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「美」の基準と審美眼

「一瞬も一生も美しく」

資生堂のコーポレイトメッセージ。CMなどで目にしたことがある人は多いと思います。この言葉がとても好きです。

私は「美」というものが好きです。

色彩とか派手さとかそういうものだけに閉じずに、シンプルだろうが荒削りだろうが関係なく、対象からにじみ出てくる信念、想い、生き様、決意、そういうものにたたずんでいる「美」が好きです。

それがきれいだと思うし、魅せられます。

一生の美は、その一瞬一瞬から創られる。

その通りだと思います。

何かを成し遂げようと思うときもまたしかりだと思います。

ことを成し遂げようと思うなら、一瞬一瞬、1つ1つの仕事、誰も見ていないような細部をどれだけ丁寧に気を抜かずにやり通すことができるか、そういうことの積み重ねだろうと思います。

仕事の大きさや、派手さにこだわるのではなく、たとえ人が避けるような仕事でも、そういう仕事こそ丁寧にこだわりをもってやれるかどうか、そういうところで勝負が決まっているような気がします。


そして「美」の基準は、人それぞれ。

人は、自分の美の基準に合うような言動をしようとするとは思いますが、時に、自分が持つ「美」の基準に合わないことを自分がしたり、もしくはそういう場面に出くわすと、居心地の悪さを感じます。

その「自分の美意識に反する」経験もまた重要で、そのような体験を通して、自分の美はより鮮明になっていくと思います。

そしてその「美」を追求する「審美眼」、磨いていきたいですね

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