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施術とトレーニングとサードとショートの関係

お久しぶりの更新になってしまいました。みなさまお元気ですか?

今日のタイトルは『施術とトレーニングとサードとショートの関係』となっておりますが、一体なんのこっちゃと思った方も多いと思います。

ありがたい事にこのnoteは一般の方もみてくれているみたいなので、なるべくわかりやすい言葉で記事を書いていきたいと思います。

※ここでいうトレーニングとは、運動療法やエクササイズを含んだ表現になっています

それではLet's note!

目次

1 施術とトレーニングは分けられがち

一般的なイメージとして施術は筋肉や骨格に対して【押す、引く、もむ、さする】などのアプローチをさすことが多いと思います。そして全体のバランスを整えるみたいな。最近ではその対象を内臓や神経、脳など様々な組織にアプローチする手法を取り入れるところもありますね。(今回はそのへんは割愛)

そしてトレーニング(運動やエクササイズを含む)はというと【弱ったところを鍛える、使えてない筋肉を使う】などをイメージしやすいかと思います。

このように

施術:固くなった筋肉をほぐす

トレーニング:弱った筋肉を鍛える

というイメージを持っていう人が多いのではないのでしょうか。おそらく同業者でもその認識の方はいると思います。

2 しかし今回伝えたいのは

人間の悪い癖である?

0か100で考えるのをやめませんか?ってことです。

固くなった筋肉がトレーニング(運動)でほぐれることもあるし

筋出力が落ちていたけど施術をして使いやすくなって上がることもありますよね。

今出ている症状に対して、どちらの方が効果が出やすいか、効率がいいか、クライアントのその先などを加味して選択していくのがプロの仕事なんじゃないでしょうか。

3 コントラストを大切にしよう

どちらにせよ、施術の方が得意な事もあるし、トレーニング(運動)の方が向いている場合もあります。それがきっぱりと別れているわけではなく、目的に対してお互いの守備範囲が被りながらも処理していく、まさに『サードとショートの関係』であります。

※サードとショートじゃなくても良しです


こんなイメージです。(ネットからお借りしました)

黄色がサードで水色がショートの円です。

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色が被っている範囲がありますね。そういうことです。

4 例えば腰痛…

例えばその腰の痛みが、胸椎(肩甲骨くらいの背骨)の動きが悪くなっていて出ていたとしましょう。

はじめに胸椎を動かすようなエクササイズを選択する場合もあれば、その前に肩甲骨周辺の筋肉をほぐしてからの方がそのエクササイズがやりやすい場合もあるだろうし

5 膝が伸びない…

膝の関節運動を出してあげるような手法を第一に選択したり、逆にはじめに太ももの筋肉をほぐしてみたり、はたまた上半身のエクササイズで膝が伸びてしまったり。

6 ようはケースバイケース

これにつきます。

なのでどっちが良いとかどっちが悪いとかないです。

マウントとってる場合じゃないです。

ですのでトレーニング指導が苦手なら、得意な施設に紹介したり、運動指導は自信があるけど施術に自信がないなら得意な施設を紹介してあげればいいと思います。

もしくは守備範囲をひろげるか。

どっちもできるところだと行く人は楽でいいですね!

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