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パスを繋ぐ

◆パサーの役割
パサーには2つのオプションが有る。
・パスを出せる味方がいれば、パスを出す。
・いなければ、みつかるまでボールをキープする。
◆受け手の役割
以下の順番でパサーをサポートする。
①パサーから、パスを受けられるラインを引く。
 パサーと自分を線で結び、その間を相手が遮ってはいけない。
②最適なパスラインを探す。
 最適なパスラインとは、敵から最も離れ、パサーから線を引ける場所である。敵から離れフリーになれば、余裕が生まれプレーもしやすくなる。カギはフリーになること。フリーなら動かずその場でボールを要求する。的にマークされていれば外すために動くのだが、あくまでパサーに近づくのではなく、開いているスペースへ逃げる。
③全体を見渡せる体の向きを確保する。
 コート全体の状況が把握できる姿勢、体の向きを確保する。
④サポートしながら考える。
 自分にボールが来たら何をするのか
 ボールが動いた時点で、すべての状況は一変し、自分の役割も変わる。パスラインを作り、最適ラインを探し、正しい体の向きを確保しながら、次に何をするべきか考える。

『史上最強バルセロナ 史上最高の育成メソッド』
ジョアン・サルバンス

これはあくまでもサッカーの指導理論ですが、「サッカーの理論ですよ」と教えられなければ、バスケットボールでも通用します。
こういった要素がバスケットボールでも教えられると面白いなと日々考えています。

以上

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