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ちゆ12歳のオタク日記 バックナンバー 2023年05月

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5月に私がnoteに書いた有料記事10本(約5万字)をすべて読めます。後から知った方がバックナンバーを読みたい場合用です。個別に買うと高いので、いちおうご用意しました(定期購読の…
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2023年5月の記事一覧

『コロコロ』『ボンボン』『ケロケロA』『最強ジャンプ』の推移

はじまりのコロコロ1977年、小学館の『コロコロ』が創刊しました。 創刊号の表紙では、『コロコロコミック』という誌名よりも『ドラえもん』の文字の方が大きかったです。 さらに、値段(320円)よりも大きく書かれている「200」「150」という数字は、掲載されている『ドラえもん』のページ数。 ……という感じで、当初は『ドラえもん』の総集編が中心の本でした。   コロコロ創刊 初代編集長のインタビューでは、創刊前の状況について、次のように語られています。 と、子供向け

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北方謙三先生の『試みの地平線』、文庫版「伝説復活編」の不満点など

『試みの地平線』について北方謙三先生の本業は、小説家です。 肉体を中心とした新しいハードボイルドを開拓しました。 そんな北方謙三先生による、ハードボイルドな人生相談として有名なのが『試みの地平線』です。 という感じで、北方謙三先生(開始時38歳)が、若者たちの相談に応えるというコーナーでした。 具体的には、初回からこんな感じで……。 といった問答が大好評を博して、連載h16年ほど続きました。     「ソープに行け」の回数問題「ソープに行け」とは さて、北方謙

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早乙女門土が『鋼鉄神ジーグ』に出演したときの思い出

『ガクエン退屈男』永井豪先生は、『デビルマン』『マジンガーZ』『キューティーハニー』などで知られる漫画家です。 彼が『週刊ぼくらマガジン』に1970年に連載した漫画が、『ガクエン退屈男』でした。   早乙女門土登場 『ガクエン退屈男』の主人公は、早乙女門土。 門土は、第1話で転校してくるなり「オッス! みんな おれは…… 学生ゲリラだ!」と挨拶。 学生運動のリーダーとして「自由のために! 死ね!」と学生たちを扇動し、教師たちを殺しまくります。 そうして学校を制圧す

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『あだち勉物語』に出てこない「漫画家としてのあだちつとむ」の話

基本情報あだち充先生は、『みゆき』『タッチ』『H2』などの人気作家です。 その実の兄である、あだち勉先生も漫画家でした。 弟のあだち充先生は、2023年現在も、72歳で『MIX』を連載中。 兄のあだち勉先生は、2004年に56歳で亡くなりました。 その「実録青春物語」として、『あだち勉物語』が連載しています。 これを描いているのは、ありま猛先生(現在69歳)。 あだち勉先生のアシスタントをしていたこともあり、付き合いの深かった勉さんのことを漫画にしたい、という企画です

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ちゆ12歳の小ネタ集(2023年5月)

『シスターの冒涜』DLsiteの新作で、『シスターの冒涜』という音声作品が出ていました。 内容の紹介を見ると、 ……という感じで、エッチなシスターさんのやつだと思ったら、 ……と続いて、「あれ? 思ったより話のスケールが大きいな」ってなりました。 トラック1。 トラック2。 てな感じで、『シスターの冒涜』というタイトルから、シスターさんがあらゆる生命を弄びながら悪臭で村を満たす話は想像できませんでした。 数あるDLsiteの作品の中でも、プレイ内容に「尻穴捕食」

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「幸福の科学」の漫画の中で地獄に堕とされたカズヒロのその後

これまでのあらすじ「ちゆ12歳」の2009年の更新で、『マンガで見る「幸福の科学」』という本の話をしました。 このマンガについては、以前も紹介したことがあって恐れ入りますが……。 主人公はジャーナリストの男性。 仏陀を自称する教祖を『フルイデー』という雑誌で連続追及しました。 この元ネタになったのは、1991年に『フライデー』に載った「連続追及 急膨張するバブル教団『幸福の科学』大川隆法の野望」でしょう。 その記事のライターが、早川和廣さんでした。 さて、それを元に

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ChatGPTでコッショリ

ひとつの例ChatGPTにエッチな作文をしてもらうのは、そんなに難しくないです。 たとえば、ゴブリンと女武闘家と女魔法使いの3Pとかは、比較的簡単に書いてもらえます。 まあ、AIは肉棒を大きくする主旨を理解して書いているというより、「それっぽい作文」をしているだけなので、 ……などという、ギャグ漫画みたいな文章になっちゃってますけど。   余談 ChatGPTは雰囲気で文章を書くので、 ……と、パンティー越しに乳首の形が見えたりします。 しかし、「剣道少女の肛

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『薔薇族』が4度目の休刊。たぶん本当にお別れ

『薔薇族』は、紙媒体のゲイ雑誌です。 まず、1971年に創刊して、2004年に休刊しました。 その後、2005年に復刊して8号で休刊。 さらに、2006年に復刊して1号で休刊。 そして、2007年からは、一般の流通ルートに乗らない自主制作の季刊誌みたいな形で存続していたのですが……。 それが、2023年4月で「最終号」となりました。 ……というのが、今日の話題です。   『薔薇族』の創刊『薔薇族』は、1971年に創刊したゲイ雑誌です。 商業誌としては「日本で最初

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子どもを天使に育てる雑誌『ヘルメス・エンゼルズ』

前置き「宗教系の児童誌」というジャンルがあります。 たとえば、 左のやつが、浄土真宗親鸞会の『コミックキズナ』。 右のやつが、幸福の科学の『ヘルメス・エンゼルズ』です。 子供向けなので、漫画も連載していることが多いです。 左では『つもり君』、右では『クレタくん』が代表的な作品となります。 そいで、『コミックキズナ』の話も別の機会に考えているのですが……。 今日は、20年くらい前の『ヘルメス・エンゼルズ』を引っ張り出してみようかなと思います。   昔のエンゼルズこ

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打ち切り漫画『ジガ -ZIGA-』の作者が、実は三条陸先生だった件

2018年2018年3月19日、『週刊少年ジャンプ』で『ジガ -ZIGA-』の連載が始まりした。 このときの新連載陣は3つで……。 『呪術廻戦』(芥見下々先生の本誌初連載。のちの大ヒット作) 『ノアズノーツ』(『クロガネ』『ものの歩』の池沢春人先生による、3度目の連載) 『ジガ -ZIGA-』(「新星コンビが放つ、ダークストーリー」) ……と、ガチ面でもネタ面でも強力なラインナップでした。   『ノアズノーツ』のこと 『呪術廻戦』については、読んだことがなくて

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