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早乙女門土が『鋼鉄神ジーグ』に出演したときの思い出

・この記事は5月分の更新ですが、6月10日に「追記」の形で更新しました。
・以下は、2007年8月の『ネットランナー』に書いた文章の再掲載です。
・『鋼鉄神ジーグ』の放送中に書いた「早乙女門土というキャラの説明」で、内容は薄いです。
・『ガクエン退屈男』『バイオレンスジャック』『鋼鉄神ジーグ』のネタバレを含みます。

『ガクエン退屈男』

永井豪先生は、『デビルマン』『マジンガーZ』『キューティーハニー』などで知られる漫画家です。

彼が『週刊ぼくらマガジン』に1970年に連載した漫画が、『ガクエン退屈男』でした。

 

早乙女門土登場

『ガクエン退屈男』の主人公は、早乙女門土もんど

※元ネタは『旗本退屈男』の早乙女主水之介もんどのすけ

門土は、第1話で転校してくるなり「オッス! みんな おれは…… 学生ゲリラだ!」と挨拶。
学生運動のリーダーとして「自由のために! 死ね!」と学生たちを扇動し、教師たちを殺しまくります。

そうして学校を制圧すると、捕まえた教師をバイクで引きずり回して死刑にしたり、女教師に裸踊りを強要したり……。

しかし、彼が本当にやりたいことは、学生運動ではありませんでした。

「学園をかいほうするなんざ ほんのいいわけさ
「ほんとうは たたかいたいから たたかうんだ! ころしたいから ころしたんだ! いわば退屈しのぎだ! この学園で ころしができるうちはここをでねえぜ!」

そして、少年漫画の主人公なのに、特に改心するようなこともなく、最終回まで殺人狂でした。

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