成田・鹿島・佐原ひとり旅～歴史を感じる一人旅～
9月3日、9月4日で成田、鹿島、佐原にひとり旅に出かけた。ひとり旅をするのは昨年の11月にあんこう鍋が食べてみたすぎて福島県いわき市に行って以来。もう少し頻繁に行きたいもの。
3日。最寄り駅を9時半ころ出発。京成線に乗り換える。京成線は縁がないので、乗ることだけでも少し楽しい。11時半少し前に京成成田に到着。まずは成田山新勝寺を目指す。
参拝前にお昼ご飯を食べる、そして食べるものは決めていた。
鰻である。事前の検索で成田山新勝寺の表参道には鰻屋がいくつもあることを調査済み。特に観光案内所の前には3軒立ち並んでいた。今回は女将さん
？が店頭で声掛けをしていた菊屋さんで食べた。とっても美味しかった。
ありがたいことに鰻は三島、浦和と有名な場所で食べたけど、どこも美味しい。どこが一番とか言えない。甲乙つけがたい。
鰻重を美味しくいただき、表参道を登っていくと成田山新勝寺に到着。寺社仏閣大好きだけど、都心から一時間という近さも手伝って初めての訪問。立派な山門である。
およそ一時間ほどかけて境内を散策。御朱印も数か所でいただく。御朱印は数ではないけれど、大学生の時に家族で行った山寺から頂戴し始めて、山寺、平安神宮、貫前神社、諏訪大社でそれぞれいただいた4冊の御朱印帳が埋まった。色々な寺社仏閣に訪れたなと感じる。それぞれの寺社仏閣に思い出がある。
参拝と散策を終え、今度はJRの成田駅へ。駅前にあった和菓子屋さんで一口羊羹と塩大福を購入。13時半頃発の成田線に乗り、佐原駅で乗り換え。鹿島線へ。目的地は鹿島神宮。15時少し前に到着。
カシマサッカースタジアムには2，3回来たことがあるのに一つ手前のあまりに有名な神社だけど、こちらも初めての訪問。奥宮に向かう奥参道は木に囲まれていて非常に厳かな雰囲気。奥参道を抜けた先にある茶屋で草団子を食べる。
御朱印帳もいただいて鹿島神宮駅へ戻る。そこから16時ごろのバスに乗ってカシマサッカースタジアムへ。鹿島vs浦和を見る。成田、鹿島、佐原の旅はずっと検討していただが、せっかく行くならサッカーも見てこようということである。
結果は2-2のドロー。どちらのファンでもなく、サッカーをただ見に行った人間としては、球際が激しく、攻守の切り替えも頻繁に起こり、終盤までもつれる面白い試合だった。
試合終了後はそそくさとカシマサッカースタジアム駅へ。電車で佐原駅へ。ちょうど21時に到着。佐原駅から徒歩8分くらいのビジネスホテルに泊まる。
4日。佐原で行きたいところは香取神宮、景観保存地区の街並み、舟めぐり、伊能忠敬記念館と概ねは決まっていたが、それらの全体の位置関係がイマイチしっくり来ていなかったので、9時に駅近くの観光協会へ。
「行きたいところ決まってるんですけど、どう周ったらいいですかね～」
「香取神宮行くならレンタサイクルがおすすめですね。バスは1時間に1本しかないので。それで伊能忠敬記念館に駐輪場あるので、止めてもらって街並み散策がいいと思いますよ」
観光協会の方におすすめされるがままレンタサイクルを借りる。700円。香取神宮までは3kmほど。日頃の運動不足が祟って結構疲れてしまった。10時過ぎに香取神宮に到着。
楼門が非常に美しかった。本殿も写真を撮ったのだが、人が結構いたのでパス。本殿は逆に黒のカッコいい荘厳な雰囲気。参拝をし、御朱印をいただく。自転車疲れを癒すために表参道にある喫茶店ですだちソーダを飲んで休憩。
再び自転車に乗り、景観保存地域に指定されている場所へ向かう。11時過ぎに到着し、伊能忠敬記念館へ。自転車を止めさせてもらう。伊能忠敬記念館はワンフロアのため、いい意味でさっくり見学できる。
佐原は江戸時代から水運で栄え、この小野川から利根川へ抜けて江戸へ酒、味噌、醤油といった醸造物を運んでいたとのこと。帰りの船には反物を載せて帰ってきたとのことで「お江戸見たけりゃ佐原へござれ」とも言われていたそう。
平成8年から昔の建物の保存や新しい建物を建てる際には諸々の審査があるとのこと。と、ここまで書いた佐原情報は舟めぐりの船頭さんが説明してくれたこと。大人一人1,300円。暑かったけれど、風が吹くと水辺ということで非常に涼しく感じる。
舟めぐりは30分ほど。お昼ご飯は銚子から魚を取り寄せているらしい寿司屋さんで中にぎり。1,400円。その後は重伝建を散策。昔からある建物には立て看板があるので、大変助かる。
こんな感じで小野川沿いを散策して最後に玉澤珈琲で一服。非常にいい雰囲気のお店なので、ぜひ佐原に行った際には。
14時頃に佐原駅に戻り、レンタサイクルを返却して今回の旅は終了。佐原駅から電車に乗って、帰宅。今回も大変楽しい旅行でした。
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