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感傷してみます😆

感傷には常に何等かの虚榮がある。

あらゆる物が流転するのを見て感傷的になるのは、
物を捉へてその中に入ることのできぬ自己を感じるためである。
自己もまた流転の中にあるのを知るとき、
私は単なる感傷に止まり得るであろうか。

            三木清


今年お初の「冷やし中華」を食べに出た。
店が休みだった。
他の店のが今年初は今は受け入れられない。
おお〜、冷やし中華よ、オレの冷中よ。

いたしかたない。
冷やし中華は明日にしよう。

では、二番手は「カレー南蛮そば」だ。
昨日と違い、今日は食べたいものが、スッと出てくるじゃねぇか。
待ってなカレー南蛮。
店が今日休みでないのはわかっている。
冷中の店は、隔週で火水の連休に最近変わったのを忘れていただけだ。
おいらは冒険はしない、食べ物屋で。
だから、行く店行く店の休みや営業時間はだいたい把握している。
そんなオイラにしては凡ミスをしてしまったが、ま、カレー南蛮で帳消しだ。

店に入る。
お茶が出てきて、いつもならその際に「カレー南蛮、ソバで」というのだが、今日はメニューをチラ見。
その間に店員さんは別の席の注文を取りに外した。
しまった、タイミングをミスった。
今日はどうもタイミングのミスが多いな、と苦笑い。
見るともなしにメニューを再見。
うっ!
そうか!こいつが現れたかついに!季節のメニュー系を出す店では夏を目の前にしないと食べられない「冷やしたぬきそば」!
冷やしたぬきは、年中ある店ではちょくちょく食べている。
今年もそこでは、数回は食べているし、スタンド系の蕎麦屋でも食べている。
しかし、季節もの系店舗では今年お初だ。
「冷やしたぬきそば、大盛りで!」

カレー南蛮、ごめんよ。
お前が憎かったわけでも、嫌いになったわけでもないんだ。
現に、冷やしたぬきが出てくるまでの間、やっぱカレー南蛮にすればよかったかな、と軽い後悔も感じていたんだよ。
そうさ、この暑さが悪いんだ。
太陽が悪いんだよ。
汗よりも涼感を選ばせた憎いやつだぜSun Shine。

冷やしたぬきが目の前に置かれる。

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現実にひき戻される。

うまし!

腹八分目でちょうどいい感じだ。

冷やしたぬきにして正解だった。
今日の疲れ方からすると、冷中より良かった。
中華麺はオレの今日の胃には重たかったかもしれないぜ。
それにあそこの店の品物は腹八分目にはなれない。
満腹になる。

全てはオレのためだったんだね
You are my Sun-Shine.

つみなやつさ
Oh 冷タヌNoodle

今日の仕事と昼食の余韻を味わう昼下がり。
もちろん、With Coffee。

See You...



  

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