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出た!合併症?肺炎

夫の様子も少しずつ落ち着いてきたような気がした矢先
発熱!
それも39℃以下に下がってくれない。
身体中のリンパの所にアイスノンを抱いていました。

どうやら術後肺炎。
倒れたときに意識の無い中で数回嘔吐したので、それが
肺に入ってしまい、誤嚥性肺炎になってしまったようです。
解熱剤を使うかどうか?と様子見だったみたいですが
なかなか熱が下がらないので解熱剤を使うことになりました。
解熱剤で徐々に熱は下がってきましたが、また意識が朦朧となって
しまいました。

解熱剤止めたらまた熱が上がるのかしら?と心配でしたが
なんとか平熱まで下がってくれて、また一山越えた気がしました。
熱が下がったと同時に、左半身のリハビリがスタートしていました。
こんなに早く?と思いましたが、今はなるべく早く機能回復訓練をスタートした方が予後が良いという考えのようです。

肺炎が一段落したら、よく喋るようになりました。
一応自分が病院にいることは分かったいるようにそのときは感じました。
子どもと一緒に面会に行ったときは
「お父さんは仕事で家に居ることが少なかったけど、君たちのために
一生懸命働いていたんだよ」と言ってました。
う~~~~ん、脳の一部が死滅したと聞いたけど、大丈夫みたい??

食事は誤嚥のの可能性があるからと、鼻からチューブで栄養補給していますが、経口でお水が飲めるようになりました。
そうしたら
「売店でアイスと週刊誌買ってきて!タバコはマイルドセブンだよ」ですって。
タバコなんてもう一生吸わせない覚悟なのに。
それに食べ物はまだ鼻からチューブで摂っているのに。
やはり状況把握は完璧ではないのだと確信(-_-;)

明るい変化がある一方、
面会の前の主治医との面談では、最初の説明通り、若干の脳血管攣縮からの
脳梗塞状態はあるとのことでした。ただ大事には至っていないので経過観察です。
まだ一週間ちょっと・・・。また何が起きるか分からないです。

夫が倒れて手術が終わり面会が始まってから、私はどれだけ涙を流したか
分かりません。身体中の水分が無くなってしまうほどだったかもと思ってしまいました。
毎日15時と19時の二回、10分の面会をするだけしか身体が動きませんでした。何も手につかない状態で、家でも泣いてました。
夜は寝る前が恒例の「泣きタイム」になりました。
その日の夫の状態をノートに記録していると、色々な事を思い出し、また涙が出てしまいます。
今となっては、泣くことで気持ちをリセットしていたのかな?と思えます。
夜は娘が私のそばに居て、泣いている私を赤子をあやすかのように、よしよし・・・と肩を叩いてくれて、そしてひとしきり泣いた私はイビキをかいて寝たそうです(娘後日談・・・実は私は図太かった(笑´∀`)

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