見出し画像

【NYx鳥】海遊びで出会えるニューヨーク海岸の鳥たち

週末をどう過ごすか、家族全員の希望を100%満たすのはなかなか難しいです。

私はできれば、自然の中でのんびり鳥が見たい。

一方、子どもたち(8歳♂、5歳♀)は、鳥に詳しくなってきたとはいえ、大人と同じペースでバードウォッチングをしたいなどとは微塵も思っていない。

トレイルを歩きながら、「はやく行こうよー」「まだー?」とばかり言われては、こちらも楽しめないし、走り回ったり歌ったりして、とにかく騒々しい(鳥が逃げる…)。

オーデュボンのバーディングに行くと、ときどき大人に混じって真面目な面持ちで参加している子どもを見かけますが、我が子となぜにこうも違うのか、不思議で仕方ありません(笑)

しかし、夏には、子どもが大好きな「海遊び(生き物探し)」という手がありました🦀

夫に子どもを任せて、海辺のバードウォッチングを楽しむことができる自然公園が最適!(※夫も生き物が好きなので、一応意向は汲めているということで…)

こうして、5~6月にニューヨークで何ヶ所か回り、海辺の鳥をたくさん見ることができました。もちろん、Lifer(人生で初めて見る鳥)も!

写真で一気に紹介したいと思います。

撮影場所
1.Brooklyn(ブルックリン)Marine Park(マリン・パーク)
2.Rye(ライ)Marshland Conservancy(湿地保護区)
3.Rye(ライ)Read Wildlife Sanctuary(リード野生生物保護区)

ちなみに、海辺の鳥は大きくて目立つので、子どもも見つけやすい。「○○の鳥見たよー」と、遊びながら同じ鳥を見ていることが多かったです。

自然も鳥も、それぞれに合ったスタイルで楽しむのがちょうどいい🐦‍⬛

Osprey(オスプレイ/ミサゴ)

オスプレイ!海辺の鳥で一番好きかも。こちらのペアは営巣中。2羽のヒナもチラッと見えました。オスプレイ(ミサゴ)は日本でも見れます。
低空を飛んだので慌ててカメラ。肉眼ではよく見えなかった黄色く鋭い眼光が写った!カッコいい!
猛禽の中でも、長く曲がった翼が特徴。魚をもって飛んでいる姿は何度か見たけど、足からダイブする場面はまだ見れていないので、いつか見たい!

Yellow-crowned Night Heron(ミノゴイ)

 アメリカ東部に生息するサギ、ミノゴイは頭の羽がおしゃれ。水の中に立ってじーっと静止してます(サギの仲間はいつもこれなので「またやってる!」とちょっと笑ってしまう)。
めっちゃ見てます。
突っ込んだ―!
豪快に捕まえたのはカニ🦀

Black-crowned Night Heron(ゴイサギ)

日本でも見られるゴイサギ。首が短い。

Great Egret(ダイサギ)

日本でも見られるダイサギ。英語では白いサギがEgret(イグレット)で、その他のサギがHeron(ヘロン)と呼び方が違います。

Snowy Egret(ユキコサギ)

こちらのユキコサギはアメリカ大陸限定。ダイサギより小さく、活発。

Common Tern(アジサシ)

アジサシ。姿も飛び方もシャープでカッコいい。
空から魚を探しています。時々、急降下でダイブするのが見ていて気持ちいい。アジサシは漢字で「鯵刺」と書くそうです。食べる方のやつ、大好物(アメリカに来てから食べてない😿)。

Killdeer(キルディア/フタオビチドリ)

出た、キルディア!なんか羽が折れている?いえ、これはチドリの奥義。わざと羽が折れた真似をして天敵をおびき寄せて、卵やヒナを守る行動ですね。ん?・・・天敵、私?
天敵(私)から、卵を守ろうとしていたのですね。よく見ると手前に卵が4つ。見事にカモフラージュされていて、足元にあっても気づかなかった!
危険はないとわかったのか、目の前で卵の上に座って温め始めました。キルディアは名前の由来にもなっている鳴き声も特徴的で大好き。いつか特集したい。

Semipalmated Plover(ミズカキチドリ)

キルディアよりも一回り小さくてかわいいミズカキチドリ。翁のような白眉。こちらもうまくカモフラージュしてますね。

Willet(ウィレット/ハジロオオシギ)

こちらは大きなシギのウィレット(ハジロオオシギ)。アメリカ大陸に生息。羽を開くと白黒の模様がカッコよく貫禄がある。3羽が水辺の草むらで鳴きあっていました。
シギなのに、水辺ではなく高いところに止まっていると混乱します(笑)

American Oystercatcher(アメリカミヤコドリ)

聞きなれない声の主は、初めて見るオイスターキャッチャー!赤くて多きなくちばし、黄色い虹彩に赤いアイリング。ファンキーな見た目。
カキ(オイスター)を好んで食べるという訳ではないそうですが、大きな2枚貝をくちばしに挟んでいます。

Double-crested Cormorant(ミミヒメウ)

このポーズは、、、潜水の後に羽を乾かしているミミヒメウ。北米版の「ウ」です。

Laughing Gull(ワライカモメ)

海の鳥といえばカモメ。それも数種類いるのに、つい写真を撮り忘れます。こちらは黒頭巾をかぶったようなワライカモメ。春に渡ってきます。アメリカ大陸に生息。
さらにカモメといえば、成鳥になるまでの数年間は見分けが難しい💦勉強が足りず、この幼鳥が何カモメかわかりません…。


こうして並べてみると、自分で撮った写真で紹介できる鳥が少しずつ増えてきて嬉しいです(もっと上手になりたいけれど📷)。

子どもと夫は、大きなカブトガニが泳いでいるのも見たそうです。
息子は、拾ったカニの殻や貝殻を学校のプロジェクトに使うことを思いついたそう。


これから夏本番ですが、熱中症に気をつけつつ、たくさん海に行きたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?