「みんなが笑っている雰囲気を守りたい」居場所を感じられるサークルに – 日本模擬国連日吉研究会(第1回)
概要:
日本模擬国連日吉研究会(慶應義塾大学日吉キャンパス)
日本全国に展開する日本模擬国連の支部で、国連総会などの国際会議をモデルとして一人ひとりが各国の大使になりきって交渉や議論を会議形式で行っていくサークル。
会議の他にも親睦を深めるようなおしゃべりやゲームなども行っている。
通常の活動は毎週金曜日18:00~20:00(現在はオンラインのため20:00~22:00)
連載 第1回『日本模擬国連日吉研究会インタビューサマリー』
連載 第2回『「人とのつながりにかける熱い思い」サークルの魅力・活動にかける思い』<1月18日月曜日配信予定>
連載 第3回『「コロナでも繋がるオンラインでの工夫」サークル運営、活動全般について』<1月25日月曜日配信予定>
インタビューをお受けいただいた方々:
小林真子(こばやしまこ)さん - 2年生、日吉研究会会長(第25期)
佐藤茜音(さとうあかね)さん - 1年生、日吉研究会次期会長(第26期)
インタビュアー:
金亨喆、渋谷慧佑、尾本将太(Shakr inc.)
編集:
尾本将太(Shakr inc.)
第1回ではインタビューを一部省略して全体像をお伝えします。今回ではお伝えしきれない熱い思いを語っていただいていますのでぜひ全インタビューが入っている第2回以降もぜひご覧ください!
インタビュー本文
・なんでお二人は代表をやろうと思ったんですか?
小林さん)
サークルの活動の中でみんながすごく笑っている雰囲気ってすごくいいなって思って、その雰囲気を私も守りたいなっていうのが大きなきっかけでした。
インタビュアー)
佐藤さんはやってみようかなって思ったきっかけはあります?
佐藤さん)
私たちの次に入ってくる代にも楽しいを経験してほしいから、そのための苦労っていうのをしてもらった分私も還元していきたいなって思ったっていうのがきっかけですかね。
インタビュアー)
これから自分がまとめていく上で佐藤さんは自分がどんなことをしたらうまくまとめられると思いますか?
佐藤さん)
必ずしも(サークルに参加する)理由は高尚なものではなくてもよくて、友達とわちゃわちゃしたいからとかもすごく素敵な理由だと思うから、そういうのをみんなに考えてもらってすべてを受け入れられるような運営を心がけていきたいなと思ってます。
そこに私がみんなに感じたいいところも現れてくるのかなって思っているので、そういうことを通じて素敵な運営ができたらと思っています。
・これから入ってくる一年生に伝えたいことは、コロナ禍の中で何を届けたいですか?
佐藤さん)
「あなたこういうところが素敵だよ!」っていうのをお互い伝えあって、「自分ってこういう事ができるんだ」とか自分に自信と居場所を感じてほしいなあと思います。
インタビュアー)
先輩からそういうものを感じて受け継ごうと思えるのが素敵だなと思います
理想を追い続けてほしいですね。
・どういう人にサークルに入ってほしいですか?
佐藤さん)
(私は)人と関わることで学ぶことがとても多かったし、会議っていうのは人とのコミュニケーションなので、「大学生だしなんかためになることやりたいな、けど何やっていいかわからないな」みないな人にこそ日吉研究会を知ってもらえればなと思っています。
・日吉研究会の魅力とは
小林さん)
多様性を受け入れる寛大さというのは一つ大きくあるかなと思います。
インタビュアー)
なにかエピソードなどはありますか?
佐藤さん)
Zoomの企画がやりたいなとかこういうゲームができたらもっと楽しいだろうなとか考えたんですけど、会ったこともないちょっと前まで高校生でわちゃわちゃしてた人が「これやりたいです」って会長の真子さんに言ったら、真子さんすぐに「いいよ」って言ってくださったんですよ。
新入生がやりたいことっていうのを最大限に尊重してくれたのは多様性を受け入れてくれてる私が感じたありがたいお話だなというふうに。
小林さん)
「(他に)どんな活動してるの?」とかさらに外でやっていることに興味を持って情報交換をしたりできる部分も魅力なのかなとは思います。
佐藤さん)
一人ひとりがほんとに魅力的なんですよ、日吉研究会にいる人って!
