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【NYx鳥】渡り鳥チャレンジまとめ~ワンダフルなワーブラーの世界

こんにちは。🔰バーダーのとみーです。

手探りだった初の春の渡りのシーズンも、気づけばとっくに過ぎ去ってしまいました。

5、6月は子どもの学校の年度末で何かと忙しかったうえに、自身の資格試験とも重なり、バーディングをいかにねじ込むか、常にスケジュールとにらめっこしてた気がします。

それでも、振り返ってみると、何とか週一回以上は外に出ることができ、ライフリスト(人生で一度でも見たことのある鳥のリスト)がぐんと伸びたシーズンでした。

中でも、アメリカの渡り鳥の主役勢のWarbler(ワーブラー)については、「一度も見たことが無い初心者が、ゼロから何種類まで見れるか」というチャレンジを勝手にしていたので、結果を紹介したいと思います!

Warblerチャレンジの過去記事
【NYx鳥】渡り鳥警報 Warblerが見たい!
【NYx鳥】渡り鳥Warbler チャレンジ~4種目🌟
【NYx鳥】渡り鳥Warblerチャレンジ②~7種目!

The Warbler Guide (p.102-103)

総論から述べると、このワンダフルなワーブラー探し、毎回宝探しのようでとても楽しかった!

が、同時に、彼らはとんでもなく曲者でした…。

小さくて、1、2秒すらじっとしてくれないので、まともに姿を見られないことも多く、種類の特定が難しい😓

カメラでも、頭上数十メートルの若葉の隙間に見え隠れする小鳥にフォーカスするのに悪戦苦闘しました。

さらに、高い木の枝を探し続けると、ワーブラー・ネックになり首が痛むという副作用も。

こんな感じなので、紹介できるようなまともな写真がほとんど残っていません…😭

しかし、魅力が伝わらなくては意味がないので、開き直ってネットから拝借したハイクオリティな写真で全部紹介します!

直接見て(断片でも)写真に撮ることができたのは8種

1種類目Yellow-rumped Warbler(イエロー・ランプド・ワーブラー)

一番初めに出会ったワーブラー!黄色のパッチがきれい。©Rhododendrites

2種類目Black-and-white Warbler(ブラック・アンド・ホワイト・ワーブラー)

ゴジュウカラのように木の幹や枝を上下に移動して虫を捕るユニークなワーブラー。何度も目撃。©Rhododendrites

3種類目:Common Yellowthroat(コモン・イエロースロート)

地面近くに出てきてくれるかわいいブラックマスク。子どもが最初に見れたワーブラー!©Rhododendrites

4種類目:Yellow Warbler(イエロー・ワーブラー)

一番頻繁に出会ったワーブラー。唯一鳴き声を覚えました!全身黄色なので目立ちます。©Mdf

5種目:Northern Waterthrush(ノーザン・ウォータースラッシュ)

 バリエーションは見た目だけじゃありません。こちらは「水辺」のワーブラー。じっくり観察できました!©Rhododendrites

6種目:Black-throated Green Warbler(ブラックスローテッド・グリーン・ワーブラー)

高い木のキャノピーを飛んでいるのをカメラのズームで何とか…。©Dan Pancamo

7種目:Northern Parula(ノーザン・パルーラ)

こちらも、高い木の上。カメラのズームで何とか特定。近くで見たらこんなにきれいなのね…。©Dan Pancamo

8種目:American Redstart(アメリカン・レッドスタート)

中くらいの高さの木の枝の先で、派手でな声で鳴いているところを何度か目撃。©Dennis Jarvis


自分の目で(なんとか)見て、写真にも(なんとか)撮って確認できたのはここまでの8種。

この先は本当に難しかったです。

鳴き声は聞こえたけど、ほとんど姿は見られなかったのが2種類

バーディングに参加して、熟練バーダーに「〇〇Warblerが鳴いている」と教えてもらいました。

9種類目:Canada Warbler(カナダ・ワーブラー)

鳴き声がしているのを教えてもらったが、結局姿は見えず。©William H. Majoros

10種類目:Blackpoll Warbler(ブラックポール・ワーブラー)

高い高い木のてっぺんにシルエットだけ見えた。©Cephas

最後に、自分1人で探している時に、Merlinが声を拾っていた種が他にもいくつかありました(Merlinアプリについてはこちらで言及)。

しかし、Merlinはたまに間違った答えを出すこともあるので、Merlinが声を拾ったというだけでカウントするのはバーダー界ではNG。

「必ず目視もするか、自分の耳でも聞いて間違い無いと確認する」と地元オーデュボン支部のアンがいつも強調しています(アン主導のバーディング記事)。

でも、Merlinが鳴き声に合わせて確実に拾っていた、このちょいレアな一種だけは、できればカウントしたかった…。粘ったんですが、姿は見れずじまい。

声を聴いたかもしれない、おまけの11種目:Bay-breasted Warbler(ベイ・ブレステッド・ワーブラー)

©Mdf

どうでしょう。若干10種でも、これだけのバリエーション!

十分な時間を投下できたわけではないけれど、家の近くで、これだけたくさんのワーブラーに出会うことができるとは、本当に驚きました。

去年まで何も知らずに過ごしていたことが残念でたまりません。

夏にニューヨークにとどまって繁殖する種も少数あるそうですが、また秋に戻ってくるワーブラーたちも楽しみにしたいと思います。もちろん、他の渡り鳥たちも。

そして、2度目、3度目に出会う鳥たちのことは、もう少し落ち着いて学んでいきたいな、と思います😅

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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