見出し画像

傾聴力・伝える力の向上で安心なクラス作り!学校GWT『ぼくらはジョーズ』

【ねらい】 コミュニケーションを深めるためには、「自分の考えを相手に正確に伝え、相手と共通理解をすることが」重要であることに気付き、その中でも特に次の2点に気付く

① 自分の頭で考えていることを言葉として表す場合、そのことが相手にそのまま正確に伝わっているとは限らない
② 人の意見を聞くとき、その受け取る意味合いが、自分の思い込みによって左右される

【準備物】 

・B5サイズ用紙 一人2枚 ・指示書(AB)・筆記用具 ・振り返りシート

【進め方】


① 準備・説明  2分
B5用紙配布し、「今から絵を描きます。先生が言った通りに描いて下さい。自分が思った通りに描き、友だちの絵は指示があるまで見ていけません」

② 実施(課題1) 7分  シェア3分
・課題1の通りに指示をする
・全員が書き終えたことを確認し、生活班の隊形で、絵の未比べ・感じたことをシェアする
・数名に発表させ、自分の思い込みや、聞き違いがあることに気付けるようにする

③ 実施(課題A) 9分
・班長に課題A又はBを配布。隣の班同士の課題が重ならないように配慮する
・メンバーには課題1の裏面を使うように指示する(リーダー以外は、全員が図形を描く)
・リーダーに指示書の通りに実施するように伝える。

④ シェア  3分
・図形の確認や分かり辛かったこと・伝えるときに難しかったことなどシェアする

⑤ 課題(B) 9分
・班長以外のメンバーに課題A又はBを配布。隣の班同士の課題が重ならないように配慮する
・読み手以外のメンバーへ、新しいB5用紙を配布
・指示書の通りに実施するように伝える。

⑥ シェア 3分
・図形の確認や分かり辛かったこと・伝えるときに難しかったことなどシェアする

⑦ 振り返り 7分  
・振り返りシートの記入


⑧ シェア2分

授業の様子

本当に楽しそうに活動していた。伝える難しさ・理解する難しさを感じられる良いワーク。「このぐらいで理解してくれるだろう」「自分はこう思った」など『思い込み』が多く発生するので、まとめとして、授業者から「普段の生活にある思い込みから生まれた問題やトラブル」とリンクさせ、コミュニケーションの重要性を伝えた


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?