農家の息子が調べた食品ロスの現状①
こんにちは。
合同会社ゆたか代表の東海林温です。
先日、瀬戸内の農家の方と打ち合わせをする機会があり、食品ロスについていろいろご質問させて頂きました。
ロスがたくさん出て困っている方もいれば、ロスをほとんどなくしている方など様々な現状を知ることができました。
「食品ロス」という言葉は知っていても実際のところ誰がどう困っているのか?
あまり知らないことに気づいたので今回は食品ロスについて調べてみました。
食品ロスとは?
食品ロスとは本来食べられるのに捨てられてしまう食品のこと。
日本では食品ロスが年間523万tと言われているそうです。
1人当たりでいうと1年で約42kg。これは毎日コンビニのおにぎりを1個捨てているのと同じになるそうです。
食品ロスは大きく分けると「事業系食品ロス」との2つに分けられるそうです。
①事業活動を伴って発生する食品ロスが「事業系食品ロス」
②各家庭から発生する食品ロスが「家庭系食品ロス」
それぞれの割合がどれくらいかというと、
「事業系食品ロス」が279万t
「家庭系食品ロス」が244万t
私はてっきり、食品製造や外食産業のロスが多いのかと思っていましたが、
家庭系食品ロスの量に驚きました。(食べ残しや過剰除去、 直接廃棄が家庭系食品ロスに当たります。)
もしかしたら無意識に過食部分を捨てているかもしれないなと、
日々の意識でロスを減らせることを知ることが出来ました。
小さい頃から茶碗に米粒を残していると「ちゃんと最後の一粒まで食べなさい」と親に怒られていた記憶があります。
想いを込めて作った方の気持ちになって食事を頂くことの大切さを教えてもらっていたんだなと実感しました。