのあるスローガンを!


広島

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 2022シーズン、サンフレッチェ広島は、ミヒャエル・スキッベ監督の下、これまで築き上げてきたサッカーをさらに進化させるべく、新たなスタートを切ります。

 新時代を切り開くにあたり、その推進力の根源となるのが、指揮官がチーム作りを行う過程で大切にしている『Passion(情熱)』、『Power(力)』です。経験豊富な指揮官のあふれる情熱と、さらに上を目指して飛躍を誓う選手たちの意志、パワーが一体化してこそ、チームはより強固な力を発揮することができます。

 2022シーズンのスローガンである『ぶちあつ!』は、そのキーワードである『Passion(情熱)』、『Power(力)』を、広島弁を用いて表現しました。広島弁で「とても」「すごく」を意味する『ぶち』と、勝利への『熱』、サッカーへの『熱』、地元を盛り上げる『熱』など、サンフレッチェ広島に関わるすべての『熱(あつ)』をあわせ、『“ぶちあつ”いサッカーをお見せする』、という強い決意を込めています。

 チームが1つの塊として戦うイメージをロゴの力強さで表現すると同時に、ロゴのなかには、サンフレッチェ広島というチーム名の由来でもある「三本の矢」をしのばせ、確固たる結束力を表しました。

 2022シーズン、サンフレッチェ広島は、応援していただいている皆さまの心を“ぶちあつ”くさせるべく、アグレッシブに戦ってまいります。

「ぶちあつ!」

なんということでしょうか。長年の「WE FIGHT TOGETHER」から2年連続の謎単語「積攻」に切り替えたところで完全に行き詰ってしまったサンフレッチェのスローガンですが、ついに広島カープの毒牙にかかってしまいました。フォントから漂う圧倒的なIQの低さ、そして「ぶちあつ」という驚異的に意味のない単語のチョイス、これはもう圧倒的に広島カープのスローガンです。長年踏ん張っていましたが、ついに陥落ということで、私も涙を禁じえません。でも、広島民たちはこういうのが好きだというのなら、仕方ありませんね。しかし、説明も中々乱暴です。「『ぶちあつ!』は、そのキーワードである『Passion(情熱)』、『Power(力)』を、広島弁を用いて表現しました。」とあるのですが、ぶちが「とても、すごく」で、あつが「熱」だとすると力はどこにいっちゃったんですか。というか、そもそも力が必要だったんですか?力が欲しいか──────────────?あと、「ロゴのなかには、サンフレッチェ広島というチーム名の由来でもある「三本の矢」をしのばせ、確固たる結束力を表しました。」と言ってるんですが……どこ!?いや、これマジでわかんなくて、アレですか、子供だとピンク色に見えるとか、曲線が1つもないのにグネグネに見えるとか、Twitterで1万RTされる類のやつですか?と思ったら、HPに解説画像がありました。

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わかるかこんなん

しかし、ここまで振り切ってしまうと、もはや本家のスローガンなんか軽く超えてしまったのでは?広島のスローガン王ゲットだぜ?と感じてしまうので、確認してみましょうか!

広島カープ

2022年のチームキャッチフレーズは「ガツガツGUTS!」です。

チームもファンも皆で歯を食いしばりながら、新型コロナウイルスに耐えてきた2年間…。
新シーズンは反転攻勢に向けて、3年連続Bクラスの悔しさを胸に、一日一日、一試合一試合を ガツガツ貪欲に戦い、GUTS!あふれる一年にしてきたい!
そんな想いを込めたキャッチフレーズが「ガツガツGUTS!」です。
ガツガツと戦っていく。貪欲に勝利を求めていく。GUTS!あふれるプレーで広島を元気にしていく。
歯を食いしばったデザインにはそんな想いも込めました。
監督・コーチ・選手・スタッフ全員でこのキャッチフレーズのような強い気持ちを持って戦います!
2022シーズン、ガツガツGUTS!と戦う広島東洋カープに、熱い応援をよろしくお願いします!!

≪大瀬良大地投手 コメント≫
ここ数年悔しい思いもしていますし、勝ちに飢えているところもあるのでガツガツと勝ちに貪欲に
泥臭く頑張っていきたいと思います。

「ガツガツGUTS!」

ごめんなさい、思い上がりでした。「ガツガツGUTS」という響きだけの全く意味のないワードチョイス、「歯を食いしばっている」と言ってるのに歯の間にGUTSが入って噛み合わせが悪くなってしまっているロゴのデザインセンス、そしてなぜかコメントを求められた大瀬良(選手会長だから?)がめちゃくちゃ適当なコメントを残していたりしていて、会場の客席からも10点の札が連発される見事な演技。総合点では圧倒的に大差でカープの勝ちとなりました。なりましたじゃねえよ、IQを上げていけよ。来年はぜひカープ・サンフレッチェ共同スローガンを出して、私の度肝を抜いて欲しいものです。


福岡

福岡

アビスパ福岡を応援いただける皆様をはじめ、市民の皆様が、アビスパ福岡の戦い方や取り組みからこのスローガンを連想していただける時期が来たときに、クラブが成長したひとつの証になるのではないかと思っています。
感動とは物事に深い感銘を受けて強く心が動かされることです。
勝つとは試合で得点をして勝つということです。
「人の心を揺さぶるような熱いプレーで、得点をして勝つことにこだわる」という思いを込めています。
運営面では、ファン・サポーターのみなさまをはじめ、お客様の心に響く対応を実践し、
「ビジネスサイドが掲げた目標数値に勝つ(達成する)」ことにこだわる、という意味が込められています。

「感動と勝ちにこだわる」

相変わらずこのスローガンは継続のようです。感動と勝ちにこだわるという言葉なんですが、感動と勝ちが両立しない時はどっちを優先するんでしょうか。めちゃくちゃ汚い方法でドン引きする勝ち方をした時とか、試合中にクルークスが生き別れの兄弟と出会ったとかの感動的な試合で負けていたらどうするんでしょうか。どうもこうもないんでしょうけど、ちょっと気になりました。欲を言えば、感動と勝ちだけではなく、他にこだわるものを毎年ちょっとだけ付け足してもいいのかな、と。「感動と勝ちとコーヒー豆のひき方にこだわる」ならばめんどくさい定年後の暇を持て余したおっさんになりますし、「感動と勝ちとそばの打ち方にこだわる」ならめんどくさい定年後の暇を持て余したおっさんになります。ご検討のほどをよろしくお願いします。さて、では同じ街の野球チームのスローガンを見てみましょうか!

