ヘトヘトだけど、得るものは有った。

実に、なくならないからこそ罪なのだ。
その罪の身の痛み・悲しみだけが、わたしたちに真実のいのちを開いてくる。
その痛み・苦しみをひっさげて教えに聞いてゆく歩みが始まるからだ。

　　　　　　　池田勇諦

今日は、甥っ子が子供を連れて遊びに来てくれた。
で、甥っ子の子供、４歳と２歳にしっかり弄んで、違う、遊んでいただいた。

子供は苦手だ。

どう扱っていいのかがわからない。
ものを理屈で考えようなんて、頭も悪いのに考えだしてから特に苦手になった気がする。

20代から30代頭までは、もの考えないで、体力と筋力と持久力だけで生きていたので、幼稚園児くらいまでの子供と遊ぶのはわりと苦ではなかった。
ぶん回して、持ち上げて、一緒にギャーギャーやってただけだけど、子供が疲れる前に疲れることも、体力使い果たすこともなかったから、あんなことができたのだな。
ま、相手してるのも、自分の子ではないから、たまの一日、それも数時間だけだから、そんな余裕もあったんだろう。
神経もさほど使わないし。
仰向けにリフトアップして、一瞬、手を離して、そのまま下に少しだけ落として、胸元あたりで受け止める、てのが甥っ子たちには人気があった。
他の子にはやったことはない、さすがに😅

で、姪っ子が産まれた頃には、屁理屈付けの天邪鬼オヤジに成り果てていたので、姪っ子を抱くことすらなかったな。

その頃には、子供の考えに、感受性についていけなくなっていたのだな。

で、今日、甥の子供が、「レイザー光線だ！ビビビビビ⚡️」とやってきたので、昔取った杵柄、売れないドロップアウト役者のつまらん魂に火がつき、おもっきしレイザー光線にやられる演技をしまくり。
「いいか、こうやるのだぞ！よく見とけ！」
胸の内で呟きながら、その都度、少しずつ演技に修正も入れながら、結構、いい感じでできるようになってきた。
子供は、受けているうちはしつこいくらいに相手してくれるので、いい練習になったぜ！

でも、これ、使う場所ないよな。

だいたい、この歳で、恥ずかしげもなくこんなことやれる自分に驚いた。
若返りはしなかったけど、ま、まだ、理性も理屈も捨てて、羞恥心も捨てて、なんかやれるじゃん、て、気づけたよ。

で、ヘトヘト😅

罪とかではないけど、罪はもちろんのこと、皆、やってきたことはなくならないよね。
なんかしらの形で残ってんだなぁ。
ま、社会的に、経済的に、形としては、なんの役にも立たないかもしれないけど、「あ、なんかわかんねぇけど、あれやってて良かった気がする」て思える時が結構ある。

下手な野球。
本気でないけどプロレスラーになろうとはじめたトレーニング。
止めるタイミングがなくてひたすら意味なく惰性で続けてたトレーニング。
授業中、暇なので、机の下に隠し持ってひたすらしてた読書。
なんとなく好きだっただけの算数と中学までの数学。

ま、なんか、そんなもんも、いま、具体的に何に？と聞かれたらなんもないけど、やってて良かった。

ま、なんやかんや、そんな無駄の積み重ねが、このひねくれた、答えを出したがらない性格を作ってくれたのかな？なんて、最近ちらっと思ったりもする。
ちらっとだけね。

だから、思う。

罪の身と引き受けた時から、罪を改めるのではなく、その罪諸共に歩むことが開かれた道なのだということ、その道を歩みたいと。

ただ、罪の意識がまだまだ薄っぺらだし、引き受けることができるのかもわからないし、どうやらわたしはその道のスタートラインにも到達していないようだ。

当分の目標は、その道のスタートラインに立つことだな。

屁理屈と小賢しい知恵では立っちゃって、歩み出しちゃっているんだよね。
だから、本道にどうしても辿り着けないのかもしれないな。

ま、ともかく、オレでも、良かれ悪しかれ、理屈抜きに、羞恥心なしになれることはわかったし、も少し要ら浅知恵は使わないように修正していきたいもんだ。

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