多様性を認めてくれているからこそ自分を発揮できる、それぞれの「こういう方面で活躍してる人がいるんだ」とか「こういう事考えてる人がいるんだ」とか結構普通にお話してるだけじゃわからないその人の魅力がわかりやすい、自分をいい意味でさらけ出している環境っていうのがすごい魅力だなと思います。
・今年はどのような形で新入生の募集をしましたか?
小林さん)
Twitterを中心としたSNSツールを活用して新入生に目立つように呼びかけをしました。
具体的には個別にダイレクトメッセージを送ったり、アカウントの宣伝を後方の画像を作って画像を流すことによって文字だけじゃなくて絵で目立たせて集めるようにしました。
・今年はどういった形で活動しているのですか?大変だった点はなんですか?
小林さん)
例年、年6回行いますが今年はすべてオンラインで行いました。
オフラインだと模擬国連では一部席を立って教室内を自由に動き回りながら交渉するという場面があるのですけど、オンラインだとどうしても移動ができないという面でその克服に苦戦しました。
・新入生としては参加してみていかがでしたか?
佐藤さん)
大学に行けない、入学式もないみたいな中で私たち頼れるのってどうしてもSNSとかネットの情報しかなくって…
だけどTwitterも怪しい団体とかも声がかかったりしてすごい不安だったんですけど、日吉研究会はSNSの更新がコンスタントに行われているって言うことでちゃんと活動しているんだなっていう信用があったり、実際に行ってみたら優しく先輩方のほうから私たちにコミュニケーションを図ってくださるだったり、新入生同士が関われるような環境っていうのも作ってくださったのがとってもありがたい。
私たちでもできることないかなみたいなみたいなふうに考えられたのはそもそも先輩方が作ってくださった土台があったから、そこがすごく大きくって新入生が自由に動ける環境があったからこそ新入生同士でのまとまりがうまれて結果的には定着にもつながったのかなというふうに思います。
・次の新入生にひとことお願いします!
佐藤さん)
勉強を頑張った先には楽しいこともあるし、晴れて大学生になれたし「自分頑張った!」って思ったけど、サークルに入ってみたら自分なんて比にならないくらいすごい人がいてもっと頑張らなきゃみたいな刺激をもらえたり、そういう環境っていうのをぜひいま勉強頑張っている高校生とか浪人生にも感じてもらえるようなサークルにしていくので興味を持ってくれたら嬉しいなと思います。
インタビュアー)
ちなみになんですけど、まだサークルに入れてないいまの一年生とかも入れたりするんですか?
佐藤さん)
もちろんです!大学2年生から新しく一年目として入って大学1年生が多い中でもワチャワチャ仲良くしてる人って同期にもいるので、「一年生に囲まれて」とか「同級生に敬語使うんですか?」みたいなそういう不安っていうのは日吉研究会全く感じる必要はないと私は一年間いて思いました。
小林さん)
日吉研究会っていうのは会議を通して成長したい人だとか大学生活で思い出を作りたいっていう人とかほんとにそれぞれ異なる目的を持っている人が集まっているので、どんな人でも少しでも興味を持ったら遊びに来てほしいなって思ってます。
もちろん入ったからには日吉研究会の人たちは誰一人おいていかないって私は思っているのでそこは本当に安心してほしいと思っています。
編集後記
小林さん、佐藤さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!
インタビューはお二人の力強い想いがとても伝わってくるもので、記事にしていても力を込めたくなるようなものでした。
そんなお二人が運営に関わっている日本模擬国連日吉研究会は、誰もおいていかない、みんなで切磋琢磨していく、そんな良いサークルだと思います。
公式のSNSも頻繁に更新しているようなのでぜひ見に行ってみてください!
Twitter: @hiyo_ken
ホームページ: https://www.jmunhiyoshi.com
Instagram: @hiyoshi_mun
Facebook: @jmunhiyoshibranch
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