ホークス

もっと!もっと!もっと!
藤本博史新監督と挑む新シーズン。

もっと!前へ!
もっと!攻めて!
もっと!限界を超えて!

もっと!ガムシャラに! もっと!ハングリーに! もっと!パワフルに!

“自己の成長”のため。”チームの勝利”のため。”ファンの笑顔”のため。
3つの「もっと!」を心に秘め、日本一へ突き進め!

ホークスはもっと!もっと!もっと!強くなる。

2022シーズン、福岡ソフトバンクホークスは、
「もっと!もっと!もっと!」をモットーに戦い抜きます。

「もっと!もっと!もっと!」

相変わらずのごり押しスローガンです。デザインの迫ってくる感じがすごい!3つと言わず4つでも5つでも、もっともっともっともっともっともっと押し出していってもいいのではないでしょうか。これくらい何も考えないスローガンのほうがファンも覚えられていいと思いますね、マジで。あ、でも最後に「もっと」と「モットー」をかけているのはギロチン案件になります。

ホークス2

スローガンを掲げる地元建築会社の社長

動画まで作っちゃってノリノリですよ

福岡はもうスローガンはだめなのか……そう思った私はピンときました。バスケがあるじゃないですか!!というわけで、一縷の望みをかけて、見てみました!

福岡3

読み方:ReRIZE(リライズ)
合言葉:フクオカ大合勝!(ふくおかだいがっしょう!)

Re(再び)+Rise(上がる)+RIZING(チーム名)これらの思いを足した造語。

Re(再び)前向きな意志:Restart(再出発)やReborn(生まれ変わる)
Rise(上がる)駆け上がる:どういう状況にも立ち向かい、結果にこだわり常に上昇し続ける。

「ReRIZE フクオカ大合勝!」

なにが大合勝だ、だめだこりゃ!!


鳥栖

鳥栖

小さな会議室のホワイトボードから始まった一本道。
走り続けた25年、決して平坦ではなかったでこぼこ道。
これまでもこの先も、想いを紡ぎながら未来に続く確かな道。

日本には古から続く書道、華道、武道のなどの揺るがない道(文化)がある。
勝敗を共に分かち合い、泣いたり笑ったり
道の途中には、きっと新しい発見や感動が待っていて
私たちが進むこの道も揺るがない文化へと登りつめる。

どこまでも続くこの道を、(サガンティーノの皆さんと)共に。一歩ずつ。前へ。
17の誇りを胸に。

「道~Dream Road.~」

去年の主力選手をほぼ根こそぎ引っこ抜かれ、「鳥栖の水全部抜く」「食べ飲み放題90分」「スプーン1杯で驚きの白さに」などと心配が絶えなかった鳥栖ですが、やはりスローガン界の西の王者、力強いスローガンを持ってきてくれました。「道」ですよ。これだけ主力を抜かれたらもはや修行道でしかないので、いいんじゃないでしょうか。しかも英語ではDreamを勝手につけちゃってるのがいいですね。夢道ですよ。私たちは夢を見続けるんです。そして、またスローガンポエムのキレも抜群ですよね。どこの世界に「小さな会議室のホワイトボードから始まった一本道」から説明が始まるスローガンがあるんですか。熱闘甲子園の長島三奈かと思いましたよ。そして、このスローガンポエムを新体制発表会で読み上げるというすごい展開なんです。それだけではないんですよ。また鳥栖はスローガンの動画を作ってしまったんです!!

33分20秒ごろから始まるスローガン紹介を要チェキだ!

しばらく見れていたんですが、鳥栖は動画を非公開にしてしまいました。なんてこった!!ただ、歴代のスローガンがずらーーっと出てくるオープニングはまさに圧巻でした。まだスローガンを研究する前だったので、この動画で初めて知ったのですが、2005年からしばらくの間は「夢激闘」「夢超戦」「夢必翔」「夢結蹴」「夢昇格」「夢一丸」「夢結束」というネットワークビジネスの年度報告会みたいなスローガンだったんですね。そこから、2012年に唐突に「超!決戦」「超!奮迅。」「超!激翔。」という3年連続の超シリーズ(しかも後の2年はなぜか句読点がついてる)に変わるのは、ネットワークビジネスの洗脳から解け、急にプロテイン飲んで筋トレ始めた感がありますね。どっちにしろ信じるのが金か筋肉かで本質は変わってないんですが。その後もワクワクするようなスローガンの連発で、歴代スローガンで天下一武闘会をやってもらいたいものですよね。僕は2016年の「サガン魂砂~1stステージ」と「サガン魂岩~2ndステージ」の「2ステージ制だからスローガンも2ステージに分けよう」という謎の律義さがとても好きです。他にやることはないのですか。スローガンの、スローガンによる、スローガンのためのサッカークラブ、それがサガン鳥栖です。今年も優勝!!!おめでとうございます!!!


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