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『ミライトマッチ』をリリースしました ライティング特化マッチングサービス

この度、専業ライターとクライアントを直接つなぐプラットフォーム『ミライトマッチ』をリリースしました。

▼ミライトマッチ
https://miwrite-match.jp/

■ミライトマッチとは

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「ライティングを通して、未来につづく良好な関係を」という思いを込めた、優秀なライターを探すコンテンツディレクターの方と、専業ライターをつなぐサービスです。

顔が見えない「受注者と発注者」というドライな関係ではなく、「同じ目線で仕事ができるパートナー」と未来につづく信頼関係を築きたい。そのような価値観を持つクライアントやライターが集まっています。

〈主な特徴〉
①直接契約できる(報酬還元率100%)
②手数料は1名につき1回のみ発生
③第三者評価を見ることができる※
※ライターの過去、または現在のクライアントや一緒に働いた仲間からの評価を見れます(例:コミュニケーションの円滑さ、成果物の品質、スピード感、継続性、対応可能範囲の広さ など)


■ライティング業界との出会い

2016年4月、大学四年生だった私は、起業に向けて成長できる環境を求め、新宿のとあるWEBマーケティング会社にて長期インターン生として働き始めました。

長期インターンでは、医療系WEBメディアの記事作成やリライト、ディレクション業務を主に担当していました。2016年の冬頃に某大手インターネット会社の某医療系メディアが炎上した事件をきっかけに、社内で全記事を見直して情報の正確性を事細かく確認していた記憶が蘇ります。

それから約5年間、インターンや副業、当社にて、約10サイト近くのWEBメディアの立ち上げや、記事のKW選定〜CMS入稿までの一連の業務効率化、アクセス分析から施策の実行など、WEBメディアのディレクターとして奔走してきました。

※一部実績※

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当社が初めに手掛けた副業/在宅ワークのWEBメディアでは、立ち上げから1年で月商7桁を超えたり、業務を徹底的に効率化し、低コストで高品質な記事を生産するためのノウハウも溜めてきました。

■業界課題

WEBメディアを運営する上で、10〜20以上のツールやサービスを使います。中でも特にお世話になったのがクラウドソーシングサービスでした。

これが本当に便利で、簡単に欲しい人材を募集でき、さらに安価で発注できるケースが多く、慢性的にリソース不足の組織にとって最高のサービスです。

そのため、メディアで掲載する記事を作成する際はクラウドソーシングを活用していました。

しかし、すでにご存じの方も多いと思いますが、案件の安請け合いが蔓り、報酬相場が異常に低いです。

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某クラウドソーシングサービス内で掲載されている約60%のライティング案件が、1文字1円以下で設定されています。※2021年2月当社調べ

文章を書くのはとても難しいことです。(少なくとも私は得意ではないので日々特訓中です。)

記事のテーマに対する一定の知識や理解、適切な調査と情報の整理、整理した情報から記事の目的に応じたストーリーの組み立て、自然で読みやすい日本語、読者を飽きさせないテンポのよいライティング、など。

さらには、ここ数年でGoogleの検索アルゴリズムが大きく変わり、情報の正確性や専門性も重視されるようになったことで、検索順位上位を狙う記事にはより高いレベルが求められています。

WEBメディアで使われる記事は、1記事あたり2000文字〜4000文字が一般的です。これを仮に文字単価0.5円で請けると、、、

よっぽど好きでない限り、こんなにコスパが悪い仕事は絶対請けたくありませんが、それでも請ける方が沢山います。

主には、ライティング初心者の方や、お小遣い稼ぎに試してみようと挑戦する方など。(あとは、酷い話ですが、、、他サイトのコピペで書いた風にしてしまう方)
※もちろん中には優秀な方もいます。マネジメントを工夫する、編集で品質担保するなど割り切って対応すれば問題ないケースは多いです。

■挑戦者がより高次元に挑戦する場所づくり

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ポジティブに捉えると、「挑戦する人が増えた」のだと思います。

クラウドソーシングが誕生したおかげで、全国の人が好きな場所で仕事をして、お金を稼げるようになった。案件に取り組むハードルが下がり、挑戦する人が増え、世の中が底上げされた。

挑戦する人が増えた、それ自体はとても良いことだと思います。しかし残念なことに、受注したあとに音信不通になる方や、面倒くさくなって辞退したりする方、仕事をしたとは言えないクオリティで納品する方が一定数います。

そのため、記事作成ディレクターは、ライターが"飛ぶ"ことを前提に、余裕を持ってライターを採用したり、スケジュールをあらかじめ前倒しで調整します。

それでも再度採用せざるを得ない場合には、レギュレーションや仕事の進め方を新しいライターに説明し直します。そして、良いライターが見つかり、定着するまでは無限ループを繰り返す。

本来ディレクターがやるべき仕事は、より良いサイト、より収益性の高いサイトに育てるために様々な打ち手を考え、PDCAサイクルを回して成功に導くことのはず。ライターの募集や教育、マネジメントに時間を割いたり、精神をすり減らしている場合ではありません。

