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虫はさっさと移住する 【地方空き家サバイバル,15日目,2022/6/6(月)】

問題はズボラな私を動かしてくれる。今日,私を動かしてくれたのはコバエだ。2日前にトイレで5匹くらい見かけた彼らだが,今日は20匹くらいになっていた。さすがにうっとおしい。我が家のトイレは汲み取り式である。まあ,ボットン便所ということ。糞尿は便器の下のタンクにたまり,数年に一度くみとってもらう。

トイレについて調べてみると,世の中にはコンポストトイレ(バイオトイレ)というものが存在していることがわかった。このトイレは水を使わない。微生物によって,糞尿を分解してもらうというもので,匂いが少なく,虫もわかないらしい。じつは,糞尿の90%は水分で,10%は有機物である。その有機物を分解してもらい,水分は自然に蒸発させる。落ち葉や,おがくずを投入することで,微生物を活性化できるらしい。

試しに,庭で拾った落ち葉をトイレに投入してみた。そして,何時間かあとにトイレにいってみたら,コバエが激減していた。もうここは,彼らにとって優良物件ではなくなったようだ。その移住への決断の早さには驚いた。

そんなダイナミックな自然に突き動かされる生活,15日目を記す。

やったこと

今日やったことは,以下のとおり。
・床下の点検
・トイレ掃除
・掃除

床下の点検(生きてるシロアリがみたい)

これまでの調査で,2部屋シロアリの被害を受けていることがわかった。しかし,どこにも生きているシロアリがいなかった。おかしい。シロアリの羽虫の死骸も転がっていたので,どこかに巣があることは間違いない。そこで,床下の点検をかねて,シロアリの巣を探した。まだ,みていない部屋を一つひとつ調べていった。いた。ただ,3匹くらいしかお目にかかれなかった。とても小さくて可愛らしい虫だった。やっぱり,いるんだ。それがわかり,楽しくなってきた。シロアリとどう共生していくか。がぜん興味が沸いてきた。

終わりに

なんか,虫のことばっかり書いてるな。でも,虫って面白いんだよ。彼らは明確な行動指針を持っていて,環境に応じキビキビと動いている。そんな彼らの行動指針を探っていくことに,面白みを感じているみたい。

最後まで読んでくれて,ありがとう。

移住の背景と現状は,以下をどうぞ。
移住を決断した理由(文章のみ)
最近の状況(写真多めでサクッと読める)

それでは,また明日。

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