グローバルで活躍するために重要な2つのこと
海外での仕事は大変な部分も多いと思います。
その中で、考え方を変え、行動を変えれば、仕事の質は圧倒的に変わる!想像以上に面白くなる!と思います。
海外で仕事できるという幸運を活かすも活かさないも考え方次第だと思っています。
私は10年間シンガポールに赴任していました。着任当初はものすごく苦労しました。
なぜ苦労したかは、いろいろありますが、この過程で学んだことが2つあります
その2つとは、
①日本にいた時と同じ仕事の仕方をしない
②基本に立ち戻る
の2点です。
日本にいた時と同じ仕事の仕方をしない
仕事の量は半端ないですし、その上、対応すべき仕事の幅が急に広がり、求められる視点も急に上がります。
そのような中でも、正直、日本にいた時と同じ仕事のやり方の延長でやり過ごそうと思えばやり過ごせてはしまうとは思います。
なぜならば、駐在として海外で仕事をしている場合ですと、早い人だと2-3年でその期間は終わってしまうからです。とても短い期間です。
だからこそ、常に、本当にそれが「自分がわざわざ海外まで来て成し遂げたいことの1つなのか?」ということを問うことが必須になり、そうしないと、ないとあっという間に海外での経験も終わってしまいます。
「まずは現地に慣れてから」などと言っている時間はありません。
時は流れていきます。
海外に赴く前の準備段階からすでに始まっています。
Day1からいかに全力でいけるかが勝負です。
慣れてから、とか、英語できるようになってからと言っている間に2年たちます。
駐在として海外に出ている場合は、なおさら、せっかく海外に派遣してもらっているわけですから、海外現地でしかできない事に徹底的に取り組んだ方が面白いです。
そしてそれをやり遂げる際に、日本での仕事の延長で行っていると、なかなか実現は難しい。
日本と比較するとリソースもない。市場の様子も違うし、異文化コミュニケーションでもある・・・・
ということで、日本にいた時と仕事の仕方を変えてみるということが新たな道の1つのカギになると思います。
日本で仕事をしているときと比べ、職務・職位は変わっているけれど、仕事のやり方を変えていない人は多いと思います。
基本に立ち戻る
そしてもう1つは、経営学の基本を基本通りにやってみるということです。この基本通りにやってみるというのは本当に難しいことで、我々人間はなぜか基本通りにやらないようにプログラムされているのかと思うほどに基本を無視していると思います。
私も、焦れば焦るほど、基本とはかけ離れていく思考を回していることに気が付く場面が多々ありました。
自分自身で「浮足立っているな」と感じた時には、必ずセオリーに戻るようにしています。そしてこれが意外にブレイクスルーにつながります。
基本に戻る、基本を大事にしようとすると、大事なのはそもそも「基本とは何か?」を知っていることです。
つまり「型」を知り身につけることは海外での仕事の非常に重要なパーツだと思っています。
色んなところで経営学は勉強できます。無料のものから様々ありますので是非学んでみてください!
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