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冬の紀伊半島 高野山から瀞峡 

今回は、雪の高野山と、春の南紀の様子(2021年2月9日~11日)を書いていきます。  


1.一日目 

高野山

2月8日に関西地方に大雪注意報がでたので、高野山の雪景色を撮りたくて翌9日の朝、車中泊仕様のN-VANで出発しました。

高野山には多少の積雪はあったものの思ったほどの大雪ではなく、却って写真撮影にちょうど良い積雪量でした。

六角経蔵
英霊殿手前の橋
英霊殿
汗かき地蔵祠
石灯籠にも雪
奥之院参道のお地蔵さん

標高900m近くの高野山の夜は相当冷えます。
翌朝の路面凍結で動けなくなる心配もあり、夕暮れ前に山を東側に下って十津川方面で車中泊(ふれあい交流館)することにしました。


2.二日目

谷瀬の吊り橋(たにぜのつりばし)

ふれあい交流館から少し離れたところの「谷瀬の吊り橋」は日本一長い鉄線吊橋だそうです。

その吊り橋はその長さに加えて川原からの高さが高く、かつ橋の踏板が狭いので、歩いて渡るにはかなり緊張します。

対岸から撮影
上の写真の右側を拡大(二人いるのが分かる)
吊橋の上の様子
踏板が狭いのですれ違うのがやっと

熊野古道 中辺路(なかへち)

吊り橋のあとは南下して、熊野本宮大社で右折し熊野古道の中間付近にある「道の駅 熊野古道中辺路」へ向かいました。

その熊野古道沿いの四村川の流れは、下の写真のようにとても澄んでいて、更に柔らかい日差しもあって春らしい写真となりました。


川湯温泉

紀伊半島の南には特徴的な温泉が沢山あります。
熊野本宮大社近くの川湯温泉はその名のとおり、川底から温泉が湧いていて、川原の一部をせき止めた露天風呂「仙人風呂」が有名です。

仙人風呂下流側
上流側の堰によって、川水が直接入らず、
下流側は写真のとおり、川に繋がっている。

仙人風呂は水着が必要で、今回そこに入るのは諦めて川湯温泉公衆浴場(¥250当時)で日帰り入浴しました。

その日は、この仙人風呂近くに市営の駐車場(無料)で車中泊です。

市営駐車場の翌朝の様子

ここに写っている車は全て車中泊車で(黄色い車が愛車)夜騒ぐこともなく、とてもマナーの良い人たちでした。


3.三日目

瀞峡

何年前かの洪水の影響がまだ残っていてジェット船は運行できないようですが、瀞そのものは健在でした。

瀞ホテルからの眺め
上流側

この後は、花粉症の人に好まれる「じゃばら」で有名な北山村を経由し、尾鷲、紀勢自動車道、伊勢自動車道、新名神高層道路を経て、約3時間で自宅まで帰ってきました。


ここまで読んで頂き有難うございました。

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