挑戦することは良いこと。しかし、挑戦したからには良い記事を書くことに向き合い、クライアントや読者を満足させるべきではないでしょうか。

クライアントと同じ目線で、同じ視座で仕事をし、読者に最高の記事を届け、結果的にクライアントに利益をもたらす。

そして、その対価として適切な報酬をいただく。

クライアントとライターの双方が良い記事を書くことに真摯に取り組み共に成長する。そして、信頼関係を築きながら、さらにいい仕事をしてもっと成長する。

そんな価値観を持った人が集まるプラットフォームを創りたい。そうして生まれたのがミライトマッチです。

■ミライトマッチの特徴

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ミライトマッチでは、現在または過去のクライアントなど一緒に働いた人から信頼を寄せるライターを中心に集めています。

サービス上は、それが可視化されるよう「第三者評価」という仕組みを取り入れました。(リファレンスチェック的な仕組みです)

登録ライターは、過去に取引のあったクライアントや、過去に一緒に働いたことがある人から、評価を書いてもらっています。(現時点では任意です)

例えば、コミュニケーションの円滑さ、納期に対する意識、継続力や、業務範囲の広さ、など。

ミライトマッチの登録クライアントはそれを無料で見ることができます。

また、特に検索画面のUIは時間を割いて考えました。得意ジャンルや対応可能な業務はもちろんですが、専業ライターか否かを見分ける検索項目をいれています。

どうしても、副業ライターだとレスが遅れたり、本業の繁忙期に工数を割けなくなりがちです。そのため、専業ライターを検索で絞り込めるようにしています。(実体験ですが、専業ライターのほうが仕事の質が高くレスも早い方が多い)

そして、ライターとクライアントが「直接契約」できる仕組みとしています。

これまでのクラウドソーシングサービスでは発注金額の20%を手数料として報酬から差し引く仕組みです。ライターは10万円の記事を書いたら8万円しか手元に残りませんし、クライアントの視点で見ると、文字単価4円のライターに5円払っているのと同義です。

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ミライトマッチでは、契約成立時にのみマッチング手数料をいただき、それ以降は一切いただかない形としています。(クライアント:77,000円(税込)、ライター:22,000円(税込))
※2021年10月リリース現時点はライター側はキャンペーン割引で8250円(税込)

これは、「マッチングプラットフォームの提供価値は、人と人のマッチングにあり、契約の継続はライターの努力によるもの」という思想のもと報酬はライターに100%還元しています。

※念の為、ライターとの相性を見定めてから契約を決めたいクライアントのためにテスト発注も許容しています。(テスト発注手数料3300円(税込)※ライターへの支払いは別途必要)

■ミライトマッチの現状

サービスの構想からここまで半年と少し経過しました。

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今回のリリースに先駆け、さまざまな得意領域やバックグラウンドをお待ちのライターを中心に声を掛けさせていただき、現時点で登録者数は420名以上。また、クライアントの登録者数は80名以上です。

私自身、20名以上のライターとZoomで会話させていただきましたが、「こんなサービスを待っていました」と言ってくださる方が多くいらっしゃいました。

ライターやディレクター、出版社の関係者など、さまざまな方と会話し、綿密にヒアリングやリサーチを重ね、こうしてミライトマッチの構想が出来上がりました。

だからこそ早くこのサービスを世の中に打ち出したい。そう考え、できるだけシンプルに、最低限の機能を備えたWebシステムとしています。

そのため使いづらい部分や機能不足感はあるかと思いますが、随時改善し続けますので、どうかご容赦ください。

▼『ミライトマッチ』サービスURL
https://miwrite-match.jp/

▼『ミライトマッチ』サービス説明資料(クライアント企業向け)
https://forms.gle/6vrmYQgq2iTjJBH69

▼プレスリリース:PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000087104.html

※補足※
繰り返しになりますが、クラウドソーシングサービスを否定的に見ているわけではありません。よくクラウドソーシングとどう違うの?と質問されるため、比較対象として説明することはありますが、敵視していません。

■おわりに

2016年、当時大学4年生だった私は就活やテレビを通して見聞きした起業家や経営者に対し漠然と憧れていました。

社会の問題に対して解決策を見出し、モノやサービスを提供することで、誰かにとってなくてはならない「社会インフラ」を創り上げる。そんな企業のトップが最高にカッコよく、いつか自分もそんな事業を創れる人間になりたいという夢を見ていました。

ミライトマッチは、その夢の第一歩です。これからさまざまな領域で問題を見つけては解決策を考え、優秀な仲間とともに良いサービスを生み出していきます。

直近は、記事作成を手掛けるWEBディレクターのニーズに応えることをメインにビジネスを展開します。

WEBディレクターの方ともっと会話し、もっと知りたいので、ぜひお話させていただければ幸いです。

また、少しでも私や当社に興味をお持ちいただけた方はぜひお声掛けください!

株式会社IT&Plucktice
代表取締役 川俣貴裕
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Twitter   :https://twitter.com/TK20530460
Mail    :takahiro.kawamata@it-plucktice.com

■運営会社概要

・会社名:株式会社IT&Plucktice
(アイティ&プラクティス)
・設立:2019年4月19日
・事業内容
 - ミライトマッチの企画、開発、運営
 - WEB制作、記事作成支援
 - 業務改善、プロジェクトマネジメント支援
・主要銀行
 - 三菱UFJ銀行
 - みずほ銀行
・HP
 https://it-plucktice.com/



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