おーい！！自分！どこにいるんだい？

人として生きるのは面白い。

「自分」をおいてきぼりにしていると
一向に前に進めない。

物足りなさを感じる。

いろいろなことを試す。

でもなにも状況は変わらない。

こんな時、じっとしてみる。

そして後ろを振り返りどの時の「自分」をおいてきぼりにしたか確認してみるといい。

小学生のケーキ作りしたかった自分いる？

いるよー！もう作ったよ！楽しかった！

中学生の恋焦がれてた自分は？

いるよ！結局自分の気持ちは伝えられなかったけど、それで良いんだって心の底から思ってる。あの恋でたくさん自分のこと知ったから。

えっとあとは・・・・ん？高校生の自分は？
あれ？おーーい！

・・・・・

おーい！！どこ？？

ここだよぉ！

ん？そんなところにいたのか！なんで？

だって「お前はここで大人しく隠れておけ」って狭い部屋に閉じ込めたじゃないか。暗くて悲しくて空気の薄い部屋。

そんな・・・、君だったのかずっと僕の頭に響いていた懐かしい声は。ごめんなさい。君の存在をなかったことにしてしまった。

ずっと体が痛くなるまで叫んでたんだ。でもしょうがないよね。許すよ。その代わりに高校生の自分のやりたかったこと今の自分でやってくれる？

もちろんだよ！！

よし、あっちの丘に向かおう！