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【NYx鳥】渡り鳥Warbler チャレンジ~4種目🌟

こんにちは。🔰バーダーのとみーです。

ニューヨーク、5月は渡り鳥のピークシーズン。50種類以上もいるという、小さくてカラフルなWarbler(ワ―ブラー)が見たくて、トライしてみたところ、2回のバードウォッチングで4種見ることができました!

北米のWarblerはアメリカムシクイ科(Parulidae)に属する主に昆虫食の小さな鳥。アメリカ(US)で50種以上が見られるそのほとんどが渡り鳥。大陸北部には繁殖のために春に渡ってきて、秋になると南の温かい地域(アメリカ南部海岸やメキシコ、中米、カリブ海、南米北部)で冬を越すために再び渡ります。"Warble"は小鳥がさえずるという意味がありますが、和名だと「○○アメリカムシクイ」になってしまうので、Warblerのままで書いています。色は黄色やオリーブ、青などで、模様もさまざま。

見てください・・・このバリエーション、すごくないですか!?

The Warbler Guide (p.102-103)
The Warbler Guide (p.100-101)

先日、試しに近所の川沿いの遊歩道を探してみたところ、運よく最初の2種を見つけることができました(過去記事)。

さらに昨日、少し足を延ばして、海岸近くの湿地保護区Marshland Conservancy(先月、初めてバーディングに参加した場所)を訪れてみたところ、さらにもう2種を何とか写真に収めることができました(ここまでの4種を末尾に紹介します)!

まだ2トライ目ですが、Warblerの魅力がちょっとわかった気がします。

小さくて、アクティブで、1秒たりともじっとしてくれない。
地面から樹上まで、いろいろなところに、いろいろな種が出没する!
そして、頑張って追いかけても、一部しか見えなかったり、一瞬しか見えなかったり、ヒントが足りなくて絞り込めなかったりと、どのWarblerなのか簡単にはわからない…。

つまり、難しい分、次もトライしたくなる。そして、見つけて特定できるとすごく嬉しい!

上級者なら、鳴き声でわかる、レアな種を見つける、といった楽しみもありそうです(一方、小さい子どもには難易度が高いという問題があり、今のところ1人の時間に繰り出しています)。

以下、最初の4種を自分で撮れた写真(クオリティはご容赦)と補足写真で紹介します。ちなみにここまでのお気に入りは、3種目のCommon Yellowthroat(かいけつゾロリ風のマスク)です。

1種類目Yellow-rumped Warbler(イエロー・ランプド・ワ―ブラー)

  和名はキヅタアメリカムシクイというそうです。英名は”yellow-rumped”でrump(腰)が黄色ですが、樹上にいるのを下から見ると腰はなかなか見えない。©Rhododendrites
巨大なオークの木の高いところにいました。この位置だと脇のイエローのパッチが見える。
腰のイエローのパッチがかろうじて確認できた!

2種類目Black-and-white Warbler(ブラック・アンド・ホワイト・ワ―ブラー)

和名はシロクロアメリカムシクイだそう(そうだろうと思った)。©Rhododendrites
上のYellow-rumped warblerと同じ木にいました。頑張ったが写真はこれが限界…。

3種類目:Common Yellowthroat(コモン・イエロースロート)

和名はカオグロアメリカムシクイ。樹上ではなく地面にいたので、比較的わかりやすいアングルでとれました。
かいけつゾロリみたいなブラックマスク。名前の"yellowthroat"は黄色のノド。たしかに、イエローがきれいです。メスはブラックマスクが無い。
背中はオリーブ色
尾の形もWarblerの識別に使うそうです。

4種類目:Yellow Warbler(イエロー・ワ―ブラー)

和名はキイロアメリカムシクイ(だろうと思った)。全身黄色でわかりやすい。同じ黄色でも、上のCommon Yellowthroatはレモンイエローで、色合いが違います ©Mdf
バック写真。比較的低い木の枝や地面を2羽が飛び回っていました。
オスの胸の赤茶色のマーク(線)がかろうじて写ったが、頭が…。
Warblerは下から見るパターンが多いようだ…。

最後まで見て下さり、ありがとうございます。
また新しい種が見れたらアップデートしていきます!




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