【カルチャー紹介】コスメ勉強会について
採用の面接をしている中でノインのカルチャーについての質問はけっこうあります。特に社内のメンバー間での交流についてはよく聞かれるポイントです。一緒に働くのであればどんなカルチャーの会社なのかは気になりますよね。
飲み会ばかりがコミュニケーションではないですが、コロナが蔓延し始めてからは飲みにもなかなかいけないし、部署間でのコミュニケーションは減りがち。「だれがどういう人なのか」や、「どういうことを考えているのか」みたいなことが伝わる場があるかどうかというのはいろいろな業務を進めるにあたって非常に重要なポイントだと思います。
ちなみに飲み会についてだとこれが人気のnoteのようです
ノイン社内では「コスメ勉強会」というものを定期的に開催しており、ここはコミュニケーションの場にもなっていて、とてもいい文化になってきていると思います。
コスメ勉強会とは
コスメ勉強会は社内メンバーからの発案でスタートしました。これまでに実に50回以上開催されており、様々なテーマを扱っています。今回はこの勉強会についてどのような目的でやっているのか、継続させる仕組み、クオリティの担保の方法、これまでに行ってきた改善についてノインでやっていることについて紹介してみようと思います。
コスメ勉強会の当初の目的
コスメ勉強会の当初目的は「教育」でした。新卒で当社に入社してくれた社員や社会人経験浅く当社に入社してくれた社員、社会人経験はあっても販売職(美容部員)だった社員は活躍してくれているものの、基礎的なビジネススキルが不十分で彼女たちの業務効率を上げることが会社全体の生産性向上につながるはずという仮説をもってスタートしています。
日々の業務を行っているだけだと部署によってはなかなかプレゼンを行う機会もなく、基礎的なビジネススキルの習得も難しいです。そこで半強制的、かつ定期的に社内に対して発表の場を持ち、そこでフィードバックを受けることで思考方法を変えたり、業務効率化を図る意識をつけたいと考えました。「誰かに物事を伝える」というのは話の組み立てや表現を考える必要があるので実は自分の理解を最も助けてくれます。
当初のコスメ勉強会
当初のコスメ勉強会は現在の形からは少し異なります。目的、内容の決め方、開催頻度、発表メンバーの決め方、主催者などを変えて現在の形があります。
当初の目的は先にも述べた通り教育の側面が強かったので、発表メンバーはビジネススキルの高低を混ぜてスキルの高いメンバーの発表を見て学べるような構成を意識しました。しかしこれは割と杞憂に終わったように思います。好きなことについての発表だとかなり構成もしっかりしているし資料もちゃんとしているものが多いです。
また、参加については自由というスタイルで参加を強制しない形で自主性を重視して行っていました。「あくまで業務が最優先」というスタンスです。
内容についても「コスメに関連する内容であれば自由」で発表者が好きに決めていいというスタイルにしていました。ただこれは後述しますがあまり自由にしすぎると逆にテーマ選びに困るということもあるようです。
継続の工夫
参加自由、発表内容自由、このスタイルですべてうまく回るのが理想ではありますが、これだけだとグダグダになってしまう可能性があります。
そのため主催者を私(COO)にし、発表者も持ち回りの形で私(COO)が決めるという形にしました。発表者リストには私も名前があります。
役員が主催しながらも、あくまでも参加は自由だし内容も自由ということで運営を続けてきました。主催するのは地味に手間ではありますが、定着するまではコミットすると勝手に決めてやってきました。
こういう定例の朝会や会議などは役職上位者が適当な態度を取ると伝播し機能しなくなるし、その「機能しなかった」という前例を作ると全体的に緩むので辞めるときにも辞めるときちんと宣言しないといけないと思っています。自然消滅が最悪の終わり方。
余談ですが、このへんの意識は前にメルカリの小泉さんがかなり大きくなるまで自分で広報にコミットしていたみたいな記事を見てからちょっと変わってきたところがあります。
これまでの勉強会の内容について
これまでにコスメ勉強会は50回を超えて社内で開催してきましたが、色々素晴らしい発表がありました。今回は私の独断と偏見で特に素晴らしいと思った内容をいくつか紹介します。個人的には趣味全開の発表のほうが熱が入っていて好きなので趣味に寄っているものを選んでいるかもです。
イメコンヲタクの私から見たNOINの 違和感と提案(2020年4月)
イメージコンサルタントについて私は全く知らなかったですがこの発表では、
①イメージコンサルタントとは
②イメコンオタクから見たNOINの違和感
②NOINへの提案
という構成でイメコンについて(パーソナルカラーや骨格、顔タイプ、パーソナルデザイン)、イエベブルベという色だけの違いで語る風潮についての違和感、その違和感からNOINでもこういう風にしたらいいのではないかという提案で構成されていてとても議論が盛り上がりました。
