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カウンセラーとのトラウマ治療#1〜過去の振り返り〜

お久しぶりです。
noteを更新するのは約2年ぶり。
その間いろいろあり、今年の2月からカウンセリングを受けることになりました。
この2年間で何があったのかは、また別の記事で書こうと思います。

僕のカウンセラーさんは臨床心理士で、カウンセリング手法は主に"MBT"と呼ばれるもの。境界性パーソナリティ障害やPTSDの治療に役立つと言われています。

まだカウンセリングを受けてるのは数回目で、これまでの人生をカウンセラーさんと振り返っている段階なので具体的な治療はまだ始まっていません。これから、カウンセリングを受ける都度、気づいたことなどを更新できたらなと思います。

それもあなたの現実だったよね

カウンセラーさんに今までの人生をまとめた資料を渡して、一緒に見ていきます。

2019年のことを振り返ります。
「あの時は親に無理やり浪人させられて、家庭環境も最悪でした。父の精神状態が荒れて、暴力も酷くなりました。僕はSNSで出会った人たち、SNSに趣味のことを投稿すること、そっちに現実逃避していました」

カウンセラーさんは言いました。
「それもみたかさんにとっては大事な現実だったよね。逃避している訳ではなく、浪人している自分も、家庭で苦しんでる自分も、SNSに身を投じてる自分もすべて現実だったと思いますよ」

なんだかその言葉に救われた気がしました。
あの時は現実逃避していたわけではない、しっかりと自分の世界を作ってもう一つの現実を作って生きていたのかもなと思いました。

典型的な解離症状

2020〜2022年のことを振り返りました。
2020年はかなり僕にとっては辛かった年でした。noteにもその頃の日記が残っています。

浪人に失敗し、どうすればいいのか分からない状態。それに加えて、父からは流血するような暴力をふるわれました。警察にも行きましたが、警察は助けてくれませんでした。

あまりに生きてるのが辛くて自○未遂を3回もしました。この年に、うつ病とPTSDの診断をもらいました。

正直、この年の気持ちとかどんな日常を送っていたのかが、ほとんど思い出せないのです。

それに加えて、ゲームに異常なほどのめり込むようになります。過去のnoteにはゲームに救われたと書いてありますが、

①記憶の喪失
②異常な程の没頭、過集中

は"解離"と呼ばれる症状で、辛すぎる出来事が起きた時に自分の身を守るために、ある種心理的に幽体離脱のようなことが起きるのです。

2021は、解離の年でした。
ゲームに依存していて、その他のことはあまり覚えていません。

それは即精神病院に入院ですよ

この日のカウンセリングでは、2022年の前半、僕が家出をするまでのことを話しました。
2022年の前半からは、絵を描くことに没頭します。これも解離の症状だったと思います。

2022年の2月、とある夜に精神が崩壊したのを覚えています。ゲームに負けて、どうしようもない怒りが込み上げてきました。夜の町に出て、看板を蹴ったり、自販機を殴ったり、道端で寝転がったりしていました。挙げ句の果てに死のうと思って、踏切に横になりました。電車を止めてしまい、警察に補導されることになりました。警察は僕を家まで送るだけでした。

カウンセラーさんは嘆きました。
「この時の状態は本来であれば即入院すべき状態でしたね。警察の方がなにもしてくれなかったのは非常に残念でしたね…」

僕もあの時の自分は異常だったと思います。あの時入院していれば今はもっと楽に生きられているのかな…なんて思いました。

この日のカウンセリングはこの辺で終わりました。終わり際に、カウンセラーさんは「みたかさんは自分の過去を非常によくまとめられていますね。これは自己治療が進んでる証拠ですよ」と言いました。少し自信になりました。

次のカウンセリングは3/13です。
また次回が終わったら、その時の気づきを記そうと思います。
それではまた。

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