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【留学日記】フードバンクでボランティア🌎アメリカのフードセーフティーネット事情
今回は、私が留学中に行っていたボランティアであるフードバンクについて紹介します!
フードバンク基本情報
フードバンクとは、安全に食べられるのに包装の破損や過剰在庫、印字ミスなどの理由で、流通に出すことができない食品を企業などから寄贈していただき、必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で提供する活動です。
以上より、フードバンクの目的は大きく2つで、
①フードロスの削減
②生活困窮者への支援
ということになります。
①フードロス削減
そもそも「安全に食べられる」の基準が国によって異なり、アメリカは食品衛生に関する法律が日本よりも緩いこともあってフードロス削減に積極的なようです。
レストランに行くとほぼ必ず食べ残しを持ち帰るボックスが置いてあります。
地元のスーパーなどがフードバンクに食品を寄付します。そしてその寄付された食品が各地域のフードパントリーに分配され、必要としている人々に供給されます。
大学内にもフードパントリーがあり、学生なら誰でも利用することができます。
🔽フードパントリーについての記事はこちら
②生活困窮者への支援
フードバンクの公式サイトに登録をすれば、食料を受け取ることができます。
食料は、
地元のスーパーからの食品とフードバンクが運営する畑で採れたオーガニック野菜です。
健康に良いが高価なオーガニック食品になかなかアクセスできない生活困窮者向けにフードバンクがオーガニック野菜を届けるという意味があるそうです。
そして支援は食料の供給だけではありません。
Community Wellness Educationと呼ばれる栄養についての教育も無償で行います。
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このように、生活困窮者への支援は余剰食品の供給と健康改善・増進の2つの意味があるということです。
これにより、貧困の象徴である糖尿病の予防にも取り組みます。
ボランティアについて
実際に食品流通の仕組みを見るためにボランティアに参加しました。
ボランティアの種類は3つ。
1.支援物資の箱詰め作業
2.支援物資の利用者への供給
3.フードバンクが経営している畑での畑仕事
参加方法は、
事前にサイトにログインをして、やりたい仕事と都合の良い日時を選択する形です。
休日など、日によっては定員一杯で、ウェイティングリストがあるくらい参加者は多いようです。
私が参加したのは①。
以下のように流れ作業で箱に物資を詰めていきます。
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🔼壁にはマザー・テレサのお言葉がありました。
参加者は年代に偏りなく色んな人がいました。中には親と一緒に参加している小さな子供もいて、ボランティア活動が生活の一部、家庭での教育の一つになっているように感じました。
日本にもフードバンクはあるようなので、比較してみたいと思います!
📍おまけ
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