もう退職してしまった社員の発表でしたが彼女の発表は趣味全開でけっこう好きでした。こちら資料よくできていてチラ見せしたかったのですが外部公開できる写真とかではなかったので割愛。
パック・シートマスクマニアの私がNOINで生かせると思ったこと(2020年6月)
使ったパックのメモがある
こちらも偏愛系。パック、シートマスクが大好きな社員(今までに150種類以上つかっている)がおすすめのパックやその使い方、選び方などを紹介するというだけの内容です。
彼女も好きだからこそ、どういう紹介の仕方が良いのかという提案があり、とても興味深かったです。好きなものの話をしているときはみんな楽しそう。
TikTokの今と広告。化粧品×TikTokの事例(2021年2月)
これは営業メンバーからの発表で昨今広告媒体として注目が集まるTikTokについてそもそもTikTokとは何なのか、インスタとの違い、なぜ今注目が集まっているのか等々について実際クライアント(化粧品メーカー)が何を意識しているのかという点を解説してくれました。
これは資料も凝っていてよかった。
成長期のSephora(2021年6月)
SephoraというのはLVMHが運営する化粧品専門店です。海外の百貨店や空港など様々なところで展開していますし、ECにも力を入れていてNOINとしてもかなりベンチマークしているところです。
そのSephoraが成長期にどういう点に苦労していたかについて発表してもらいました。彼らがうまくいったこと、いかなかったことについてコンパクトに学べてまさに勉強会でした。
ヴィーガンコスメについて(2021年8月)
最近注目を集めるヴィーガンコスメについて。個人的に最近注目していた領域の話だったので面白く聞けました。どういった背景で開発されたのかとか今後この領域は更に注目を集めるはずなので先立ってこのテーマを社内共有できたのはタイミング的にもよかったと感じました。
ちなみに私も過去何度か発表をしていて
化粧品メーカーのブランドビジネスについて
コスメの広告宣伝活動について
化粧品の商流について
コスメのデータビジネスでどんだけ儲かるの?
というテーマで発表しています。もし興味あれば今度公開したいと思ったけど今資料見返したらあまり外だしする内容ではなかったですw
現在のコスメ勉強会のかたち
コスメ勉強会が開催50回を越え、ノインの文化としてある程度根付いてきたこともあり、最近コスメ勉強会の主管を人事の渡邉(@taku_3140)に渡しました。主管を移すタイミングでこれまでの内容について振り返る意味も込めてアンケート調査を行い、そこからいろいろと改善を行いました。
アンケートをとってみると、良かった点として
「コスメ・美容に関するトレンドを知ることができる」ことや「自分ではそこまで詳しく調べないことも短時間で詳しく知ることができる」、「色んな方が登壇しているのもその人の人柄が伝わってきてとてもいい」という意見がありました。
これは意図していたことなので素直に嬉しいですね。
改善すべき点としては
「フィードバックが少なく、伝わっているか?わからない。時間をかけて資料を作ったが、反応がなかったので悲しかった」や「参加者が少ないとモチベ下がる」、「テーマのネタが少なく、テーマ選定に苦戦してしまう」
といった声も上がっていました。自由にしたが故に参加者が少なかったりフィードバックが少ない回があったりとアンケートを受けて反省すべき点も多くありました。
これを受け、発表者へのフィードバックを上長や役員から必ず行う、勉強会について事後のアンケートの実施などのルールを決め、業務の負担となりにくいように開催頻度も週一から隔週に一度に変更しました。
参加者をちゃんと確保するためにもslackの #all-employee 会議通知で全員入れるようにしました。
告知例
他には「自由参加」、「上長はできれば参加(参加したらコメントも)」というルールでやってます。新生勉強会になってから参加者も増えて満足度も上がっているようで前主催者からするとちょっと複雑な気持ちではありますw
やっぱり採用してます
当初社員の「教育」という立ち位置だった勉強会ですが、回を重ねるにつれてクオリティが上がり、むしろ色々と社員から私が教えてもらうような内容になってきています。当社の社員についてはコスメが大好きな社員が多いのでまさに「好きこそものの上手なれ」で自分の興味関心テリトリーのことだと本当にみんな詳しいので話を聞いていて面白いです。
また、男性目線だと自分が普段全く使わないものだったりするので女性がどのようにコスメに対して向き合っているのかが垣間見えてとても勉強になります。
もう少し安定してきたら今後勉強会の内容を社外にも公開できるようなクオリティにしていきたいですね。しかしまだこれは社外には公開していないので参加したければ入社するしかありません。
採用情報については以下です。
サポートいただいた場合とくに収入とするよりは書籍購入やセミナー参加等してその内容をまとめるなどの方法で還元予定です。